水鏡
すいきょう
『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』に登場するキャラクター。
同年輩。
白銀聖闘士ながら実力は黄金聖闘士に匹敵すると言われていた。
実際、フェニックス一輝をして「今まで対戦した黄金聖闘士以上」と
言わしめている。
本作においての天馬星座の青銅聖闘士である天馬の師匠で、盗みをはたらくなどしていた不良少年の彼を更正させ聖闘士に育て上げていた。
歳のかなり離れた弟・水清(すいしょう)がおり、彼をかわいがっていたが病で喪ってしまう。彼の今際の際に冥界からの使者が訪れ死後の水清を永遠に苦しめ続けると脅迫されており、冥闘士として仲間に入る様強要されていた。
水清の死後すぐに彼は聖域から姿を消す。
やがてガルーダの冥闘士として聖域に攻め込むが、元がアテナに忠誠心の人一倍強い聖闘士だったことからフェルメールをはじめとした同じ冥闘士達には全く信用されておらず、かつての仲間だった聖闘士達にも裏切り者扱いされている。
彼の方もあえて冥闘士になった目的があるようで、苦悩している様子が描写されており
蟹座のデストールにも「あんたはアテナを裏切ってない」と看破されている。
かなりズタボロになっても前進する意思の強さと耐久性も持ち合わせる。
彼が白銀聖闘士時代に使っていた杯座の聖衣は弟子の天馬に預けられており、
その聖衣は神話の時代にアテナの喉の渇きを潤した杯が元であると言われ、
聖衣で汲んだ水には治癒能力が備わると共に、覗き込んだ者の未来が映る。
これを覗き込んだ童虎が自分の老後(?)を見て吃驚しており、シオンは
教皇姿の自身を見て恐縮しており、童虎にもその事を言えなかった。
必殺技:氷槍百蓮華