概要
「セブンスロード・シリーズ」の1体で、セブンスロード・マジシャンのサポートカード。
効果発動名は「マジカルセブンスコール」。
攻撃技名は「セブンスパニッシュ」。
カードテキスト
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】手札のモンスター(レベル7以上闇属性魔法使い族)1体を自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
この効果で「セブンスロード・マジシャン」を特殊召喚した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで400ポイントアップする。
解説
ヤメルーラ等が封じて来たとしても、エースモンスターを問題なく出せる強みがある。
効果でセブンスロード・マジシャンを特殊召喚させれば攻撃力が上がる為、召喚要員としてだけでなく追撃にも活用出来る。
アニメでの活躍
遊戯王SEVENS
セブンス4話の「遊我VSガクト」で初登場。アニメが始まる前からビジュアルが公開されており、前期OPにも描かれていた為、登場は早い。
上記の「解説」と全く同じ状況(遊我の手札にセブンスロード・マジシャンがいるがガクトのヤメルーラの効果でアドバンス召喚できない)でアドバンス召喚され、自身の効果によりマジシャンを特殊召喚し、マジシャンの攻撃でヤメルーラを撃破した。また、セブンス劇中で初めて特殊召喚を行ったカードである為、その解説も行われている。
その後も数々のデュエルで登場しており、遊我を象徴するモンスターの一体となっている。なお、マジシャン共々デュエル序盤に召喚されては直ぐに除去される噛ませ犬になることも少なくないが、(アニメ放送当時は派生形態が少なく素材として使われる事の少なかったスタダ除く)歴代エースにはよくあることなので、今に始まった話でもない。
なお、召喚口上により彼女と同じく「魔法使いの弟子」であることが明かされている。
遊我以外にはセブンスロードの生みの親であるオーティスも勿論使用しており、彼の使用するセブンスロードは全て特別イラストVer.となっている。
遊戯王ゴーラッシュ‼
謎の人物であるアイツのデッキにある事が確認されている。なお、この際の彼のデュエルはゴーハ・ユウナからセブンスロードデッキをそのまま引き継いでのデュエルだったが、そもそもユウナが持っていたセブンスロードは全てアイツから借りた物で本来のデッキは別にある為、出戻った形になる。
初めて召喚されたのは割と遅めのゴーラッシュ2年目終盤。アイツこと……からデッキを引き継いだある人物(ネタバレ注意!)が使用し、その派生形態である下記のフュージョンモンスターもフュージョン召喚している。
派生系
遊我が使用。マジシャンとフュージョンしたフュージョンモンスター。詳細はそちらを参照。
特別イラストVer.
遊我との最終決戦でオーティスが使った特別バージョン。彼がその時に闇属性デッキを用いていた為か彼の使う「セブンスロード・シリーズ」の例に漏れず、通常の赤い炎から打って変わって闇堕ちしたかのような青または紫と言えるような炎を纏っており、蠱惑的な表情を浮かべている。
また、舌を出したウルトラパラレルレアVer.も存在する。
なお、ラッシュデュエルの象徴的なモンスターの一体である為か、他にも背景などが微妙に違う「絵柄違い」が複数存在。新規イラストが描き下されイラストが枠からはみ出しているレアカード「オーバーラッシュレア(OR)」もある。
ゴーラッシュにて登場。
はぐれ使い魔とフュージョンしたフュージョンモンスター。その為か猫耳を付けている。
ちなみに、使用者は上記の通り遊我ではない。(ネタバレ注意!)召喚した経緯故なのか、こちらも上記の特別バージョンのような紫の炎を纏っている。
チャームウィッチと同じくゴーラッシュで登場。
ウィッチがフュージョンモンスターと更にフュージョンした姿で、ゴーラッシュ劇中ではウィッチとチャームウィッチをフュージョンして召喚された。見た目は成長したウィッチ及びチャームウィッチという感じである。
こちらの使用者も上記の人物と同じ。
なお、このカードにも通常のウィッチと同じくORが存在しており、更には上記の闇堕ち版を意識したと思われる青い炎&舌出しVer.のORも存在する。
余談
Pixivではその金髪・サイドテール・エルフ耳・腋見せ・へそ出しと言ったあざといビジュアル故か、外見が判明した時点から驚異的速さで作品が投稿されていた。そっち系のイラストも少なくない為、検索する際は注意すべし。
言うまでもなく歴代主人公が使う闇属性魔法少女の系譜であり、金髪である点と種族とレベルが同じかつ効果により攻撃力2000となる点から、特にBMGを意識していると思われる。
なお、遊我は歴代主人公では珍しくこのカード以外にも様々な女の子カードを使用する傾向があり、魔法使い族では「スパークハーツ・ガール」、「ビースト・サモナー」、「ささやきの妖精」、「ことのはの妖精」等の他、アンデット族かつ現実では制限カードになった「ネクメイド・ナナ」も使っている。
この頃の年代の男子はこの手のカードを使うとからかわれることもありがちなのだが、遊我が小学生とは思えないぐらい達観した性格である為使えているのか、或いは(元々この手のカードが多いことから)ラッシュデュエルもしくは遊戯王全体通しての方針なのか、はたまたただのまぐれなのか………定かではない。
関連タグ
ゴーハ・ユウナ ???(ゴーラッシュ2年目終盤のネタバレ注意)