童話の怪物、薔薇の猟犬
ぐれーとすりーわんだーすなっち
魔法以上の魔法。橋の巨人(テムズトロル)、月の油(フラットスナーク)と並ぶ三大プロイの一角。
童話の怪物(プロイキッシャー)の中でも特に強大な濃霧の怪物、マインスターの薔薇の猟犬。
有珠が本気になった時のみ解禁する霧の怪物で、周囲に街や山一つを包み込む霧を展開し、霧に触れた者を敵味方の区別なく無差別に行方不明にする、誰にも破られた事が無く、命を例外なく噛み潰す人食いの霧。
魔法使いの夜で使用した際、地下鉄の駅で襲撃してきた30体以上の自動人形(オートマタ)の群れが一瞬で捕食された。
青子いわく、最悪の殺人結界。
一度展開すれば全員が行方不明になるまで決して消えないらしく、触れた時点で即死させる。
ランク:A+
種別:対人宝具
レンジ:0~??
最大捕捉:??
コラボイベント『隈乃温泉殺人事件』に合わせて実装された、キャスターとしての有珠の宝具の1つとして登場。
霊基第3以降、『魔女』としての側面が強く出た状態では、宝具演出がこちらに変わる。
同時に、原作では明かされなかった姿や性質が判明。
久遠寺有珠が再現する怪物の中で最大・最高のもの。
山一つ、街一つを覆う濃霧の結界。
ルイス・キャロルの物語で登場するオリジナルのモンスター、バンダースナッチの名を模しており、深い霧をともなって現れる『鋭い牙と真っ赤な爪』を持つ獣たち。
白い霧の中でかろうじて見えるのは血のように赤い爪を持つ、猟犬ともトカゲ(竜)とも。
その姿を見る事はできず、見えないが故に無敵であり、迷い込んだ獲物たちは抗う術はなく、また、脱出する事も敵わない。
ワンダースナッチの全容───その正体を見る事ができた者のみが、白い霧の世界から逃げ出せたと言う。
発動時に自らの頭部を砕くという、衝撃的な演出が特徴で、その後頭のない巨体の上に鎮座した有珠が映し出される。