CV: | 高尾奏音 |
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「あなたたち、私のロヴィアンに何かご用ですの?」
概要
地下の宇宙人居住区で迷子になっているとされていた女の子。
金色の髪に緑色の瞳、ピンクのカチューシャとロングスカーフがトレードマーク。
初登場時は何故かマントを纏っていた。
自称つけ麺研究家の大森麺ジャブ郎やフリージャーナリストの真実ネツゾーなど、彼女と何らかの形で会った人物が謎の失踪を遂げており、霧島ロンドンから依頼を受けたUTSが行方を追っていた。
人物
「ご」の字が入った六角形マークをロゴとする『ゴーハ堂』の社長にして、ゴーラッシュ!!の世界におけるラッシュデュエルの開発者。
「ゴーラッシュ!!」という掛け声や展開時にGマークが浮かび上がるデュエルディスクもゴーハ堂が作ったものと思われる。
高慢なお嬢様であり、自身に不利益を齎す相手に対して理不尽な要求を突きつけたり、暴力・監禁など容赦のない攻撃を仕掛けてくる。
行方不明という情報も、そもそも本人がロヴィアン盗賊団の一員であるから発見できなかったのが真相。
ロヴィアン盗賊団のリーダーである霧島ロヴィアンの声に半ば狂信に近い具合に惚れ込んでおり、パーロン城を滞在しているが、本来の理由は自分の意思かつロヴィアンのデュエルの自由を求める心を知ったためである。
本編での活躍
初登場は姿を隠してユウディアス一行と対峙。
ユウディアスのデュエルディスクを見て態度を一変し、さらにユウディアスたちの勘違いも重なって激高して自ら正体を明かす。
ユウディアスを倒し、彼からデュエルディスクを奪ってパーロン城へ戻ると、今度は宇宙埋蔵金を手に入れるために地上へ出て、その重要な鍵を握るUTSの買収に乗り出す。しかし、ロヴィアンとユウディアスのデュエル中にロンドンとネツゾーに裏切られ、さらにロヴィアンの敗北によりUTSの買収は失敗に終わる。
ロヴィアンとユウディアスのデュエルのしばらく後に、アイツに頼まれてユウディアスにデュエルディスクを返し、ここからユウディアスたちに協力的な姿勢を見せる。
ザ☆ルーグとの戦いでは、先発して出たロヴィアンが目前で氷漬けにされたことを受け、対策としてこれまでにない新しいカードをアイツに作らせるが、敵側に奪われる事態となり、六葉アサカに直談判してムツバ重機の設備を借りて自力で製造するという、いままでのわがままお嬢様っぷりからは考えられない姿を見せる。
その努力のおかげで、この時代にはまだ存在しない新魔法カード『フュージョン』を完成させた。
ザ☆ルーグとはユウディアスとのタッグ戦を挑むが、普段やっていない勤労のせいで力を使い果たしており、自分のターンが回る前に力尽きる。
その思いを汲んで現れたアイツがデュエルを引き継ぎ、ザ☆ルーグを撃破した。
ズウィージョウとユウディアスの戦艦ラッシュデュエルから2年が経過し、中学生となった。
だがある日、竜宮フェイザーと竜宮トレモロ兄弟率いるMIKによって会社を奪われ、宇宙人関係者として宇宙人居住区へ押し込められていた。
ユウディアスの帰還後、入手した六葉タワーの監視カメラの記録を見て、フェイザーに敗れカードに変えられたアイツを救うため、アサカたちの制止を振り切り、ゴーハ堂を占拠していたマナブとデュエルする。しかし奮闘むなしくマナブに敗北し、自身もカードに変えられてしまう。
その後、ユウディアスがフェイザーを倒したことでカード化された仲間とともに姿を取り戻した。
アタクシのロード
ギャラクシーカップの主催者の一人として大会に参戦し、主人であるロヴィアンに遭遇。
ある決意を秘めて臨んだロヴィアンとのデュエル中に、いつの間にかデッキに紛れていた『ダークネス・パパラッチ』によって操られ、セレブローズ・ゴシップ・マジシャンを呼び出す。
装備魔法を装備させ、戦闘・効果耐性をつけ、ロヴィアンのモンスターをなぎ払う。
何者かによって自分達のデュエルを邪魔されたロヴィアンは怒り、瞬苛闘奏のバンディーヴァをフュージョン召喚し戦闘破壊耐性をつけるが、罠カードの効果ですぐさま蘇生され、絶望する。
そんななか、遊飛とズウィージョウたちによって異変の原因である遺跡が破壊され、洗脳されていたユウナは正気に戻る。
何故かデュエルが進んでいることに疑問を抱きつつも、ユウナはこのデュエルで勝利してロヴィアン盗賊団を抜けることを告げ、妨害もあったがついにロヴィアンとの真剣勝負に勝利した。
クァイドゥール時空
クァイドゥールによるカルティオス計画の成就とともにクァイドゥール時空に取り込まれてしまう。
クァイドゥール時空では、なんと遊我と結婚し、赤ちゃんたちと幸せに暮らしていた。
その様子を窺っていたユウディアスたちも赤ちゃんに変えられてしまい、ユウディアスは遊戯王主人公にあるまじき醜態を晒す羽目に・・・。
最終的に遊飛とのデュエルでの敗北後、偽りの世界の崩壊とともに正気を取り戻すが、遊我との偽りの結婚生活は意外と楽しんでいた様子であった。
ベルギャー人の消滅、そして
クァイドゥールの消滅後、ベルギャー人が次々と消滅する中、行方不明の遊我を捜索していた。彼にこれまで胸に秘めていた自分の気持ちを伝えようとするが、遊我はMIKの捕獲装置で捕まり、ベルギャー人消滅問題を優先するマナブの意向を無視して、遊我の解放を賭けてデュエルを仕掛ける。以前のデュエルでのリベンジを果たすと、直後に遊我を取り逃がすが、監視カメラの映像に映った遊我の鬼気迫る姿に戦慄してしまう。
それから、ベルギャー人復活のキーカードである『死者蘇生』を巡り、遊我がユウディアスたちとデュエルする様子を見届け、デュエル後、遊我が元の時代へ帰されると同時にユウナの初恋が終わる。
その後、子役人気が微妙になった安立マニャを雇うなど会社経営に専念している。
宇宙へ旅立つユウディアスたちの見送りに駆けつけ、この時は普段と変わらない様子であったが、遊我と別れたショックが大きかったのか、ゴーハ堂で遊我が使っていた部屋で座り込む姿という不穏なシーンとともに2年目が終わる。
使用デッキ
前作主人公王道遊我が使っていたセブンスロード・マジシャンが切り札の魔法使い族デッキ。デッキの中身も本編で見えた限りではあるが遊我が使ってた物と酷似している。オマケに召喚口上も女性言葉である事を除けば全く同じ。
最大の特徴はゴーラッシュの世界では認知されていなかった装備魔法を使ったコンボであり、強力な一撃で相手を粉砕する。
第54話で上記のデッキは遊我から借りたデッキで、本来は光属性・魔法使い族を主軸としたデッキと判明。
余談
自分会議では「ゴーハ兄弟」を思わせる人格に分裂していた。リアル六等分の花嫁。
因みに彼女に関わった者の一人である大森麺ジャブ郎は第23話に登場する。
関連タグ
ゴーハ兄弟…前作の「ゴーハ」の苗字を持つ兄弟。
ゴーハ・ユウカ…ゴーハ6兄弟唯一の女社長。
王道遊我…遊戯王SEVENSの世界におけるラッシュデュエルの開発者。
第121話にてなんと、ダークマター帝国と手を組んだことがフェイザーの口から語られる。
ダークマター帝国から提供された技術でゴーハ堂は数々の企業の買収・合併を経て、六葉町内での全業種のシェアを拡大させていた。
すでにムツバ重機の社員の大半を買収し、六葉町を支配する勢いで急成長を続けている。
彼女の狙いは不明であるが、おそらくダークマイスターこと王道遊歩の『歴史を遊我のいる未来に修正する』目的に賛同し、ドローン開発、さらにMIKを吸収合併をしている。
遊我のいた未来では、ゴーハ堂はゴーハ・コーポレーションとして繁栄する一方、ムツバ重機はゴーハに吸収されて六葉自転車として存続している。
確かにこのままゴーハがムツバにとって代わり、町を支配する大企業にならなければ遊我のいる未来へ繋がらないともいえるが、その真の目的はユウナ自身が遊我のいる「SEVENS」の時代へ行くこと。
上記の未来修正も内心では確かめようのない無意味な行為だと思っており、遊歩のことも悲劇に酔っているだけの加害者と見下していた。
時間移動の手段として、クァイドゥールによる王道トリオの時間転移をヒントに「時の機械-タイム・マシーン-」のカードを製作していたが、これはオーティスに扮する遊飛が勝手に使ってしまい、その結果エポックが時空の彼方に吹き飛ばされるアクシデントが発生している。
この一件でもはや後戻りは出来ないと開き直った彼女はユウディアスの中に眠るクァイドゥールを分離させ、クヤムヤと衝突させて時間移動に関する知識を情報として抽出しようとしていた。
アイツへの扉
それを止めようとダークマイスターである遊歩にラッシュデュエルを挑まれる。
遊歩はなんとか罠カードのタイム・マシーンの使用を防ごうとするも、ユウナは破壊耐性効果の装備魔法を破壊し、タイム・マシーンを使用。同時にタイムマシーンが起動してしまう。
ダークメン達の活躍により、材料にされかけたクァイドゥールとクヤムヤは犠牲にならずに済んだがダークパワーによってタイムマシーンが暴走。
ダークメン達の犠牲によってタイムマシーンの扉を閉めることが出来たが…
「だって、まだアイツに伝えられていませんもの」
そう言ってユウナはタイム・マシーンのカードを扉にかざし、何処に繋がるかもわからない空間へと自ら飛び込んでいった。