ヤクザ天狗
「神々の使者、ヤクザ天狗参上!!」
天狗の国の概要だ・・・
素性、来歴の一切が謎に包まれている孤高のニンジャハンター。それがヤクザ天狗である。
その出で立ちは顔にテングオメーンをかぶり、ヤクザスーツを着こなし背中にジェットエンジンを装備したヤクザという何とも奇っ怪なものである。
獲物は後頭部の生体LAN端末に直結することで高速連射を可能にした「オートマチック・ヤクザガン」と近接戦闘用の使い込まれた「ドスダガー」。
ジェットエンジンによって立体的な空中移動をしながら二丁拳銃でニンジャを屠る様は、さながらかの有名映画「オホシサマ・センソウ」に登場する賞金稼ぎジャンゴ・フェット=サンのようである。
その精神は狂気によって蝕まれており、その狂気に満ちた言動挙動は多くのニンジャ・ヘッズたちに「天狗リアリティショック」を発症させた。
動機は謎に包まれているが、ニンジャスレイヤー同様全てのニンジャの抹殺を目標にしており、ニンジャスレイヤー誕生以前から多くのニンジャを始末している。
そのため、ニンジャスレイヤーことフジキド・ケンジは彼のことを知っており、ある意味先輩格に当たるためか少し尊敬の念を抱いている。
最新エピソードにおいてニンジャスレイヤーと邂逅し、彼の宿敵「ダークニンジャ」について語り合ったことから、物語における核心部分を知っている可能性のある重要人物でもある。
天狗の解説、スッゾコラーッ!!
ヤクザ天狗はニンジャでも何でもない生身のヤクザである。そして基本的に普通の人間がニンジャに勝つことなどとうてい出来ない(ニンジャの身体能力・戦闘力は常人を遙かに超越している)忍殺世界において一対一でニンジャと戦って勝った最初の人間である。
サイボーグ技術によって身体強化こそしているが、彼を直接的に勝利へと導いているのはその戦闘哲学である。
・基本的に勝つためには手段はさらさら選ばない。スゴイ・シツレイにあたるアイサツ中のアンブッシュ(不意打ち)も平然と行う。
・無理な戦いは極力避ける。「死んだら終わり」というミヤモト・マサシの格言を貫いているとも言える。
・ニンジャとの戦闘の後は必ず報酬を救った相手に要求する。先立つものがなければ戦えないからだ。
と、このようによく言えば現実的、悪く言えば泥臭いやり方が彼のポリシーである。
天狗語録(天狗リアリティショック注意!)
「ブッダエイメン!!」
「……ニンジャはボーを振り上げ、ファラオとその家臣の前でナイル川の水を打った……川の水は血に変わり、川の魚は死に、エジプト人はナイルの水を飲めなくなった」
「オモチを口に咥えて、センベイを額に当てるのだ。ニンジャの悪夢が浄化される」
「お前を天狗の国へ連れて行く」
==============彼は狂っていた。(原ママ)===============