概要
搭載された振動センサーにより移動目標を探知し、射程内の対象に向けて子弾を打ち出し排除する地雷。
Textron社とアメリカ陸軍TACOM-ARDECピカティニーセンターの共同開発。
忘れられた地雷による不必要な被害を防ぐため、遠隔から活性・不活性の操作が可能な地雷として開発された。
二種類の空中炸裂式の子弾が搭載されており、対装甲目標には自己鍛造弾頭によるトップアタックを、対人には空中炸裂散弾を使用する。
複数を設置した場合は個々の地雷同士のリンクが可能であり、一つのIMSに感知されれば複数のシステムが作動するようになっている。
更にクレイモアなど既存の兵器を作動させることも可能。
どのIMS地雷が感知し、作動したかを監視する必要があり、友軍が通過する際や、整備・点検・補充・除去の際には不活性化する必要がある為、完全なスタンドアロンではなく兵士の端末により監視される。
現在はXM1100 Scorpionとしてアメリカ陸軍で試験中。