概要
特務機関「MJP」に所属する主人公たち五人で編成されたチーム。
潜在能力や生存本能は高いものの、メンバーがどこか残念な部分を持っているため、周囲から「ザンネン5」と呼ばれていた五人。しかし、初陣にて想定外の大戦果を挙げてしまったことで「マジェスティックプリンス」という呼称をつけられ、全宇宙的に注目されることになってしまう。
得意分野に合わせた戦闘デバイス「アッシュ(AHSMB)」を操縦することで秘められた才能が開花し、また、死線をくぐる中でメンタル面やチームワークの弱さも克服され、チームとして大きく成長している。
養成学校を卒業したのちは全員が少尉階級となり、正式にGDF軍所属となった。
「MJP計画」の遺伝子操作によって、戦う為だけに創られたことに加え、(他のMJPにも言えることだが)学園入学以前の記憶を消去されており、そうした境遇のためか、チームメンバーの絆は固い。
メンバー
ヒタチ・イズル…レッド5のパイロット。16歳。ポジティブで正義感の強いリーダー。
ヒーローに憧れる熱血漢だが、微妙な出来の少女漫画を書いてしまうところがザンネン。
アサギ・トシカズ…ブルー1のパイロット。17歳。総合力の高いフォワード兼サブリーダー。
真面目で責任感が強いゆえにメンタルが弱く、すぐ胃が痛くなるところがザンネン。
クギミヤ・ケイ…パープル2のパイロット。16歳。空間把握能力に長けたコントロール担当。
冷静なしっかりものだが、超甘味のスイーツを作ってしまうところがザンネン。
イリエ・タマキ…ローズ3のパイロット。15歳。耐G性に優れるブースター。
素直で子どもっぽく、惚れやすい性格でイケメンに告白しては撃沈してしまうところがザンネン。
スルガ・アタル…ゴールド4のパイロット。16歳。射撃の腕とメカ知識では誰にも負けないガンナー。
軽い性格に見えて思慮深いところもあるが、薀蓄を語り出すと止まらなくなるところがザンネン。
余談
5人の呼び名の頭文字をとると…
「タ」マキ、「ス」ルガ、「ケ」イ、「ア」サギ、「イ」ズル
搭乗機
搭乗者の本能に機体の性能や動作がリンクするJURIA-SYSTEM(ジュリアシステム)が搭載された戦闘デバイス。使い方次第で凄まじい効果を発揮するが、その分扱いも難しい。操縦中は搭乗者とシステムがお互いに影響を与え合っており、機体自体に学習能力も備わっている。