軽量化しすぎて耐久力が犠牲になったという欠陥を抱えたまま
未完成の状態で長らく放置されていたファイレクシアの抹殺者が
シェオルドレッド様の手によって祝福されし完成を遂げた姿。
カードテキスト
《ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator》
マナ・コスト | (黒)(黒)(黒)(黒) |
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カード・タイプ | クリーチャー - ホラー |
パワー/タフネス | 5/5 |
能力 | トランプル (※ブロックされても、相手クリーチャーを破壊してダメージが余るなら、それはプレイヤーに貫通する) |
いずれかの発生源がファイレクシアの抹殺者にダメージを与えるたび、その発生源のコントローラー(※つまり抹殺者にダメージを与えたプレイヤー)はその点数に等しい数のパーマネントを生け贄に捧げる。 | |
FT | 祝福されし完成をとくと見よ -囁く者、シェオルドレッド |
抹殺者のマナ・コストを1マナ増やしたら
抹殺者に存在していた『道連れ』デメリットがまさかの逆方向化。
今度は抹消者がダメージを受けると相手のパーマネントが減る。
(ただ抹殺者と違って4つ全て黒で支払う必要があるので、黒単色デッキでしか使いづらいが……)
黒らしいスーサイド性やマナ数による速度は失われたが、書かれていることがとんでもない。
出てしまえば、対抗手段がない相手は壊滅するのを待つのみだ。
その豪快さを見初めたら、君も黒いデッキを作ってみよう。
囁く者、シェオルドレッドと双璧を成す、新たなるファイレクシアにおける神話レアである。