概要
第3クールの敵勢力「ダークマター帝国」を構成する謎の存在『ダークメン』たちのリーダーにして創造主。同じくダークメンと思しきピンク色のリボンを身に付けたネコ型の生命体・クヤムヤを連れている。
正体や目的は謎が多く、ダークメンですらその真意を計れてはいない。
ブリュエア曰く「本当のママ」であり、仮面をつけた女性の姿をしているが……?
行動
当初はバリベルギャーで宇宙を旅するユウディアス達のゆく先々にダークメンを送り込み、ラッシュデュエルを仕掛けさせていた。
ニャカヨシ星を一行が発った後、バリベルギャーにフカムラを潜り込ませ、食料として転送されてきていた大量のカレーパンと、ユウディアスが保管していたズウィージョウのデッキとデュエルディスクを回収するよう命じる。
フカムラはラッシュデュエルに敗れカレーパンの確保は失敗したものの、デッキとディスクの回収は遂行しており、ダークマター帝国で復活していたズウィージョウを連行させるとこれを返却しラッシュデュエルを挑む。
復活の謎をダークマイスターが知っていると見て速攻をかけ、フュージョン召喚を封じにかかるズウィージョウに対し、ダークマイスターは素材をデッキに戻すことで魔法カードを介さず行う『コンタクトフュージョン』で切り返し、切り札たるダークマター・エンペラー・ドラゴンを呼び出しこれを下した。
その後、何かを悟り配下に加わったズウィージョウを差し向け、ユウディアスを破りカレーパンを回収しようとしたが、目当ての何かは発見できず空振り。
程なくしてCPTの反乱によりダークマター帝国にユウディアス一行が漂着し……。
使用デッキ
ダークメン達と同じく『ダークマター』デッキだが、主に『ダークマター・ドラゴン』のようなドラゴン型闇属性ギャラクシー族を扱う。
切り札は新たなフュージョン召喚『コンタクトフュージョン』を扱って呼び出すフュージョンモンスター『ダークマター・エンペラー・ドラゴン』。
また、ダークメン達のデッキの中核で『ダークマター・エニグマータ』の素材となる『ダークマター・ミスト』を唯一所持している(ダークメンたちは『ダークマター・ミスト』扱いになる効果モンスターで代用)。
関連タグ
遊城十代…ラッシュデュエルではなく、通常のOCGで『HERO』を扱い、コンタクト融合も扱う主人公。
※以下は遊戯王ゴーラッシュ‼第114話の重大なネタバレが記されています。
遊飛「そうだったのかよ、やっぱり……何でだ!? 何でだよ!?」
その正体は、行方不明になっていた王道遊歩である。
遊我を未来へと送り返した際、遊歩はダークマター空間へ漂着してしまった。
果てない極限生活の中で発見したのは、遊我が直前まで乗っていたザイダベルギャーだった。
残されていた大量のカレーパンとインスタントうどんでどうにか食い繋いだ遊歩だが、別の食べ物を求めてザイダベルギャーの動力部にあった「マジェグチョン」(ベルギャー軍の宇宙船に搭載されている合成装置)を使ったところ、偶然ザイダベルギャーCPUと猫型の生命体「クヤムヤ」を創り出してしまった。
ダークマター空間での孤独な生活の中で「何か」に気づき、「何かを救うために何かが犠牲になる」という結論へ行きつく。
未来の子ども達と子孫の遊我のために、「王道遊歩」という存在を捨て、完全な「オーティス」になることを決意。
記憶を操作することができる「死者蘇生」のカードを手に入れ自らの記憶を封印するため、ダークマイスターを名乗りダークメンを率いていた。
夢の達成の果てに…
オーティスになるためにユウディアスと戦う遊歩。デュエル中、エクスチェンジによって死者蘇生を奪われ、一気にトドメを刺されそうになるも、半ば強引に交代した遊飛が死者蘇生を発動し、ユウディアスを倒すことで彼が代わりにオーティスとなってしまった。
望まむ形で目的の一部を達成した遊歩はズウィージョウに『オーティスになった遊飛』を守って欲しいと懇願する。しかし協力関係だったユウナが最初から自身の計画のために遊歩を利用していたことが判明。
オーティスとともに遊我の未来へ行くため、ユウディアスの中にいるクァイドゥールを分離させ、クァイドゥールとクヤムヤ、『時の機械ータイムマシーン』を使って未来へ行こうと企むユウナに遊歩は彼女を止めるため、ラッシュデュエルを挑むが、結果として距離を置きながらも大切に思っていたダークメン達を失ってしまう。
関連タグ
全ての元凶…ダークマター帝国やオーティスに関する騒動や犠牲は全て彼女によって引き起こされたものであり、そのことをユウナに指摘されている。