概要
1897年生まれ。小児麻痺のせいで足がやや不自由だったが弁舌に優れていた為にドイツの政治活動で身を立てて「プロパガンダの天才」「プレイボーイ」などと異名を持った政治家。
ヒトラー政権下では国民啓蒙・宣伝大臣としてドイツ国民・軍人に親ナチス精神のプロパガンダを植え付けた、まさに功労者で、ヒトラーの忠臣中の忠臣ともいうべき人物。
女性関係でいろいろ問題を持ったといわれ、一度離婚している。だが2番目の妻・マグダの下で生まれた6人の子供(前妻の子供1人も養子に迎えられている)を持ち、ナチスの思想をもとに大切に育てて、仲良く関わってきた様は、まるで模範のようなドイツ人の家庭だとしてそれを国家全体に宣伝した。
しかし、1945年にドイツが敗北寸前になってゲーリングやヒムラーといった最高幹部がヒトラーの臣下が勝手に去る中で、ゲッベルスは最後までヒトラーの下に従おうとヒトラーら幹部が潜むベルリンの地下壕に潜んでいた。
子供たちも地下壕に避難して来たが、ヒトラーとエヴァは自殺。ヒトラーは遺言で彼を首相にするようにと命じられていたが、連合国に降伏したドイツで生きていたくないと思ったゲッベルスは5月1日、妻のマグダに子供たちへ毒を飲ませて死亡させ、すぐに2人も彼らを追うように銃で、この世を去った。
先述の前妻の子供、ハラルトという空軍軍人はイギリスの捕虜となっており、一族の中で唯一生き残っている。
関連イラスト
ここのこのソフトでゲッベルスに相当する人。グレシアだそうだ。