召喚士アルドラ
しょうかんしあるどら
プロフィール
ストーリー
かつてクイーンズブレイドで二連覇を果たし、女王として君臨していた逢魔の女王アルドラ。
だが先の闘技会決勝戦で、その力の源である悪鬼デルモアを引き剥がされる。
悪魔の影響で成長を停められていた肉体は本来の姿を取り戻す。
その後、生き別れの妹を探す旅に出るが、苦難の末記憶を失ってしまう。
そこを「とある男性」に救われたことで彼を愛するようになり結婚。幸せな新婚生活を始める。
しかし幸せな生活は長く続かず、女王軍と叛乱軍の戦いが大陸全土へと広がってしまう。
アルドラは愛する夫を守るため、生来の召喚能力を再び行使し、「ベルフェ」と
「ドゴール」という二体の召喚獣を従えて戦いに身を投じる。
ところがこの二体は使役主であるアルドラを狙う危険な存在だった!!
なお、夫である「とある男性」とはプレイヤーのことである。
デザイン
キャラデザは女王アルドラも担当した、イラストレーター・デザイナーのかんたか氏。
氏の得意とする可愛らしくも女性の魅力をあますことなく顕した画風が特徴。
またかなり絵柄を変える絵師なので特典アイテムなどでは様々なアルドラの魅力が楽しめる。
容姿
美しいピンクがかった銀髪をしており、妖しい美貌を湛えた優しい女性。
服装は白のエプロンドレスを体のラインに沿ったリボンで結んでいる
背中]は大きく開き、肩には天使のようなフリル。
首には赤いリボンチョーカー。胸下にも大きめの可愛いリボン
デルモアを憑依させていた左腕には黄金のガントレットを装備し、
臀部には雪の結晶や太陽、花を想わせるスケスケの紐パンを着用し
足は腿部まで赤と白のダイヤ柄と金の刺繍の入ったニーソックスブーツで覆われている。
武器
『悪鬼ベルフェ』
赤い熊のぬいぐるみ。
しかし、その正体は冥界を統べる72柱の公爵悪魔。冥界地獄の大魔軍団長。四十の軍団を統率する
地獄の獄炎と大気の魔術を自由に統べる。
性格は慇懃無礼で紳士的で心優しい。
召喚主には誠実さと紳士さで忠誠を誓う。
ただし、食欲には勝てず大好物のはちみつをかけてやるとどんなものでも食べる。
生命がある者の場合(人間含め)、ごめんねごめんねと謝罪しつつ食べる。
謎
アルドラには幼い頃、行方不明になった妹がおり、行方不明になる時に手を放してしまった事を悔いており、妹への愛のために女王になった。しかし、世界中を探しても妹は見つからなかった。
ハーフデーモン
アルドラの躰には魔族の混血種であるハーフデーモンとしての血が流れている
本来、魔族と人間が懐胎することはなく、魔族もその肉体が現界に留まる事はなく
悪魔が地上に降りるだけでも世界は均衡を乱すことになる。
混血児は災いを招く者として現界においては安息の地はないだろう。
ぬいぐるみ
冥界を統べる72柱の悪魔をぬいぐるみに封印している状態。
左腕
悪魔を憑依させていた左腕を黄金のガントレットで保護している
血
人を石にする邪眼を捨てた代わりに、ハーフデーモンとしての膨大な潜在能力と
冥界の侭大な魔力を得た。
その力は大陸でも随一とされ、冥界の72柱の二体を使役する。
なお、QB世界での召喚は、悪魔の魂を召喚するだけで儀式台と閉鎖空間、霊験あらたかな巫女の霊力と命がその代償である。
アルドラは代償なしで冥界の72柱を呼び出した上、人形に封じてしまう。
この事からもアルドラの本来の才能と潜在能力が窺える。
象徴
嫁
QBにおいて『奥様』というのは特別な意味がある。
前作においても主人公の憧れていたものは『闘い続けながら結婚した女性』だった。
『奥様』というのは美闘士達の一つの玉座の形であり、『平和』の象徴である。
彼女は女王の座を失ったが、もうひとつの玉座に君臨する形になっている。
愛
アルドラのテーマは愛であり、全てを兼ね備えたキャラクターとして描かれている。
カエルは、神話において『百合』の原種となった動物であり、『女性愛』を顕す。
クマという動物は、『男性愛』を象徴し、『薔薇』と顕される。
またとある男性で『異性愛』を顕す。妹への『姉妹愛』は当然の事。
ぬいぐるみは『子供』のミーニングとして捉えられることもある。
幸福な王子と不幸な悪魔/不幸な王女と幸福な女王
カエルは『幸福』を顕す神聖な動物。クマは『豊穣』を顕す神聖な動物。