プロフィール
真名 | 久遠寺有珠 |
---|---|
クラス | キャスター |
性別 | 女性 |
身長 | 152cm |
体重 | 44kg |
出典 | 魔法使いの夜 |
地域 | イギリス、日本 |
属性 |
|
好きなもの | 飾らないもの(プロイは例外) |
嫌いなもの | 物事を当然のことと考える人 |
ILLUST | こやまひろかず |
CV | 花澤香菜(有珠)、福圓美里(ロスト・ロビン・ロンド) |
信じた事はひたすら胸に秘める浪漫主義。特別なようでいて、そうでもない少女像。
概要
『Fate/Grand Order』の『魔法使いの夜』とのコラボレーションイベント『隈乃温泉殺人事件』にて、キャスタークラスのサーヴァントとして参戦した久遠寺有珠。レアリティは☆5。
イベントの時系列は本編から約10年経った2001年だが、設定上老いない体質のため、外見は『まほよ』本編から変わっていない。劇中では霊障の多い旅館に除霊士として実力を買われて舞台に訪れたが、働かず茶を飲んだりのんびりしており、多少呆れられている模様。引きこもりがちだったが、青子に別れの際に言われた言葉から1年に1回くらいは旅行に出るようになったらしい。
また、草十郎が一年に一度は久遠寺邸に来て有珠と会う約束をしている模様。
第三再臨をすることによって彼女とは思えない何かが露わになるが……?
能力
引き続き『童話の怪物(プロイキッシャー)』を用いた戦闘を行う。
モーション中では、引き連れている『ロスト・ロビン・ロンド』による体当たりの他、『おしゃべり双子』『スクラッチ・ダンプティ』『テムズトロル』を用いており、巨大なチェスの駒、フランスパンで模った人形、フォークとナイフ、メリーゴーランドの馬という詳細不明の使い魔も使用する。
第3再臨では、魔女としての側面が強まった結果『ワンダースナッチ』を用いた攻撃に変化し、牙や爪を具現化させての攻撃、グリフォンや毒爪トカゲ、ジャバウォックを召喚して体当たりや血のビームを放たせる、『ロスト・ロビン・ロンド』を巨大化させて押し潰すというモーションとなる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | E | B+ | E | A++ | A | A+ |
保有スキル
陣地作成(A) | キャスターのクラススキル。青子と違い、工房作りも一流である。 |
---|---|
道具作成(A) | キャスターのクラススキル。青子と違い、道具作りも一流である。 |
伝承防御(B) | 特殊な防御属性。『怪物に近代の武器は通じず、伝承にあった撃退方法でしか効果は無い』というもの。宝具以外の全ての攻撃にダメージカットを持っている。 |
ユミナ(C) | マインスターの魔女の系譜である事を示すスキル。有珠本人はアクティブスキルに『ガッツ』を持たないが、何らかの利用でガッツで復活する場合、肉体の傷はほぼ完治している。ガッツ時のHP回復量を爆発的に増加させる。また即死判定で死んだ場合、自動的にガッツが発動する。ある条件においては絶対に死ぬ事は無い。敵意、恐怖心、偶然、自然を動力とした殺害行為には不死(どんな状態からでも蘇生する)だが、唯一、愛情による殺害行為だけは不死性は発揮されない。 |
夜の饗宴(A) | ディドル・ディドル。宝具使用時に落とすブローチ。それは少女に与えられた、キャンディのように甘い毒。『Hey diddle diddle, The cat and the fiddle,』黒猫の鈴が童話の眠りを覚ます。器物たちの宴は夜に響き、月を飛び越えその彼方。星を渡って、あの彼方までいつまでも。『…And the dish ran away with the spoon.』 |
橋の巨人(C) | テムズ・トロル。後述する2つの宝具と同じく『グレートスリー』の1つである。それは少女に遺された、この世で最も貴い神秘。『……Broken down, broken down.』河の上には数多の囚人。その下には数多の生贄。橋を思わせる怪異は、さながら、巨大な腕にも似て――『London Bridge is broken down, My fair lady.』 |
駒鳥の殺人(E) | ロスト・ロビン・ロンド。側に付き従っている青い駒鳥であり、死んでも生き返る為、有珠の身代わりとして働く。それは少女に贈られた、誰も知らない物語。『Who did kill Cock Robin, I said the Sparrow.』魔法使いには黒猫を。最後の魔女にはアカヒゲを。『Who'll bear the pall? We, said the Wren.』幾度となく殺されながら、騎士の心は晴れ渡る空のように。『When they heard the bell toll, For poor Cock Robin.』いつか、死に嫌われた貴女の為に、弔いの意味を教えましょう。 |
宝具
童話の怪物、月の油(グレートスリー、フラットスナーク)
- ランク:A+
- 種別:対人宝具
- レンジ:0~??
- 最大捕捉:??
「色褪せた夢に、月の油を。」
「開園の時ね。空を仰いで、恐れなさい。マインスターの三つの秘跡。『童話の怪物、月の油(グレートスリー、フラットスナーク)』……!!」
強力な結界で、棄てられたモノ、忘れられたモノを童話的に蘇らせ、支配下に置く。廃墟の遊園地で発動した場合であれば、スクラップになったバス、観覧車、メリーゴーラウンド等が全てプロイキッシャーとして活動する。グレートスリーとは、有珠が母から受け継いだ『童話の怪物(プロイキッシャー)』の中でもっとも強力な三つの遺物を指す。神代のテクスチャを現代の上に貼り付けられる事から魔術協会において『一つの王国より高価/貴重/巨大なもの』と言われている。
童話の怪物、薔薇の猟犬(グレートスリー、ワンダースナッチ)
- ランク:A+
- 種別:対人宝具
- レンジ:0~??
- 最大捕捉:??
「赤い、赤い薔薇の園。」
「『本当のごっこ遊びをしましょう?此処が貴方の行き止まり。わたし達の薔薇の庭園……そうでしょう?可愛いアリス……ふふ、ふふっ……あははははは!!』」
久遠寺有珠が再現する怪物の中で最大・最高のもの。山一つ、街一つを覆う濃霧の結界。ルイス・キャロルの物語で登場するオリジナルのモンスター、バンダースナッチの名を模しており、深い霧をともなって現れる『鋭い牙と真っ赤な爪』を持つ獣たち。グレートスリーの1つでもある。
白い霧の中でかろうじて見えるのは血のように赤い爪を持つ、猟犬ともトカゲ(竜)とも。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
HP | 14773 |
---|---|
ATK | 10650 |
カード | Quick:2/Arts:2/Buster:1 |
ヒット数 | Q:5/A:5/B:4/EX:5 |
宝具種別 | Quick |
スキル1 | 夜の晩餐<A>/自身のクイック性能アップ(3T/10〜20%)&アーツ性能アップ(3T/10〜20%)&NPチャージ(30〜50%)+味方全体のNP獲得量アップ(3T/20〜30%) |
スキル2 | 橋の巨人<C>/自身の攻撃力アップ(3T/20〜30%)&防御力アップ(3T/20〜30%)+森、都市、暗闇のフィールドでのみ自身の攻撃力をアップ(3T/10〜20%)&防御力アップ(3T/10〜20%) |
スキル3 | 駒鳥の殺人<E>/【コマドリカウンターが残っている間のみ使用可能】自身に身代わり状態<強化解除されない特殊な対粛正防御>(1回/2T)を付与&NPチャージ(10〜20%)+コマドリカウンターの回数を1個減らす |
宝具 | 自身に必中を付与(1T)&人間特攻付与(1T/30%)+敵全体に強力な人属性特攻攻撃(OC:150〜200%)&恐怖を付与(3T)&クリ発生率ダウン(3T/20%) |
クラススキル |
|
アペンドスキル3 | フォーリナーに対する攻撃力アップ |
張角以来となるキャスタークラスの全体Quick宝具持ち。注目すべき点はS3のカウンターを消費して発動させる『身代わり状態』である。2Tで1回分という非常に少ない制約こそあるものの、スキルそのものに強化解除無効が備わっているおかげで敵からの強化解除やゲージブレイクギミックによる強化解除の影響を受けずに攻撃をやり過ごすことが可能という彼女オリジナルの長所を有している。因みにこのコマドリカウンターはクエスト開始時点で13回に設定されており、1クエストにつき13回分使用可能となる。そしておまけのNPチャージで宝具解放を早められるだけでなくCTもたったの2というラーヴァ/ティアマトのS3以来のスパンで使っていける点も大きい。
またS2には森、都市、暗闇のフィールドで自身の能力を高める効果がついており、後者2つは2024年現状クエスト頼みになってしまうが、森であればジャガーマンや張角(ただし確率80%)で領域展開できるため彼らをスタメンに加えればなおのこと攻撃性・耐久性を底上げできる。
S1は主力のArts・Quick性能を上げつつNPを50%チャージできるのでS3と組み合わせて一気に宝具解放をするもよし、使い分けて宝具解放後にリチャージするもよしといった自由度の高さがウリ。
更に彼女はパッシブでガッツを5回分も保有している。これによって回避・無敵は所持していないものの耐久度は並みの耐久型サーヴァント以上となっており、回復量も3000と決して少なくない。
宝具は第1・2再臨なら『童話の怪物、月の油』、第3再臨なら『童話の怪物、薔薇の猟犬』となっており、効果はどちらも上記の通り。人間特攻は人属性特攻とは別物で、対象も軒並みザコや一部のストーリーボスしか該当しないため、あくまでおまけ程度と考えた方がいい。
関連人物
元同居人。親しい仲だが時と場合によっては容赦しない模様。
イベント中で彼女が死にまくってその都度補充される様には一番呆れていた。
元同居人。親しくしているが、本人の対応に気を揉む事が屡々ある。彼が若返りや恋愛には興味がないと発言した際にはちょっと衝撃を受けていたようだが、好意を抱いているのかどうかは不明。
面識のある知人で高校時代の(他校の)元同級生。槻司家と久遠寺グループの間にある程度の接点があったため、まほよ本編の時点で挨拶を交わす程度の面識があった。
FGOのイベントでは、まともな就職をしようとしていた草十郎を助手にしてしまった事に思うところがある模様。
面識のある知人で高校時代の(他校の)元同級生。まほよ本編の時点では一切の絡みがないが、本編クリア後に閲覧できる番外編の頃(本編から約1年後)には面識がある。
FGOのイベントでは、偶然訪れた温泉旅館で従業員をしていた。
制作したプロイの一体で、本作では相棒ポジションとなっている。
有珠の身代わりとなったり、レアモーションでは宝具に巻き込まれたりと相変わらず雑な扱い。
契約したマスター。有珠は冗談が通じないためか初対面時はやや警戒されていた。
一方で絆レベルが上がると、どこか彼/彼女の後方師匠面をするような態度になる。
童話関連のキャスタークラス同士であり、前者も「ありす」という少女と縁がある。
前者とはお茶会を開きたがっており、後者からは新作の童話を聞きたがっている。
彼女をプロイのモデルにしようと考えていたが、思い止まったそうである。
曰く「本物には勝てそうにない」というのが理由らしいが、絶対に碌なことになりません。
関連イラスト
【第一再臨】
【第二再臨】
【第三再臨】