概要
テーマは「自然」と「社会環境」と「対人関係」か?
あらすじ
わたしたち人間が暮らす下で
また住んでいる
小さな小さな昆虫たち。
私たちの社会と一緒で
虫たちの社会では
自分勝手な支配者の虫と
支配される虫たちがいました。
彼らも人間と同じように
笑ったり泣いたり怒ったり
そして苦しんだりしているのです…
(以下省略)
登場人物
マンティス
雄のオオカマキリ。(一応)主人公。
兄貴肌。穏やかで情に厚い。非常に仲間思い。
それゆえか仲間が傷つけられると、性格が一変し、キレだす。
武器は握ることの出来る大鎌で、切り刻んだり、刺したり、斬ったりする。
そろそろいい歳(人間で言う30代)なので、奥さん募集中。
ウイングブラック=ドラゴンフライ
雄の羽黒蜻蛉。
通称は「ウイングブラック」。
おっとりした性格で、とてつもなくおっちょこちょい。
非常に明るく、三体の中ではムードメーカー(兼トラブルメーカー)として通っている。
武器は巨大なハサミで、開いたまま敵に向かって投げつけたり、閉じて振り回したり、斬ったりする。
どうやら辛い過去があるらしいが、それはまた別のお話で。
マンティスと同じくいい歳(人間で言う30代)なので、嫁さん募集中。
スィカァーダ
雄のアブラゼミ。ウイングブラックに比べ、マンティスとの付き合いは短い。
寡黙で、無駄なことはあまり話さない。基本無表情。
自己主張が下手なためか、時々抜けたような発言をすることがある。
武器は体中の小さなスピーカーと、背中に背負う大きなスピーカー。
大きな方は、自分の体重の1.5倍もの重さがある。
マンティスやブラックウイングとの馴れ初め(ん?)はまたいつか。
堅物そうな見た目に反して、どうやら甘いものが好きらしい。
敵(ネタバレ注意)
ロングホーンド=ビートル
雄のシロスジカミキリ。
ボスには絶対的服従であり、また信頼されている(と思い込んでいる)。
容赦なく強い攻撃を仕掛けたり、不意打ちを付くなど、かなり残忍な性格。
過去の事故によって左目に大きな傷を負い、まともに見えていないと思われる。
腕に収納された刃で切りつけたり、急所に向かって刺したりする。
ボスにはマンティスたちを潰せと言う命令を下されているが、一話目にして逆に(怒り狂った)マンティスに潰された。
コックローチ
雄のヤマトゴキブリ。
ボスには絶対的服従ではあるが、どうやら少しは反抗心がある模様。
棒術で闘ったスィカァーダや、巨大バサミを用いた羽黒でも敵わないことから、体術にかなり長けていると見られる。
ゴキブリというだけで嫌われるので、少し寂しい気持ちになるらしい。