PIRACY IS NO PARTY!
It is a serious crime to pirate video games.
Please turn off the system and report this stolen softwere immedately.
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please visit
𝗁𝗍𝗍𝗉://𝖺𝗉.𝗇𝗂𝗇𝗍𝖾𝗇𝖽𝗈.𝖼𝗈𝗆
著作権法に違反した。セーブデータは消去されます。
システムを回転してください。
POWER OFF NOW
概要
ゲームの違法コピー(海賊版)を検出した場合に表示される警告メッセージ画面のこと。
各種ゲームでの画面
スーパーマリオ64
海賊版のソフトで遊ぶとラスボスのクッパを倒し、エンディングに入る直前にフリーズするというなんとも恐ろしい罠が仕掛けられている事が判明している。
スーパーマリオカート
キノコを取った直後に画面がフリーズし、画面上にマリオしかいなくなる。コースを走り続けると土管に衝突し、ジュゲムが「ゲームの違法コピーは重大な犯罪です。コースから出て行け!」と警告する。
放置するとコースが地獄のように真っ赤になり、ジュゲムと雲の表情も恐ろしげになる。それでも放置するとジュゲムに釣り上げられ、沼に落とされる。
次に出現する場所はだだっ広く何もない真っ赤な空間。走らせているとチョロプーらしきものに襲われる。
そしてまただだっ広く何もない空間に飛ばされる。背後から目を赤く光らせた何かが襲いかかり、キノコを使って逃走。上手く逃げられたかと思いきや、背後を見ると、先ほどまで走っていた全キャラクターが…。
全キャラクターは目を赤く光らせ、「ゲームの違法コピーは重大な犯罪です」の警告文の後、マリオに襲いかかり、映像は終了する。
マリオカートWii
違法コピーを検知するとすぐにレースが中断される。その後、「おめでとうございます!」というメッセージとともに新しいキャラクターやカップ、カートで遊べるようになった旨のメッセージが出る。
しかしその画像は目が真っ黒になっていたり、首が飛んでいるなど、不気味なものとなっている。
そしてキャラセレクトやコースセレクトはいつも通りだが、BGMがなくなっている。
そしてレースがスタートするが、操作するキャラクターが真っ暗な謎の空間にいたり、牢屋の檻のようなところに閉じ込められている。
案の定、走ってすぐにエラー音が鳴り、警告メッセージ・専用BGMと共に、バイクから落ちてしょんぼりしているキャラクターが映し出される。
マリオパーティDS
このソフトは不正コピーを検知した際、エラーの後すぐ「PIRACY IS NO PARTY!(海賊行為はお呼びじゃない)」「POWER OFF NOW(今すぐ電源を切れ!)」というメッセージを含む画面が表示される。
それだけでなく、何故かマリオ達が捕まっている画像とこの警告専用の不気味なBGMまで用意されている。
そのほかにも、
- アイテムショップのチョロプーに襲われる
- ラスト5ターンイベントでクッパに「犯罪者は出て行け!」と言われ、ドッスンに潰される
- 自分以外のキャラクターが一人ずつ消えていき最後は自分が消される
- ヘイホーに飴を食べさせていたと思ったら自分が食われる
- コンドゥ&トーレのパチモノみたいな奴に反省文を書かされる
そして例のエラー画面に飛ばされるという仕様が存在しているのだ。
スーパーマリオオデッセイ
タイプ1
冒頭はオープニングと同じ映像が流れるが、背景が星空になっていたり、クッパがマリオを「犯罪者」と呼ぶといった違いがある。
さらに、マリオが飛ばされたのは「帽子の国」ではなく「犯罪者の国」となっているという違いもある。
そしてキャッピーはマリオに「不正なソフトを使わないで。任天堂に報告して」と訴える。
もしそれを無視するとクッパが再びやってきてバトルが始まる(そのBGMは『スーパーペーパーマリオ』のスーパーディメーン戦)が、辺りが溶岩に覆われ、必然的にゲームオーバーになってしまう。
そして、「There's nothing you can do...(もう何もできない)」と出てくる。
タイプ2
ゲームをスタートしても、全然ステージに移行しない。
しばらくすると、あの最初に落ちてきたニンゲンの如く包丁を持ってうすら笑いを浮かべたマリオがこちらを見ている画像とともに「YOU ARE A THIEF(お前は泥棒だ)」と出てくる。
しばらくするとマリオの顔が迫り、やがて暗転。ノイズ混じりの不気味な笑い声とともに同じようなピーチ姫の画像が写ったかと思うと、「ぶらぶらする時間はありません」というメッセージと共に血まみれのマリオが映し出される。
スーパーマリオサンシャイン
飛行機のテレビにドルピック島とその守り神シャインが映し出されたと思いきや暗転し、警告文が出てくる。
放置しているとカウントダウンが始まり、0になると大音量と共にワリオの恐ろしい顔が現れる。
Nintendogs
不正コピーを検出すると、「<犬の名前>は病気になった」というメッセージが出る。
このまま続行すると、「<犬の名前>は死んだ。正規ソフトでないと生きられない」というメッセージののち、自分の犬の墓が映される。
トモダチコレクション新生活
違法コピーを使用していると、プレイヤーの島が文字通り海賊に襲われ壊滅してしまう。
ニュース速報の後、島の施設がすべてなくなっており、BGMも少しスローテンポになる。
ポケットモンスター 赤
オーキド博士に呼び止められ、家に案内されるトレーナー。好きなポケモンを3匹のうち1匹選ぶ場面までは一緒だが、「ほれ、そこに3匹ポケモンがいるじゃろう! モンスターボールの中にポケモンが入れてあるんじゃ。わしがそれを、お前にやるつもりだと思っているんだろう?・・・違うな。」という明らかに違った反応に。
そこにジュンサーが入ってきて「博士の言う通りだったわ。レッドが自宅の地下室で縛られていたの。大丈夫、彼は無事よ」という報告がなされる。
オーキド博士は「思った通りじゃ。ワシらの中には偽者がいた。まさかそんな変装でワシとグリーンを騙せると思ったのか?なあ…メタモン」と気付き、そしてシオンタウンのBGMが流れ始める。つまり先ほどまで操作してきたトレーナーはメタモンの変身による偽者だったのである。
「人間の実態を盗むこと…これは非常に許しがたい犯罪じゃ」と壮絶な剣幕で激怒するオーキド博士は、「お前のようなひどいイタズラをするポケモンに対してすることはひとつだけだ」と言いながらメタモンを「監獄」と書かれたモンスターボールに閉じ込め、「お前は消えろ、永遠にな」と言ってモンスターボールを片付ける。最後に「あなたのポケモンの冒険は終わりです。あなたはポケモントレーナーではなく偽者です」という警告で締められる。
よく見返すと、タイトル画面・主人公の名前決定画面・フィールドでの移動グラフィックの全てで、トレーナーの目が「点」というメタモンのそれになっている。
そして、メタモンを不正コピーに喩え、同時に不正プレイヤーを主人公の偽者に喩えるという、作品の世界観を目一杯活用したハイセンスなメッセージである。
ポケットモンスター ピカチュウ
ピカチュウが悲しげに警告するらしい…
動画なし
真相
…というのは嘘で、実はゲームの海賊版対策の警告メッセージ画面をイメージして作られた創作ミームのことである。最初にこのミームを作ったのは、ジョーイ・パール氏で、2020年にYoutube上に投稿されたもの。
前述したエラー画面などはどのソフトでも実際には出てこない。
ましてや日本語版が一切存在しない、あったとしても怪しい(というよりガバガバな日本語)という点で気づいた方も多いだろう。
元々はマリオ64において「ワリオの首がウォーターランド入り口から出てくる」という映像から派生したミーム。
多くの動画投稿者が様々なゲームのAnti Piracy Screenを創作するようになったが、その過程で原典よりもホラー色が強められるようになり、一部では海外で都市伝説のように扱われるようになった。
ちなみに「マリオパーティDS」のマリオ達が捕まってる画像はストーリーモードで使われている物である。
真面目な概要
通常海賊版はハード側で検知するため、あのような演出はない。
ただし海賊版対策の警告画面を仕込んだゲーム自体は実在しており、『コピーガード』や『コピープロテクト』辺りの名称でよく知られている。
実在する対策で有名なのがSFCのスーパードンキーコング3などで、エラーを検出すると起動した時にメッセージが出てきてゲームが止まる。
ただ、これらは単純に端子の汚れによる接触不良などでも出てきてしまうので、違法コピーなんて言葉すら知らない子供がうっかり見てしまってトラウマになった、といった事例のほうが多いらしいが……
あるいは、ソフトによっては特定のバグ技から意図的にこの画面を誘発できる現象も確認されている(スーパードンキーコング2など)。
昔はハードにコピーガードが無かったので、このようにソフト側に検知機能と警告メッセージが用意されていたが、時代が進むにつれハード側でもコピーの検出が出来るようになり、こういった画面はソフト側ではなくBIOS側で表示されるようになった。
しかしDSの現役時代は海賊版の被害が特に拡大していた時期だったので、不正コピー対策も強化され、大体のソフトに搭載されるようになった……のだが、その方法は大体エラーを検知した時にフリーズさせるか、特定の箇所でループさせゲームが進行できなくするのが一般的なやり方で、個別にエラー画面を用意するとか、ましてやこんなホラー演出を入れたりするような事は行われなかった(そもそもそんなのに演出を設ける余裕は無かった…?)と思われる。
ちなみに不正コピーをDSiでプレイするとハードの検出で引っかかってエラー画面が表示される。ただしその内容は大変当たり前だが非常に味気ない。
古いゲームとなると、エンディング直前でフリーズしたり専用の特殊なイベントを発生させる類いの対策が存在していたので、その頃を意識したような"凝った"映像が作られる事が多い。
例を挙げると、『大戦略シリーズ』等。これは序盤はなんともないのだが、しばらくすると敵国が核ミサイルを量産、世界はまさに核の炎に包まれることになる。
また、特殊なパターンもあり、PC-9800専用ソフト『らんま1/2飛龍伝説』のコピーガードは「残念だったネ…」と女らんまのヌードCGが表示されてフリーズする。
通常プレイでは見られない為、一説ではご褒美だとかなんとか……
また、ソニーのプレイステーションでは1998年頃から通称「レッドハンドプロテクト」と呼ばれる新プロテクトを導入しており、こちらは海賊版が動くように改造された本体を検知すると初期は輪の中に手の入った赤いマークが表示され起動できないようになっていた。これは本体改造されていない初期型本体でも引っかかる為、何も知らない人が初期型で起動して驚いたとされる。初期のものは警告メッセージが無い為、改定版では駐禁マークに似たものに「強制終了しました。本体が改造されているおそれがあります。」と警告メッセージが表示される物になり具体的になっている。まだこの時代は本体更新といったシステムが無く、このプロテクトは初期型を購入してなおかつ正規プレイしていた人に新型への買い替えを余儀なくされる不利益なものとなってしまった。
マリオパーティ関連で使われているBGMはJoey Perleoniが創作したものであるが、このBGMを単品でアップロードした時からなぜか人気が急増。
(なお、人気が出すぎたため誤解されやすいが、一連の海賊版ミームの元凶はこちらではなく『スーパーマリオ64』関連の動画である)