ペルフェクティオ

ぺるふぇくてぃお

ペルフェクティオとは、スーパーロボット大戦Dに登場するキャラクターである

スーパーロボット大戦Dにおける謎の敵、ルイーナの王にしてグラキエース達メリオルエッセの創造主、それは太古の遺跡より現れた存在であった。

出現の発端は、主人公ジョシュア・ラドクリフの父親であるフェリオ・ラドクリフ教授が南極の地下に眠る巨大遺跡を発見、発掘を始めたことに由来する。

そして、遺跡に眠るシステムを起動させた際に、最奥にある扉「ファブラ・フォレース」が開かれ、異世界よりこの世界に姿を現す。その際に地球を一時的に消失させるという異常現象が起きるほどである。

自らを破滅の王と呼び、他者の怒り・悲しみ・恨みといった負の感情を糧に強大化するため、物語中盤から人造人間「メリオルメッセ」を創造し、ルイーナ遊撃軍を編成。南極地下遺跡より地球を恐怖と絶望で支配するために各国の都市を強襲、市民の虐殺など世界を混沌の渦に巻き込む。世界各地に兵器の生産ラインを確保してからは大規模な軍事活動に出始め、より一層活動を活発にしている。

出現当初、肉体を持たない精神体であったが、遺跡を起動させたラドクリフ教授の肉体へ憑依し乗っ取る。さらにペルフェクティオに憑依される人格は、憑依と同時に消し去られるため。ペルフェクティオを消滅させたとしても、元に戻ることはないという。

そして彼は世に絶望がある限り不死身の力を持っているが、一つだけ弱点がある。

それはこの世界への扉となっている「ファブラ・フォレース」が存在することである。

最終決戦では自ら機械体「ファートゥム」(下部参照)を操り戦いに臨む。激闘の末に一度撃破されるも、「ファブラ・フォレース」を通じて無傷で蘇り、仲間たちに圧倒的な存在感と絶望を与え、恐怖に怯えさせるも熱気バサラの歌を筆頭に、全員の希望をぶつけてこれを弾き返す、再び撃破するも全員疲労困憊にて止めを刺せず、三度の復活を許しかける。しかしトレーズ・クシュリナーダの命を捨てての自爆特攻により、復活は果たされず、その隙に立て直した仲間の一斉射撃で「ファブラ・フォレース」は崩壊、南極古代遺跡は地底深くに沈み、永遠に地球へ現れることはなくなった…。

「ペルフェクティオ」という名称は、ラテン語で「完全者」を意味する。

元ネタはクトゥルフ神話のアザトースだとおもわれる。

搭乗機体

ファートゥム

完璧親父byデン宅

画像のように異様な外見をしており、昆虫のような胴体に民族的仮面のようなものを両手につけた巨大機体といった感じである。

広範囲の射程に加え、MAP兵器も所持しているため火力は高い。HPも25万と多く、さらに底力lv9があるためかなりの頑丈さを持つうえに一度撃破しても再び無傷で蘇るのでより一層厄介である。さらにステージも長く、到達までにかなりの敵機体とメリオルエッセの全機体を撃破せねばならないので、序盤から精神ポイントを使いすぎると後々ファートゥムの処理に困ることになる。

余談

専用BGMであるDespairを「目ざましに設定したら金縛りに遭った」なる噂がある

真偽・詳細は不明なものの妙な説得力がある噂ではある

さらに第二次OGではなんとあの「Trombe！」よりもBGMが優先されるという謎の待遇を受けている。