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「そこどかんかあああい!!誰もオレを止められねええええ!!」

「テメエ!このオレを止めようって言う魂胆だろうが、オレは止まらねえ!!」

概要編集

CV:杉田智和


モモオカルンが通う高校の化学科室にある男型の人体模型の名前。

学校の七不思議の一つとして知られており、ある日突然動き出して学校を抜け出すようになる。


古い女型の人体模型の「」(CV:平野文)とは年代を超えてお互いを愛する仲。

太郎は廃棄処分されていた花と再会、救い出すために動き出したのであった。「諦めない」と叫びながら街中を駆け抜けて彼女に愛を叫ぶ勇姿は、モモの初恋の人であるジジにコンプレックスを抱いていたオカルンを勇気付けることになる。


能力編集

走ると足が速い(どれくらい速いかと言うと、つねに超スピードを出せるターボババア状態のオカルンと同等)。また、モモの強力な念動力に掴まれてもお構いなしに走り続ける異常じみたタフネスさを持つ。さらに内臓を含めた全身のパーツを分解・再合体することもでき、器用に追手から逃げることができる。

…だが言ってしまえばそれだけであり、直接的な戦闘力や人間に対する敵意などは皆無である。


なお、アニメ版では怪異が現れる際は空間を支配するかのように周りがその怪異のイメージカラーに変化するが、1期時点では彼と花のみイメージカラーがない。


本編での動向編集

学校から廃棄処分された恋仲の花を救出すべく、全速力で駆け出す中でモモらとバッタリ遭遇。しかしそれに構う余裕はなくモモ達を飛び越えてゴミ処理場へ向かうも股間に付けていた金色の玉を目撃された事でモモの超能力で掴まれる。が、それすら意に介さず一直線に爆走。それを追う変身したオカルンと激しいチェイスを繰り広げる。

途中動きを拘束されかけるも「諦めたくないんだあああ!!!」と叫び全身をバラバラにして超能力から逃れる。

だがその時モモにこっそり奪われた心臓のパーツを強く握られ、苦悶の叫び声を目印に居場所を特定され倒れていた所を発見、しかしそこは既に目的地のゴミ処理場。太郎はゴミの山をかき分け花を見つけ出し、夕陽をバックに彼女に愛の告白を伝えたのであった。


花「なぜ来たの?こんな危険を冒してまでなんで?」


「愛してるからに決まってるだろ!!オレは君と出会って、全てが変わったんだ!!灰色だったオレの世界が、君のおかげで色づいて見えるようになったんだ!!」


花「ダメよ!!私とあなたじゃ作られた年代が違いすぎる。住む世界が違うのよ。私の役目は終わったのよ、早く戻って!!あなたまで粗大ゴミにされるわ!!」


「かまわないさ。自分が好きになった女性(ひと)だ。何がなんでもはなさない!!一緒に逃げよう!!今ここで何もしなかったら、オレは一生後悔する!!」


傍から見ればシュールなことこの上ない光景ではあるが、その行動は人知れずオカルンを勇気づけることになる。


その後、花は綾瀬家で預かられることとなり、彼女に会う為に毎日深夜に学校から走って綾瀬家に向かうこととなるのであった。

なお、股間に付けていた金の玉はクリスマスツリーとかに付けられる飾りだった事が判明。

星子からは「イカれてんな」「動物の求愛行動みてーなもんか?」とツッコまれた。


オカルン達が温泉街で邪視と戦闘した際には、シャコチキチータ星子らと共に援軍としてまさかの再登場。臓器以外の各パーツ一つ一つに御札が貼られており、邪視を閉じ込めることに成功した。

そして綾瀬家で振る舞われたおでんを食べようとしたところ邪視がジジに戻る事態が発生。以後しばらくはジジに、御札の効力がなくなるまで体を貸す事になる(長時間体を貸していたためかなりしんどかった模様)。


元ネタ編集

漫画「スカタン野郎」の動く人体模型「定吉」が元ネタ。太郎編の話も定吉のエピソードから来ている。

(モモが太郎と出会った時「止まれ スカタン野郎!!」と叫んでいる。)


関連タグ編集

ダンダダン(漫画) ダンダダンの登場怪異一覧

人体模型 学校の七不思議


坂本太郎(SAKAMOTODAYS):名前&CV繋がり。

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