CV:中村悠一
概要
ビートバスターこと陣マサトのパートナーで、彼とともに亜空間からやってきた。
バディロイドながらモーフィンブラスターを使ってスタッグバスターに変身する…と言うか脱げる。
マサトと同時に変身した場合、脱げたパーツはビートバスターのパーツになる。
同時に変身しない場合でも、Jのパーツを媒介にスーツが現れるようになっている。
マサトのアバターやBC-04ビートル、SJ-05スタッグビートルを亜空間から転送するためのマーカーの役割も持ち、ビートバスター・スタッグバスター両者のシステム全体の基幹と言っても過言ではない。
また、ある意味当たり前と言えば当たり前だが、変身しない状態でも変身したゴーバスターズやメタロイドと渡り合えるくらいには強い。
口調は落ち着いているがなにかと自己アピールが激しく、何故か常に根拠のない自信に満ちている。名乗りの際などにはマサトの前にしゃしゃり出ては手でのけられるのが定番。また、正体を怪しまれているにもかかわらず特命部に直接「エネトロンをくれ」と乗り込もうとしたりと、間の抜けた行動も多く、「バナナに連絡しろ」と言われたのに果物の方のバナナに伝言しようとするなど壮絶な天然ボケも見せる。まさに「完璧すぎるものは面白くない」というマサトのモットーを体現するような存在である。だがバディを想う気持ちは他のバディロイドに劣らない。
亜空間のことに関しては、「自分のことにしか興味がない」という理由でまったく知らない。
更に自分を本気で昆虫だと思っている節があるらしく、樹液が好きだったり、虫に話しかけたり、ロボットなのに野生の勘とか言っちゃったり、越冬できるか心配したりと色々フリーダム。そのくせペットとしてクワガタを飼ったりしているのだからもうわけがわからないよ。
また通常空間にやって来て1年も経っていないため、季節やそれに伴う世界の変化に関心が強く、いつもあちこち観察して回っている。だが、その行動ははたから見れば奇行以外の何物でもない。
因みにミドルネームの『J』は本人曰く『樹液(Jueki)』のJらしい。
何故かマサトをお姫様だっこして去って行ったこともある。
最終話でマサトが自分を犠牲にした作戦を実行しようとした際には内心ショックを受けていたのか彼の本体の前で立ちすくみ黙って動こうとしなかったが、マサトに「この面白い世界を一緒に守ろうぜ」と叱咤され彼の覚悟を受け入れる。
その後は他メンバーとともに帰還、森の管理人をやっているが、マサトが上記の作戦を立案する際に使っていた黒いジェンガを大切に持ち続けている。
ポスター等のキャスト欄に中村悠一の名はないものの、スーパーヒーロー大戦Zにも登場。
森の管理人となった彼のその後が見れる現在唯一の作品となっている。