CV:岡本信彦
概要
本名「サリュー・エヴァン」。200年後の未来で人類の脅威となっているセカンドステージ・チルドレンの組織「フェーダ」の皇帝を名乗る少年である。『クロノ・ストーン』のラスボスであり、最強の敵チーム「ザ・ラグーン」のキャプテンを務めている。
SARUの名前の由来
セカンドステージチルドレンは最も人間の進化した姿なのに、その頂点に立つものが「猿」
という名前なのは皮肉みたいなものらしい。サリューエヴァンという名前もそこから後で追加したとか。
幕末編にてザナークの前に姿を現し、彼を暴走させる力が何なのかを伝え、それがフェーダに入る資格だとも言及する。
松風天馬たちが恐竜時代にタイムジャンプしている間にエルドラドを襲撃し、トウドウ達の前に姿を現してラグナロクの提案を持ちかけた。
普段は飄々としながらも落ち着いた態度だが、歪んだおどろおどろしい性格の持ち主(アスレイ曰く『邪悪』)であり、このような性格になってしまったのは作中での描写を見る辺り強い力を持ちすぎた事、エルドラドから化け物扱いされ、長年虐げられてきた事が原因であると推測できる。
フェイ・ルーンを雷門に送り込んだ張本人。
エルドラドがサッカーを消そうとする計画を企てている事を知り、彼もその計画を阻止するための作戦を考えた。そこで「サッカーにすがりながら生きてきた彼を使ってエルドラドに対抗する」という提案をし、彼のフェーダに所属していた時の記憶を消して時間改変に反対するアルノ博士の元に送り込んだ。
最終決戦後は考えを改めて天馬達と和解し、同時にトモダチとなり、SSC制御ワクチンの提案を受け入れ、能力を失った後はエルドラドとも完全に和解したらしく、EDではプロトコル・オメガのメンバーと幸せそうにサッカーを楽しんでいた。
続編であるイナズマイレブンGOギャラクシーでは、スーパーノヴァ限定でアースイレブン追加メンバー候補として登場する。
容姿
逆立った白髪にゴーグルを着用している。素顔は天馬と似ており、劇中で彼の子孫だということをほのめかすシーンはあるが、開発の途中段階までは明確な子孫設定だったようだがSARUより天馬に似ているキャラクター(おそらくヨッカ)が登場するため「血を受け継いでいるかもしれない」という設定に変更された。
必殺技
- シェルビットバースト
- デコイ・リリース
- ドラゴンブラスター
ラスボスというポジションであるにも関わらず、意外な事に属性一致技を1つも覚えない。
(本人は山属性。シェルビットバーストとデコイ・リリースは無属性、ドラゴンブラスターは風属性。残り1つはスキル)
しかしこれは3のラスボスであったロココ・ウルパも同様である。
化身
「超魔神エヴァース」
山属性の化身。雪男もとい白いゴリラの姿をしている。
必殺技は「モータルスマッシュ」。
(死すべき運命を壊すという意味を持つ。)
ミキシマックス
自らに宿るS遺伝子とミキシトランスすることでゴリラのような姿に変身することが可能。
ミキシマックスをした姿は体格がゴツくなり、顔が猿そのものとなる。
また、声も若干ゴツくなる。
ミキシトランス必殺技は「エボリューション」。