ゲーム概要
人類が滅びた後の世界。
みんな死んでいる世界。
もう誰も死なない世界。
動くのはただただ、死者ばかり。
『永き後日談のネクロニカ』で主人公は、
そんな世界でココロを持ってしまった少女――ドールたち。
平たく言えば少女ゾンビになって、他のゾンビと戦うゲーム。
ゲームシステム
サイコロは1d10を使用し、判定などはシンプルにまとまっている。
特徴的なのは戦闘におけるダメージシステムであり、攻撃は頭・手・足・胴体のいずれかに命中し、ダメージはHPではなくパーツの破壊によって表現される。
胴体に命中し【はらわた】が吹っ飛んだり、頭部に命中し【のうみそ】がうどん玉の如くこぼれたりという事態がしばしば起こる。……が、
ドールたちは死んでいる以上、壊れはしても死にはしません
もうとっくに死んでいるし、世界もとっくに終わっています。
ご用意するは10面体のサイコロ1つ。
そんなわけで鉛色の空の下、お茶でもしながらひとつ、長い――永い後日談を語ってみようじゃありませんか。
配役
- ネクロマンサー/NC … 他のゲームで言うところのGMである。ドールの製作者であり、最終的なラスボスもつとめる。
- ネクロマンシー(死者をアンデッド化する技術)の持ち主であれば、それがどのようなプロセスであっても彼ないし彼女ないし「それ」はネクロマンサーである。よって、その正体は多種多様。
- ドール… プレイヤーキャラクター。ネクロマンサーが愛でたり弄んだりするために作り出す、人間としての自我と記憶を与えられたアンデッド。基本的に少女の姿をしているが、当然ながらただの蘇った人間であることはない。
- 機械化されていたり【つぎはぎ】だらけの子なんて普通。【はらわた】ポロリも日常茶飯事。
- 顔面にあいた【おおあな】から【ほとけかずら】が繁茂していたり、【けもみみ】や【しっぽ】だって生えててもおかしくない。
- 果ては【よぶんなうで】や【よぶんなあたま】が生えていたり、逆に【だるま】だったりそもそも実は少女じゃなくて【おとこのこ】だったり…とにかくPLの数だけのドールがいる。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
外部リンク
紹介漫画、リプレイ、サンプルキャラクター、シートなど各種ダウンロード、公式O&Aなどのサポートが充実。
ネクロマンサー向けサプリメント『箱庭の物語』、ESPサプリメント『歪曲の舞踏』の記事アリ。
なお、2013年10月30日に旧発売元であるパッチワークス社は神谷の相方だった愛甲えめたろうこと愛甲悟の背任行為(会社の運営資金の全額横領および使い込み)によって廃業、製作グループであるつぎはぎ本舗は解散する事が決定され、以降はインコグ・ラボが展開を引き継ぐこととなった。
神谷はその後、ZQワークスを立ち上げて代表となり、現在も活動中。
一方の愛甲は刑事と民事の双方で訴訟を起こされている。
ルールブックとリプレイを販売中。
本作を扱った卓m@s動画作品など。