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夜叉丸の編集履歴

2024-12-17 12:08:46 バージョン

夜叉丸

やしゃまる

人物名。ここではバジリスクのキャラクターを説明。

NARUTOの夜叉丸→夜叉丸(NARUTO)


概要

声:矢薙直樹


伊賀鍔隠れ衆が一人。メンバーの中ではかなりの若手。

女の髪をより合わせ獣油を染み込ませた糸状の武器「黒縄」を持つ。

蛍火とは許婚で、深く愛し合っている間柄。

甲賀卍谷衆、風待将監との戦いにより髪が切れてしまう。

せがわまさきのラフ画には「美少年?」と書かれていた。


戦闘力

若年ながら御前試合に伊賀の代表として選ばれただけはあり、歴戦の猛者である風待将監とも互角の戦いを演じるほどの高い戦闘能力を有している。

しかし、逆にその若さ故に油断しやすく、御前試合の後で預かった大切な人別帳を甲賀弾正に容易くスリ盗られてしまうという大失態を犯している。


概要にもある通り、糸状の武器「黒縄」を自由自在に操る「黒縄地獄の術」の使い手。

「黒縄」は凄まじい剛性と切れ味を誇り、一本だけでも怪力の持ち主を完全に拘束したり、岩塊ですらチーズのように綺麗に切り裂いてしまう。

これを一度に何本も操ることで相手の動きを封じたり、バラバラに切り裂く戦法を得意とする。

また、細く長い糸のような性質と、力加減の僅かな調整だけで拘束と切断を完璧に切り替えたりするほどの夜叉丸自身の驚異的な操作技量も相俟って応用の幅も広く、攻撃から防御、周囲に忍ばせての即席の罠まで、劇中でも変幻自在の多芸振りを見せている。


「糸」を使って戦うキャラの先祖

今でこそ「極細の糸を手足の如く使って戦うキャラ」というのは一ジャンルを形成するほどメジャーなバトルスタイルとなっているが、その源流をたどると行きつくのが夜叉丸である。


正確に言えば「極細の糸を使って万物を拘束・切断する。変幻自在の機動手段としても用いる」というバトルスタイルを作り出して世に広めた元祖と呼べるのは「魔界都市新宿」の秋せつらであるが、作者がこのキャラの扱う武器「極細の鋼糸」を考案する際、アイディア元としたのが夜叉丸の黒縄である、と明言されている。


ただしあくまで「アイディア元」であり、夜叉丸自体が直接、今でいう「糸使い」の元祖となっているわけではない事には注意が必要である。

山田風太郎の原作小説における「黒縄」は描写的には「髪で編んだ極細の鞭」という方が正しく、扱い方もいわゆる「鞭使い」のそれである。


そのため、実は漫画及びアニメ「バジリスク」におけるモノフィラメントウィップのごとき鋼線を無数に操る描写は、上記の「秋せつら」が広めた「糸使い」のパブリックイメージを逆輸入した形である。



関連イラスト

バジリスクの夜叉丸さん夜叉丸

隨便畫夜叉丸と蛍火


関連タグ

バジリスク〜甲賀忍法帖〜 蛍火

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