概要
ヴァンパイアの身でありながら伯爵の称号を持ち、雪に覆われた町「ポドールイ」の領主を務める男。
ロアーヌ侯国の王たるミカエルをして「下手な人間より信頼できる」と言わしめる人物。
少なくとも600年前から存在しており、魔王・聖王の双方と面識があるという。聖王の血を受けた盃「聖杯」を宝としているが、聖王12将の一員だったのかどうかは不明。
聖杯を手に入れようとする者に試練を課し、それを乗り越えた者に従う。
彼から聖杯を受け取る際に持ち物がいっぱいだと「愚か者」と罵られ、それきり入手できなくなる。また彼を仲間に加える事もできなくなる。
更に彼は聖杯を持った状態で話しかけると仲間にできるのだが、彼に聖杯を装備させたまま酒場で外すと2度と仲間にできなくなる(それ以前にレオニード城に入ることすら出来なくなる)。
加えてモニカが主人公の場合は、聖杯の試練自体に挑めないので絶対に仲間にできない。
定期的に領民の中から若い女性を城に呼び寄せ、その生き血を吸い取っている。吸われた女性は城から出られなくなる代わりに不老不死の体を得るため、領民の多くは城に呼ばれる事をむしろ望んでいる。
しかし実際には、城内にはそれらしい女性の姿は1人も見当たらない。アンデッドや女性型のモンスターは複数出現するが。
余談だが、仲間加入制限に引っかかり仲間に出来なくなると、「私がポドールイ伯レオニードだ。」としか言わなくなる。
その姿にどこかの町長を思い出した人もいるとか。
能力
仲間になるキャラクターの中でも特異な性能を持った存在である。
- デフォルトの能力値は極めて高いが成長率が非常に悪く、発展性に欠ける。
- HPはパーティ内最低のときしか成長せず、成長も1づつなので伸ばすのにとても時間がかかる。
- 固有装備として鎧「宵闇のローブ」を持つ。炎以外の攻撃には極めて高い防御力を誇るが、盾・アクセサリー以外の防具と併用できない。
- 「アンデッド」の体質を持つ為、対アンデッド用の攻撃で大ダメージを受けるほか、回復術を受け付けない。特殊能力の1つである「吸血」で仲間からHPを吸い取るか、毎ターンの自動回復くらいしかHP回復の手段が無い。
- 独自の特殊技(アビスに属する術)を4種類身に付けているが、その他の術を覚えさせることはできない。
- 小剣技全てに閃き適正を持つ。通常の術を覚えないのでJPが0のため、閃きが鈍る事はない。
- スタン以外のステータス異常が一切通用しない。この為フェロモン、凝視などの見切りは不要となる。
- 逆を言えばそれらの見切り及び極意の習得を目指している間はパーティに加えない方が良い。
- HP吸収とLPブレイクにも耐性がある
- LPが元々0であり、戦闘でHPが0になっても戦闘終了後に何度でも復活できる。
- ただし戦闘不能になると、その戦闘中は絶対に復活できない。リヴァイヴァ(HP0になったときに自動で全回復する術)も無効。
この様に良くも悪くもクセの強いキャラクターである為、他の仲間達とは異なった運用が必要となる。
関連項目
エンペラーズサガ……戦士カードとして登場。