概要
学園都市の一部の研究者たちの中では有名な一族。
今のところは血統に縛らているものの、それがなければならないというものではないらしい。
「木原」とは、科学に対しての副産物の一種であるらしく、「純粋な科学の一分野を悪用しようと思う時に、その一分野に現れる実行者」が木原であるとのこと。そのため、現在は科学者や研究者の集まる学園都市に集中して存在している。
仮に学園都市の科学の一極集中が壊れ、科学が拡散すれば世界中で「木原」が自然発生するという。
また、彼ら木原が優秀であることに後天的な要素は必要ないことが明らかとなっている。仮に一切の教育を与えられず、読み書き計算すらできずとも、周囲の物質などから「科学」を学び取り、独自の理論を構築する者もいる。
人物像としては老若男女様々だが、いずれも優れた科学者でありながら人を人とも思わぬ実験を強行する残忍な性格の持ち主。例外的に那由他や加群の様な、優しさを持ち他者のために尽力する者も存在するが、彼らもまた目的のために手段を選ばないという「木原らしさ」を抱えている。また、一組織を率いる優位な地位にあるなどの点も共通している。
「実験に際し一切のブレーキを掛けず、実験体の限界を無視して壊す」ことを信条とする。 そのため実験体に配慮し実験を成功させるような者は、どれだけ優秀であろうとも落ちこぼれ扱いされる。
考えが恐ろしい…ってか終わってる。
原作者曰く、皆目指す目的その物は素晴らしい(「世界平和」など)が、その過程で善悪の帳尻が破綻する…らしい。
また、皆それぞれ素晴らしい顔芸の達人でもある。
一族の人々
木原蒸溜
木原混晶
木原直流
木原導体
木原分離
木原相殺
木原顕微
木原分子
木原公転
彼ら以外にも、個々の名前は登場しないが義体技師や駆動鎧技師などの様々な分野の研究者が存在する模様。一族全体で5000人いる。
…念のために言っておくと、気象予報士・タレントの木原実はこの一族とは一切関係が無いのであしからず。