プロフィール
人物
遊飛の双子の妹で、迷惑な宇宙人を駆除する有限会社・「UTS」の社長。
自分の会社を大きくする為に、宇宙人に対する遊飛の情熱を上手く利用している。
男勝りな一面があり、宇宙人相手でも交渉へと上手く誘導したりと強かな性格。
一方で、小学生ながら会社の経営をしているだけあって頭の回転は非常に早く、ユウディアス曰く「常に相手の手の内を予測し、対応し相手を知る」、「手の内が読めない相手に対しても、動じる事無く、相手の動きに即座に対応しつつ」を実践しており、作中の事件の打開策の大半は遊歩が導き出している。この機転の早さをユウディアスは「カードこそ使っていないが、ラッシュデュエルをしている」と評している。
口調は「〜だヨ」、「〜だよネ」。
普段から冷静沈着な振る舞いをしているが子供扱いされる事を嫌っており、チュパ太郎に「おこちゃま」呼ばわりされた時は(静かに)キレた。
田崎さんが「お嬢様」と呼んだ直後に「社長」と言い直しているのもその為と思われる。
頭は良いが、絵心は無くだいぶ苦手な模様。
もう一つ欠点があり、キャンペーンに目が無い。気に入った収集系のキャンペーンがあると遊飛や社員達さえ巻き込んでコンプリートしようとする困ったちゃんになってしまう。キャンペーンに掛ける情熱は半ば暴走気味で、この時は普段の聡明さもどこかへ行ってしまう程。
また良くも悪くもお人好しであり、作中の騒動における全ての元凶の内情を知った際、他の人物が彼の所業と身勝手さに憤る中でも一人その境遇に同情している。
ユウディアスが帰還するまでに2年が経ち中学生となる。
中学生となってリボンを二つ付け、セーラー服を着ている。
使用デッキ
ドラゴン族を主軸としたハイテクドラゴンデッキ。
自分のライフを削ってでも勝利への最適解を導き出し、最短ルートで突き進む。
エースモンスターは攻撃力1500以下の相手モンスターを全て破壊しパワーアップする碧牙の爆速竜(ブルー・トゥース・バーストドラゴン)
名称もそうだが、攻撃時の掛け声が「滅びのバーストストリーミング」と青眼の白龍を意識したカードになっている。
もう一枚のエースモンスターは自分の墓地からドラゴン族を最大7体まで選び、選んだ枚数×100のダイレクトダメージ&+100の攻撃力アップ効果を持つ真紅動の撃速竜(レッドブート・ブーストドラゴン)
こちらは真紅眼の黒竜を意識したカード。ただし攻撃時の掛け声は「ダーク・ギガ・フレア」とレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンを意識したものになっている。
第42話で遊歩が使っているデッキは元々遊飛が使用していたデッキと判明。
遊飛が持っている「ジョインテック」デッキが元々遊歩のデッキである。
遊戯王ヒロインとしては1年目の時点でかなりの数のデュエルをしており、勝率も実際に最後まで行ったデュエルは第58話終了時点で6勝2敗(その内1敗は実質霧島ロヴィアンにとって有利な2対1の変則デュエル)、ソレ以外でも勝利の描写が多くトップクラス。
55話では、新たな切り札としてブルートゥースのフュージョンモンスターであるブルートゥースエンハンスドバーストドラゴンを使っている。
余談
- 苗字が前作の主人公の遊我と一緒であるが、関係性は現時点で不明。しかし、第38と39話にて、遊我が未来から来た人物である事が明かされた為、遊歩と遊飛は遊我の先祖である可能性が浮上した。
- 名前に「遊」が入る女性キャラは歴代初である。「ユウ」が入る女性キャラクターは前作でいたが、明確に漢字が入るのは歴代初である。
- 遊飛の前髪が宇宙人のセンサーになっているのを知っていて利用している他、エギル・ベルギャーの影響で遊飛の意識がヴォイドヴェルグ・レクイエムに取り込まれた際にはテレパシーの様なもので通じ合うなど、遊飛ほどではないがただの人間ではない不穏な空気を漂わせている。
- 遊戯王ヒロインでは初の妹ヒロインにして、メガネヒロイン。因みに眼鏡のレンズには分析機能が組み込まれているような描写がある。
- また、ヒロインがエースでドラゴンを使う事はあったがあくまでエースのみがドラゴンでデッキ構築自体は違う種族である事が多かったが、デッキ構築自体もドラゴンで統一されているケースは初である。
- 更に、使用しているドラゴンのデザインも王道系であるのも珍しい
関連タグ
王道遊飛:双子の兄で行動担当。
ユウディアス・ベルギャー:ラッシュデュエルを学びながら仕事の手伝いをしてくれる研修生。
安立マニャ:5年前からの幼馴染で現在は夢の人気子役になっている。
海馬瀬人:社長兼デュエリストの代表例。オマージュ元ともなっている。
西園寺ネイル:冷静沈着なメガネキャラ繋がり。メガネの反射や曇りで感情の変化を表現している所も一緒。
龍可:しっかりものの双子の妹繋がり。
※以下は遊戯王ゴーラッシュ‼ゴーラッシュ2年目終盤及び第114話以降の重大なネタバレが記されています。
ゴーラッシュ2年目の終盤である100話にて、ユウディアス達は消滅したベルギャー人達を復活させる為に、クァイドゥールが遺した死者蘇生のカードを作り出し、使用する直前であった。そこに例の件を知るアイツこと王道遊我が現われ、ラッシュデュエルと子供達の未来を思うあまり(一応カイゾーもいるが)たった一人で一ユウディアス達と敵対。遊飛とデュエルする事態となってしまう。
101話では遊飛とのデュエルは一悶着あって中断となった…が、なんと今度は遊歩が遊飛の前に立ちはだかる。
この時点で既に遊飛と遊歩が遊我の先祖であることは判明していたが、遊飛がデュエル中に死者蘇生を使い、時代を越えて血縁が出会った影響か、謎の共鳴により遊飛と遊歩は死者蘇生の危険性を察知していた。
遊飛はそれでもベルギャー人の為に死者蘇生を使おうとするが、遊歩は逆に「先祖」として遊我の思いを遂げる為に、遊我の目的とデッキを引き継いで自身がオーティスになることを宣言。それを象徴するかのようにセブンスロードの一体たるセブンスロード・ウィッチを召喚しはぐれ使い魔とフュージョンさせ、新たなフュージョンモンスター「セブンスロード・チャームウィッチ」を召喚する。
その後は遊飛が負傷してユウディアスにバトンタッチしてデュエルは続行され、ユウディアスVS遊歩の形になる。
デュエルの結果はユウディアスの勝利となるもの、デュエルの最中に精神空間にてクァイドゥールから「死者蘇生ではベルギャー人は復活できない」と知らされたユウディアスは、「この戦いに勝者はいない」と評した。
決着後は、「遊我を未来に送り返す」という形でこの騒動は一旦落ち着くこととなる。
…しかし、今度は遊我を送り返した直後から遊歩が行方不明となってしまう。ユウディアス・遊飛・ダマムー・エポックの4人は再び宇宙に飛び出し、謎の存在ダークメンと戦いながら遊歩を探す旅に出る……という形で物語は3年目に突入する。
そして3年目の114話、遊歩は予想外の形で一行の姿に現れ、ダークメンの正体も明かされることとなった。