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イドルフリート・エーレンベルクの編集履歴

2013-05-09 00:18:20 バージョン

イドルフリート・エーレンベルク

いどるふりーとえーれんべるく

イドルフリート・エーレンベルク(Idolfried Ehrenberg)は、Sound Horizonの楽曲の登場人物。

概要

Sound Horizon主宰・Revoに似て非なる者の1人。

愛称は本人の発言が元の「イド」など。

「7th story CD Marchen」登場人物にして参加声優の1人だが、名前と声自体はそれ以前から既に公開されていた。

本編での出番が僅かなため、謎多き人物。

「コルテス将軍」なる人物との関連が示唆されているが詳細は不明。ただし、この「コルテス将軍」とは恐らくスペインの実在のコンキスタドール、エルナン・コルテス氏であると目されている。

また、その他の情報から、職業は航海士というのがほぼ通説である。


出演

Revo個人サイトにおいて「イド航海士」と表記されたのが初。

その後、エイプリルフール小説「桃だろう?」でも「コルテス将軍に続こうとする航海士」として登場している。

当該ページへのヒントは消されているがページ自体は残っているので、Google先生に頼れば読める。


本編登場は「Märchen」トラック4「硝子の棺で眠る姫君」内、「本筋とは関係の無い音声」。

雪白姫の最初の「ぐーてん☆もるげん!」直後から、左側の音声に耳を澄ましてみよう。


アルバムコンサートではスクリーン映像で登場した他、アンコールにも一度出演。

「海を渡った征服者達と愉快な仲間達」を歌い、定番曲「即ち・・・光をも逃さぬ暗黒の超重力」の歌詞を「超低能」に改変したものも披露。


───が、残念ながらDVD・BDにアンコールは収録されておらず、彼の歌声を聞ける記録媒体は今のところ存在しない。

幸い、スクリーン映像はメインである雪白姫の映像の左下に小さく表示される。

プレイヤーである操作(対応していないプレイヤーもある)をすると、メイン映像とこの「本筋とは関係の無い映像」を入れ替える事が可能。下半身はほぼ雪白姫に隠れて見えないものの、顔や仕草を存分に堪能可能だ。


これ以外は、FC会報やライブツアー「第一次領土復興遠征」Memorial issueなどで写真が見られる。若干ブレルフリートやボケルフリートと化している気がしなくもないが、ちゃんと映っている写真もあるのでご安心を。


ちなみに、第一次領土復興遠征ではまさかの初日・千葉公演に登場。

「海を渡った征服者達」が正確には持ち歌でない事を明かすと、新たに持ち歌としてグラサンに作ってもらった完全新曲「T・N・G」(テー・エヌ・ゲー)を披露。黒縁の眼鏡姿も見せる。

その後の公演でも、彼と他の似て非なる者が合体した合体似非が数人登場した。→シャイフリート イドルセウス エレフリート

また、同ツアーで披露された連載小説「王様君と領復君」では、痴女の楽園という噂だけでエロマンガ島に赴いたり、「女が好きすぎる病をこじらせた」と言われたり、挙句の果てには崖から転落、絶世の美女の兄かもしれない男の善の心と彼の下心が合体してしまったりと、「桃だろう?」での爽やかイケメンっぷりが嘘のような扱いである。


容姿

長い金髪を項の辺りで赤いリボンでひとつに括っており、その先端は縦ロールしている。

全体的に黒い服装で、上着の袖や裾を金の十字架が彩る。首元には鎖と十字架、肩には黒いケープ。背中からは裏地が赤、表が黒の長い帯が垂れる。ベルトを巻いた腰には剣。

白塗り黒髪銀メッシュではないものの、メルヒェン・フォン・フリートホーフを彷彿とさせる要素が多く揃っている。

もっとも、公式イラストがあるわけではなく写真も少ないため、正確な服装を知るのは難しい。

また、イドルフリートの頭+エレフセウスの身体の合体似非・イドルセウスの瞳の色が緑である事が写真ではっきり確認出来るため、イドルフリートも同じである可能性が高い。


性格

言葉使いこそ一見育ちが良さそうだが、初対面の相手に対し「低能」「イドと呼んでくれ給え」などと、偉そうで辛辣。

特に「低能」は口癖で、持ち歌の「T・N・G」とは「低能が」の略である。

ただし、ただ辛辣なわけではなく、「T・N・G」の歌詞を見る限り、罵りつつも努力は認めるなど優しい面も併せ持つようだ。

コンサートやライブのMCではおっぱい好き全開。出演者のうち豊かな胸を持つ者を「良いポテンシャルを持っている」などと評したり、自分が「いっぱい」と発言した時は「おっぱい」と返す事を観客に要求した。面舵いっぱーい!!

ちなみに、ヒップも好き。というか女性全般が好き。


考察

彼が登場する「本筋とは関係の無い音声」はほんの十数秒しか無く、それ以外の明確な出番は物語本編には存在しない。そのため、素直に受け取れば彼はただの"本筋とは関係無い、コルテス将軍と関わりのある謎の男"でしかない。

しかし、前述のようにメルヒェンと酷似した容姿であることや、第七の地平線において「イド」という言葉が非常に重要であることなどから、重要人物として扱う考察も多くなされている。

Pixiv内では、

【イド】の正体(あるいは、それに深く関わる)説

物語の策者

・トラック5「生と死を別つ境界の古井戸」に登場する健やかに悲惨な娘の、船乗りだったのに井戸に落ちて死んだ父親説→井戸親子

 (この説から、ファンから「ファーティ」と呼ばれる事もある)

以上が有力のようだが、そもそも解釈は自由である


略歴

  • 2010年3月12日、Revo個人サイトにUPされた「Prologue Maxi イドへ至る森へ至るイド」の粗筋らしき文章内に「イド航海士」として初登場。
  • 4月1日、エイプリルフール更新でフルネーム判明。同時公開されたエイプリルフール音源「Across The MomoDaLow」には、彼の台詞がRevoのものらしき音声で入っていた。
  • 6月、「イドへ至る森へ至るイド」参加メンバー発表。参加ボーカリスト一覧に「Idolfried Ehrenberg...」と記載される……が、発売当日、公式サイトに訂正が入る。彼の名前にはわざわざ訂正線が引かれて「Märchen von Friedhof」に改められていた。歌詞ブックレットにイドルフリートの名前は影も形もなく、ライブに出るのもメルヒェンばかりで、イドルフリートの存在は公式の間違いか冗談として忘れ去られるかに思われた。
  • 10月、「7th story CD Märchen」参加メンバー発表。参加声優の筆頭に「Idolfried Ehrenberg」が挙がる。今度こそは訂正も無く、無事銀盤登場を果たした。
  • 12月、「7th Story Concert 「Mӓrchen」 ~ キミが今笑っている、眩いその時代に・・・ ~」にて、スクリーンの映像に登場。これにより容姿判明、似て非なる者であることが確定した。
  • 2011年1月14日の公演(千秋楽)ではアンコールにて舞台上に現れる。
  • 7月2日、ライブツアー「第一次領土復興遠征」初日にて登場、「T・N・G」初披露。
  • 2013年5月、SH公式FC会報vol.32の投稿コーナー「ローラン国立写真館」にて、Revoのコメント欄のひとつにイドルフリートのコメントが掲載される。元気なようだ。

関連タグ

SoundHorizon

イドへ至る森へ至るイド Marchen

メルヒェン・フォン・フリートホーフ

硝子の棺で眠る姫君

井戸親子

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