概要
帝国本拠地のアバロンからほどなく南にある、ニーベルの町を統治している格闘家集団「龍の穴」のリーダー。町の住民からも頼りにされており、格闘家を目指す人々も多い。
しかし、体術が通じないスライム系のモンスターが現れてから状況が一変。そこに現れたのが、アバロンからやって来たバレンヌ皇帝だった。そして、プレイヤーである皇帝の判断が、その後の彼らの運命を大きく分けることになる。
スライムには歯が立たない?!
彼らが手を焼いているモンスターのアジトだが、ボスが実は二段構えになっており、中ボスがスライム系・奥に待ち構えるボスが格闘の通じる悪魔系である。格闘家たちは、自ら町を守るメンツをかけて、悪魔系は自分たちで片付けるつもりだという。ここで、皇帝の判断が問われることになる。
スライム系だけ倒して引き返せば、格闘家は悪魔系のボスを難なく倒して解決する。一方、悪魔系も皇帝の手で倒した場合、メンツが丸つぶれになったことで皇帝に勝負を挑んでくる。ここで勝てば配下に加わるが、無視したり負けたり逃げたりした場合は、腰抜けと認定して二度と仲間にならなくなる。また、メンツを潰して配下に加えるこのパターンでは、配下に加えても実際に仲間になるのは皇帝として格闘家を選出した後である。一方で収入はやや上がる。
能力としては腕力が高いが、体術に必要な要素としてもう1つ「素早さ」があり、こちらは低め。どちらかというと、格闘関係の技を覚えるためのクラスであり、或いは皇帝に選出して高いHPを活用した前衛アタッカーとして使うのが効果的だろう。
余談
この作品のスライム系の敵は打撃攻撃に強く、格闘家が主に使用する体術はスライム系には効きにくいため、彼らが手を焼いているのもわかるのだが、
序盤でひらめくことができる「気弾」を使用すれば体術でも問題なくスライム系を倒せる(さすがに終盤の敵には威力的に辛いが)。
そのため「彼らは気弾の存在を知らなかったのか」などとたまにネタにされる。
皇帝にしたときに開発できる陣形は「龍陣」。
作中に登場するのは カール、フリッツ、ダイナマイト、テリー、ブルーザー、ベイダー、ハセ、ライガーの8人。
名前の元ネタはプロレスラーである。
格闘家のひとり、ダイナマイトはLP28という脅威の数値を誇る。
この数字は全キャラクター中第2位であり、人間の中ではトップである。
(流石にLP99のコッペリアに比べると少ないが)
なおカールは皇帝との決闘の際、「ザ・ドラゴン」という名称表記になっているが、この名前が何を意味しているのかは不明である。
8人の中でライガーだけは技の閃きタイプが異なっており、槍技「活殺獣獣衝」を閃く事ができる。
