恋慕の人魚姫
ローレライ・ロア
MMORPG「エミルクロニクルオンライン」の中で、大都市アクロポリスで語られた、上記のストーリーの紙芝居から生まれたロアである。
物語の人魚がモチーフになっており、魚の下半身と各所にヒレを有し、蒼い髪と赤い瞳、ハープと拡声器とマイクが一体化したようなハープを持っている。
名前の由来は不実な恋人に絶望してライン川に身を投げた乙女であり、水の精となった彼女の声は漁師を誘惑し、破滅へと導くという伝説で有名は水精「ローレライ」から。
うなじに書かれたロアの証の数字は「Ⅶ」
他のロアと違ってプレイヤー達の目の前で生まれたばかりのロアであるためか、物語内での記憶をほとんど持たず、その場のノリで勧められるままにライブを開いてしまうなど非常にノリが軽い。
言葉遣いも非常に軽く、常にふざけた態度をとり、特に謎の三段活用をよく用いる。
歌声は誰も彼もを魅了する絶世の美声に加えてチャームの効果がある。
ただし歌詞や曲名は非常にユニークなものが多く理解し難いものの、その美声がすべてどうでもよくさせてくれる。
性格は単純でノリが軽いアホの子。
アイリスの物語再現効果によってプレイヤーに恋してしまうが、そこを指摘されても歯牙にも欠けないほどべた惚れである。
プレイヤーのことは「ますたー」と呼ぶ。
ちなみに腰や側頭部から生えているヒレは脱着可能かつ美味しいらしい。
実際に自分で自分のヒレを食べたり、振舞ったりするなどしている。
失ったヒレは一瞬で再生するため、特に損失にはならないらしい。本人にも原理は不明だとか。