作品解説
正統派魔法少女アニメであった前作『ジュエルペットてぃんくる☆』から大幅に路線変更し、昭和ネタやどう考えても大人向けなネタや20世紀の流行歌が盛り込まれたカオスギャグアニメとなっている。
前作から続けて観た人はそのあまりのギャップに戸惑うこと必至。
しかしサンリオアニメとしてはむしろこれが本来の路線である。
声優面では前作『てぃんくる☆』とは違い、主役格のルビーと花音を除きジュエルペットと人間、両方こなす二役以上の配役がザラというのが多くみられる。
特にラブラ役の沢城みゆきはジュエルペットのオパール、カイト、人間キャラの藍沢晶子、寮のおばちゃん、計5役。
男性陣では上田燿司が八木沼、錦織猿之助、ストロベリーカフェのマスター、ドラゴン校長の計4役。
これらのキャラを演じ分けるシーンも多々存在するので、カオスギャグだけでなく演技面にも注目してもらいたい。
世界観
ジュエルペット達が生活するジュエルランドと、人間達が生活する人間界の二つの世界があり、それぞれ交流がある。
その為、ジュエルペットの存在は人間界にも認知されている(ただし珍しい存在ではあるらしい)。
物語のメインとなる舞台はジュエルランドの学校で、そこには人間界からの留学生や教職員も多数在籍しており、ジュエルペットと人間達が同じ環境・同じ立場で生活を共にするという、非常にシュールな光景が描かれている。
その構成もかなりイビツ(特に主人公達のクラスである梅組)で、人間やジュエルペット達にイルカ・ヤギ・ゴリラ・ワニ・ロボット・蚊などまで混じっている。一応、ジュエルペット扱いではあるらしい。ただしロボットはどっちか不明。
今作オリジナルの登場人物
主題歌
OPテーマ「GO! GO! サンシャイン」
歌 - 五條真由美
EDテーマ「イマドキ乙女」