概要
辺境の国「バレンヌ帝国」の第一皇子。武勇に優れた人物で、父である皇帝レオンがモンスター退治の為に外出している間、国を預けられるほど信頼されている。
弟のジェラールからは「兄さん」と呼ばれている。戦闘に向かない性格のジェラールを戦いから外そうと父に進言していたが、受け入れられなかった。
しかし帝国暦1000年のある日、レオンの留守中に国は七英雄の1人クジンシー率いるモンスター軍団の襲撃を受ける。
フリーファイター達がモンスター達を引き受ける中、1人果敢にクジンシーに挑むヴィクトールであったが、その必殺技「ソウルスティール」によって生命力を吸いつくされ、戦死した。
この事件がバレンヌ帝国と七英雄との長い戦いの引き金となった。
公式イラストは存在するが、画集『時織人』か、書籍『ロマンシングサガ大全集』でしか確認できない。
またかつて帝国が築いた「ヴィクトール運河」という地名が登場するが、このヴィクトールに因んで名付けられたかどうかは明言されていない。