1.について
真島ヒロ氏が講談社の漫画雑誌『月刊少年ライバル』の2008年5月号(創刊号)から2009年6月号にかけて掲載していた漫画作品。
少年シキを主人公に、ハンターたちの活劇を描いたファンタジー作品。
原作の設定を踏襲しつつも、オリジナルの武器・属性・モンスターも登場するなど、かなり自由な作品展開が繰り広げられている。
連載開始前はゲーム本編への設定逆輸入なども期待されていたが、思っていたほど人気が出ず、連載開始後1年で打ち切りとなってしまった。
ちなみに、作者の真島氏はかなりのモンハンプレイヤーとしても知られ、当作品を描く前の時点でモンハンを2000時間プレイしていたという。
最新作「モンスターハンター4」では真島ヒロ氏のデザインした防具「ゾディアスシリーズ」と双剣「紅蓮爆炎刃」の実装が決定し、大きな話題となった。
2.について
カプコンが中国のオンラインサービス最大手のテンセントと共同開発した中国版モンスターハンター。
中国での表記は「怪物猎人 Online」。
2013年6月28日からクローズドβテストが行われている。
開発はMHF製作チームとの共同で行われ、ゲームベースもMHFのものが利用されている。ただし、武器のモーションやモンスターの疲労など、部分的にMH3以降のシステムも採用されているほか、モンスターに攻撃を加えると与えたダメージが数値として表記されるなど、一部システムが日本版とは異なっている。
日本版でもお馴染みのモンスターに加え、本作独自のモンスターも存在する模様。
ゲームエンジンにCryEngine3を使用しているため、これまでのモンハン作品をはるかに凌駕する美麗なグラフィックを生み出すことに成功しており、日本の一部のファンからはこのことを羨む声も。
なお、完全に中国国内向けに特化して作られたゲームであるため、残念ながら日本での展開は検討されていないという(ファミ通のインタビュー記事より)。