J・H・ブレナン作のゲームブック「グレイルクエスト」(旧「ドラゴン・ファンタジー」)シリーズではプレイヤーキャラクターであるピップが死亡した場合に誘導されるパラグラフ番号が14に固定されている。
戦闘で生命点が尽きたら「14へ行け」、致死性のトラップにかかると「14へ行け」、詩的魔神(※)の機嫌を損ねても「14へ行け」…とにかく「14へ行け」なのである。
そこからこの作品を知っている人間の間では「14へ行け」と言う言葉は、相手がもう死に体である事を教えてやりたい時や、「死ね」と罵ってやりたい時等に代わりに使われることがある。
※ 同シリーズの名物キャラクター。一応は友好的な存在だが、彼の詩をけなすなどして怒らせてしまうと殺されてしまう。ちなみにその際、他の怪物等が相手の時と違って戦闘にはならず、何の抵抗も出来ずあっという間に14行きとなる。