※以下は『遊戯王ゴーラッシュ‼』の重要なネタバレが記されています!
「オーティス…いい名前だな」
概要
禁断の魔法カード『死者蘇生』の力とダークパワーを大量に含んだ『オショーユ』によって『オーティス』になった王道遊飛の姿。
ユウナがタイムマシーンを使ってどこかの歴史へ飛んだ後、残された「時の機械-タイム・マシーン」に宿るエネルギーを受けたことで「SEVENS」のオーティスに極めて近い姿になっている。
ただし、その人格は遊飛をベースに「オーティス」として定義づけされた後付けのものであり、ゆえに彼の中にはアイデンティティが存在しない。
一方で存在形態としてはダークメンに極めて近く、この状態の遊飛を倒すことが出来れば残るベルギャー人は全て復活すると推測されている。
動向
ユウナの後を追うようにタイムマシンに乗り込もうとするが、激怒したユウディアスが立ちはだかる。
怒れるユウディアスを連れて、暴走した時間移動マシンに突入、ラッシュデュエルを展開するが、その真意は自分が本当にオーティスなのか否かを確かめる自己証明であった。
王道兄妹が一度迷い込んだ「SEVENS」の世界には、宇宙人は多くいたもののベルギャー星人はいなかった。
遊歩は「単に出会わなかっただけ」という可能性も踏まえつつ、あの時代にはベルギャー星人が残っていない……つまり、ベルギャー人復活をかけたこのラッシュデュエルはユウディアスの敗北、あるいは水入りで決着がつかない、いずれにせよ遊飛オーティスが負けることはないという事実を意味している、と考えられた。
黒きオーティスは自らが「『SEVNES』の時代に存在したオーティス」なのか、「オーティスに似せた別の何か」なのかを確かめるべく、このラッシュデュエルに臨んだのである。
もしも負ければ全ては空騒ぎ、自分の存在には何の意味もなかったことになる。なればこそ、例え未来を変えることになろうとも負けられないと。
だが対戦相手のユウディアスは、全てに意識を向けずただ「目の前の敵」の撃破にのみ取り付かれ、新たなエース「ギャラクティカ・オブリビオン・アーク」で猛攻をかける。
ユウディアスの変調に気づいた黒きオーティスは、挑発するように移動速度を上げ、ユウディアスもこれを猛追。それにより、黒きオーティスの持つダークパワーが加速器内で零れ落ち、数々の未来やこれまでの過去が断片的なビジョンとして投影され始め……。
使用デッキ
ユウナが残していった「セブンスロード」デッキをそのまま使用。
切り札はセブンスロード・マジシャンとロードスターの剣士をコンタクトフュージョンした新たなモンスター「ロードスター・グラディマギア」と、ユウナが密かに生み出した罠カード「時の機械ータイム・マシーン」。
関連タグ
ダークマイスター(王道遊歩)…遊我のいる歴史へ今を繋げるためにオーティスになろうとしていたが、遊飛が成り代わってしまった。