概要
furryとは、サブカルチャー用語における萌え属性の一つ。いわゆるケモノのこと。獣人や猫耳などの属性を指す。またはそれらの属性を持ったキャラクターが描かれたイラストに付けられるタグ。
また、日本ではケモノ系キャラクターそのものを示す言葉「ケモノ」と、
それを愛好する人を示す言葉である「ケモナー」はそれぞれ分けて使われているが、
海外ではキャラクターそのものやジャンルそのもの、それを愛好する人も全て「furry」という単語で呼ばれる傾向にある。
(その為、前後の文面からどの意味で使っているのかを読み取る必要がある。)
「furries」と複数形で書かれている場合は高確率で「ケモナー」のことを示す意味として使われている場合が多い。
また、日本においてケモノやケモノと関連性のある属性を「ケモ」や「ケモ○○」と略して使うのと同様に、
語源である「fur」をそのままfurryの略称として使用する場合もある。(この場合はキャラクターのことを示していることが多い。)
例:「デブケモ」に当たる言葉として「Fat fur」など。
二足歩行の獣人や動物キャラを表す言葉として「Anthro(アンスロ)」が広く使われており、furryと関連性が強い・もしくはfurryとほぼ同意義のものとして用いられている。
(詳しくはケモノの項にもAnthroとfurryに関する記述有り)
また、Anthroが完全にfurryの小分類として扱われている場合、主に二足歩行のものがAnthroと呼ばれ、
四足型で現実の動物に近い場合はFeralやNon-Anthroという言葉が使用される場合がある。
全体的な絵柄やデザインの傾向としては主にディズニーなどの海外で古くから親しまれている所謂カートゥーンの絵柄を基盤にしているものが多い。
日本のマンガ・アニメの絵柄寄りのものは「kemono」と呼ばれ、furryとは似て非なるものとして扱われる場合もある。