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オヴィラプトルの編集履歴

2012-12-23 14:28:13 バージョン

オヴィラプトル

おびらぷとる

中生代白亜紀にモンゴルを中心とした東アジア各地に棲息していた小型の雑食性恐竜。

学名は「卵の掠奪者」を意味する。

これは初めて見つかった化石と同じ場所から恐竜の卵の化石が見つかった為、記載者が「恐らく他の種の恐竜の巣を襲っている最中に災害で死んで共に埋没した為であろう」と推測した事に由来する。

然し近年の研究で、共に出土した卵の化石は実はオヴィラプトル自身の卵であった事が判明し、少なくとも記載者の推測は間違いであった事が明らかになった。が、国際命名規約により一度命名した学名は余程の事が無い限り変更不可である為、今でも「タマゴドロボウ」と言う不名誉な名前で呼ばれている次第である。


全長1~3メートル程度の小型の恐竜で、フラミンゴのようにしゃくれた顎と大きなトサカ、短い尾、発達した前脚が特徴。顎には2本の牙状突起を除き、全く歯が生えて居ない。

食性については長らく謎だったが、見つかった化石の中に少なくとも1体、腹腔にトカゲの化石を伴う事(死ぬ前に飲み込んだ獲物とみられる)、また顎の構造が原始的な角竜に似ている事から、小動物や木の実などを食べる雑食性だったとする考えが根強い。

また、類縁種の化石に関する研究から、羽毛を持っていたと考えられる。

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