レオニード伯爵
れおにーどはくしゃく
概要
ヴァンパイアの身でありながら伯爵の称号を持ち、雪に覆われた町「ポドールイ」の領主を務める男。
ロアーヌ侯国の王たるミカエルをして「下手な人間より信頼できる」と言わしめる人物。
少なくとも600年前から存在しており、魔王・聖王の双方と面識があるという。聖王の血を受けた盃「聖杯」を宝としているが、聖王12将の一員だったのかどうかは不明。
聖杯を手に入れようとする者に試練を課し、それを乗り越えた者に従う。
彼から聖杯を受け取る際に持ち物がいっぱいだと「愚か者」と罵られ、それきり入手できなくなる。また彼を仲間に加える事もできなくなる。
更に彼は聖杯を持った状態で話しかけると仲間にできるのだが、彼に聖杯を装備させたまま酒場で外すと2度と仲間にできなくなる(それ以前にレオニード城に入ることすら出来なくなる)。
加えてモニカが主人公の場合は、聖杯の試練自体に挑めないので絶対に仲間にできない。
定期的に領民の中から若い女性を城に呼び寄せ、その生き血を吸い取っている。吸われた女性は城から出られなくなる代わりに不老不死の体を得るため、領民の多くは城に呼ばれる事をむしろ望んでいる。
しかし実際には、城内にはそれらしい女性の姿は1人も見当たらない。アンデッドや女性型のモンスターは複数出現するが。
余談だが、仲間加入制限に引っかかり仲間に出来なくなると、「私がポドールイ伯レオニードだ。」としか言わなくなる。
その姿にどこかの町長を思い出した人もいるとか。
能力
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ | 所持陣形 |
---|---|---|---|---|---|
666 | 0(※1) | 19 | 13 | 21 | なし(※2) |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 | 閃きタイプ |
17 | 25 | 13 | 27 | 特殊(※3) | 5(小剣中心) |
※1.HPが0になると蘇生出来なくなるが、戦闘終了後に復活できる
※2.正確には「フリーファイト」を持つが初期習得しているため実質なし
※3.レオニード専用の特殊な術法であり、他は使えない(参照レベルは体術)
長所
・倒れても戦闘終了後に復活できる
・非常に高い魔力と魅力
・初めから高いHP
・固定装備の「宵闇のローブ」が超性能
・スタン以外のあらゆる状態異常が無効
・癖の強い要素で目立ちづらいが、重要な腕力・素早さは高め
短所
・HPが0になるとその戦闘中は復活不可(リヴァイヴァも不可)
・回復が通常の手段ではできない
・特殊術のクセが強く他の術が覚えられないため高い魔力を活かすのに工夫がいる
・閃きタイプが不得手な小剣タイプ
・熱防御のみ穴があり、補強手段がアクセサリのみ
・HPが基本成長しない。することもあるが1しか上がらない
・他の技術レベルも成長補正がすべて0て成長しにくい
・仲間に加える難易度自体も高い
仲間になるキャラクターの中でも特異な性能を持った存在。
「アンデッド」の体質を持っており、対アンデッド用の攻撃で大ダメージを受けるほか、回復術を受け付けない。特殊能力の1つである「吸血」で仲間からHPを吸い取るか、毎ターンの自動回復くらいしかHP回復の手段が無い。
その代わりと言うべきか状態異常だけでなくHP吸収とLPブレイクにも耐性がある
この様に良くも悪くもクセの強いキャラクターである為、ロマサガ3に慣れていないプレイヤーには向いておらず、キャラクターの動かし方を熟知したプレイヤーが使わないと持て余しやすい玄人向けなキャラクターとなっている。