ママチャリ
ままちゃり
日本における一般的な自転車
概要
短距離走行用のシティサイクル、その中でも女性向けにトップチューブを低くし、チェーンカバーの装備や、後輪に巻き込み防止カバーを装着したりして、スカートで乗車しても支障がないように考慮された婦人車を指す。
価格が安く、1万円未満のものもあり、日本では男女を問わず幅広い世代に乗られている。
車重が重く、上半身を立てて乗るので長距離乗ると腰に負担がかかり疲れやすい。車体の剛性が弱く、ブレーキが効かないのであまりスピードを出すのは危険。1日数十kmの長距離を走る、車道で自動車並みのスピードで疾走する、といった用途には全く不向きであるだが、あえてママチャリで自転車旅行をする者もいる。
基本的に中程度の距離を走るならクロスバイク、長距離を走るならロードバイクに乗るのが疲労も少なく快適と言える(クロスバイクには泥よけやカゴ、巻き込み防止カバーをつけてシティサイクルのように乗れるようにしたものもある)。