概要
解答の番号等を塗り潰し、機械で読み取らせるタイプの解答用紙である。大学入試センター試験や公務員試験、運転免許の適性試験などで用いられる。
ちなみにマークシートは和製英語であり、国外では通じない。国外ではOMR sheetなどと呼ばれる。
解答者は解答欄の適切な位置を適切に塗り潰すことが求められる。この塗り潰しが不十分であると読み取りが出来ない場合も有り得る。また、解答を直す際にもしっかりと古い解答を消しておかないと読み取れない場合がある。
このマークシートを読み取る機械はOMR(Optical Mark Reader)と呼ばれる。
一般的には大規模な試験などで採点の手間を軽減し、人的ミスを無くす目的で用いられるが、筆記試験にはほぼ用いる事が出来ないのが難点である。
また、近年ではマークシートを自作し、プリンタのスキャナ機能を用いてマークシート試験を作れるソフトも登場しているが、定期試験などのような小規模なテストで用いられる事は稀だろう。