ゲーム概要
人類が滅びた後の世界。
みんな死んでいる世界。
もう誰も死なない世界。
動くのはただただ、死者ばかり。
『永き後日談のネクロニカ』で主人公は、
そんな世界でココロを持ってしまった少女――ドールたち。
平たく言えば少女ゾンビになって、他のゾンビと戦うゲーム。
ゲームシステム
サイコロは1d10を使用し、判定などはシンプルにまとまっている。
特徴的なのは戦闘におけるダメージシステムであり、攻撃は頭・手・足・胴体のいずれかに命中し、ダメージはHPではなくパーツの破壊によって表現される。
胴体に命中し【はらわた】が吹っ飛んだり、頭部に命中し【のうみそ】がうどん玉の如くこぼれたりという事態がしばしば起こる。……が、
ドールたちは死んでいる以上、壊れはしても死にはしません
もうとっくに死んでいるし、世界もとっくに終わっています。
ご用意するは10面体のサイコロ1つ。
そんなわけで鉛色の空の下、お茶でもしながらひとつ、長い――永い後日談を語ってみようじゃありませんか。
配役
- ネクロマンサー/NC・・・他のゲームで言うところのGMである。ドールの製作者であり、最終的なラスボスもつとめる。
ネクロマンシー(死者をアンデット化する技術)の持ち主であれば、それがどのようなプロセスであっても彼ないし彼女はネクロマンサーである。よって、その正体は多種多様。
- ドール・・・プレイヤーキャラクター。ネクロマンサーが愛でたり弄んだりするために作り出す、人間としての自我と記憶を与えられたアンデット。基本的に少女の姿をしているが、当然ながらただの蘇った人間であることはなく、顔面にあいた【おおあな】から【ほとけかずら】が繁茂していたり、【けもみみ】や【しっぽ】、果ては【よぶんのうで】が生えていたりとこちらも多種多様。
関連イラスト
関連のイベント
2012年8月19~21日、JGCにてルールブックとリプレイを先行発売されました。
別名・表記ゆれ
関連タグ
外部リンク
紹介漫画、リプレイ、サンプルキャラクター、シートなど各種ダウンロード、公式O&Aなどのサポートが充実。
ネクロマンサー向けサプリメント『箱庭の物語』、ESPサプリメント『歪曲の舞踏』の記事アリ。
なお、2013年10月30日に旧発売元であるパッチワークス社は社長の横領により廃業、製作グループであるつぎはぎ本舗は解散する事が決定され、以降はインコグ・ラボが展開を引き継ぐこととなった。
ルールブックとリプレイを販売中。
本作を扱った卓m@s動画作品など。