概要
スキャナとはセンサを通して多次元(二次元、三次元)の情報を一次元の情報として読み取る装置をいう。医療機関で使われるCTスキャナなども存在するが、ここではパソコンの周辺機器のイメージスキャナについて解説する。
イメージスキャナは画像読み取り機ともいい、平面(たいていは印刷物)を読み取り(スキャン)し、デジタルの画像データとして取り込む機器である。家庭やオフィスではプリンタとコピー機の機能が複合した複合機が普及しているが、名刺のデータ化や本の自炊(電子書籍化)に特化したスキャナも出回っている。
スキャナはアナログイラストの取り込みの際にもよく使われるが、スマートフォンのカメラを代用としているユーザーも多いと思われる。平面の書類やイラストなどをカメラで撮影すると歪みが生じてしまうが、これを補正してくれるアプリもある。