太郎(ダンダダン)
だんだだんのたろう
漫画『ダンダダン』に登場する走る人体模型。
「そこどかんかあああい!!誰もオレを止められねええええ!!」
CV:杉田智和
概要
モモとオカルンが通う高校の化学科室にある男型の人体模型の名前。
学校の七不思議の一つとして知られており、走ると足が早い(どれくらい早いかと言うと、つねに超スピードを出せるターボババア状態のオカルンと同等)。また、全身を分解・再合体することができ、器用に追手から逃げることができる。
…だが言ってしまえばそれだけであり、直接的な戦闘力や人間に対する敵意などは皆無である。
なお、アニメ版では怪異が現れる際は空間を支配するかのようにその怪異のイメージカラーに周りが変化するが、1期時点で彼のみイメージカラーがない。
古い女型の人体模型の「花」(CV:平野文)とは年代を超えてお互いを愛する仲。
廃棄処分されていた花と再会するために、「諦めない」と叫びながら街中を駆け抜けて彼女に愛を叫ぶ勇姿は、モモの初恋の人であるジジにコンプレックスを抱いていたオカルンを勇気付けることになる。
その後、温泉街での邪視との戦いにてシャコ、チキチータ、星子らと共に援軍としてまさかの再登場。臓器以外の各パーツ一つ一つに御札が貼られており、邪視を閉じ込めることに成功した。
そして綾瀬家で振る舞われたおでんを食べようとしたところ邪視がジジに戻る事態が発生。以後しばらくはジジに体を貸す事になる。
後に御札の効力がなくなった事でジジから解放される(長時間体を貸していたためかなりしんどかった模様)。