概要
通称『えびすの仁』。呑気な日和見主義者。
奇面組メンバー随一の身長を誇り、どんな役回りもそつなくこなすバランスタイプ。アニメ版での声優は龍田直樹。
生年:1965年2月18日
年齢:17歳（初登場時）
身長:180cm（原作は175cm）
体重:60kg
血液型:B型
家族:父:大間九（だいま きゅう）、母:（名は不明）、祖父:大間翁（だいま おう）
来歴
一応中学校1年生の時に物星大と同じく一堂零の誘いを受けてグループに加入し、古株の冷越豪、出瀬潔を含めた一応中学校の変態集団『奇面組』が結成される。
結成当初は、食事と睡眠さえあれば無類の幸せという楽天的な思考を嫌う出瀬潔との折り合いが非常に悪く、大間仁自身も交際を断られては小さな悩みを重ね続ける出瀬潔の心配性を嫌っていたが、徐々にお互いの個性として理解を深めた末に軋轢を乗り越え、大間仁の両親が信頼を寄せるほどの深い友人関係を築き上げる。
高校受験の失敗を含めた2回の留年の後に『一先高校』（ひとまずこうこう）への繰上げ合格を果たすも、統廃合による『応生高校』（おうせいこうこう）との合併で新たに設立された一応高校へスライド編入する。
一応高校では順調に進級を重ねて卒業し、「美味しいものをたくさん食べたい」という理由から実家のケーキ専門店『大間ケーキ店』を継がない決心を固め、調理師専門学校に進学する。
人物
極めて温厚な性格と楽天的な思考の持ち主で、自身の信条である『食う・寝る・休む』を体現する毎日を送っており、一日の大半は睡眠と食事で占められている。これと学業への無関心が起因して一堂零、冷越豪に次ぐ低成績を記録している。
特に食欲への執着は尋常ではなく、起き抜けの朝食で一升飯を軽々と平らげ、空腹が限界を超えると人間を食物と錯覚して辺り構わず襲い掛かるほどであるため、食事に関しては奇面組メンバーでさえ出し抜いた上に妨害、制裁を躊躇なく行うという非情な一面を持つ。
周囲の状況の変化をものともせずにマイペースを保つ呑気者だが、大間家では父親と共に普通あるいは慌て者として分類されており、祖父の異常な呑気に対しては苛立ちと恐怖を抱えている。
特技
時間や場所を問わずに瞬く間に眠りについてしまうため、出瀬潔がいなければ日常の登下校すらままならず、一度睡眠状態に入ると生半可な事では目を覚まさない。
当たり付き自動販売機で、当たり前のように数十回連続で当たりを出すほどの強運の持ち主であり、奇面組メンバーの中でも有名人の声帯模写やモノマネを最も得意とする芸達者でもある。
