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E954形の編集履歴2013/12/05 23:54:50 版
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E954形

いーきゅうごよんがた

JR東日本の360km/h営業運転を目的とした新幹線試験車両の2形式のうち新幹線専用編成のほう。愛称は「FASTECH 360 S」。

JR東日本が最高速度360km/hでの営業運転を行うための試験車両として製造された。親記事のファステックの説明にあるように高速走行時の各種性能や騒音、乗り心地などの試験を行った。6M2Tの8両編成となっており、中間電動車は試験データ収集のため2両ずつ異なる主制御機、モーターを搭載している。また、1号車と8号車は形状が異なっており高速走行に最適な形状を試験するとともに、最適な形状の車両で試験できるように入れ替え可能になっている。(ちなみに新幹線/在来線直通型のE955形(FASTECH 360 Z)は全電動車ため先頭車の入れ替えは不可)

電動車ユニットの走行機器構成

各ユニットの力行・回生制動時の特性は同一になっており、全車両とも主変換機の半導体素子はIGBTを採用している。ちなみに設計上の最大速度は405km/h。

2、3号車

  • 主変圧機:容量3650kVA強制風冷式。
  • 主変換機:3レベルVVVF走行風冷水冷式
  • モーター:定格出力370kWの三相誘導モーター8基

4、5号車

  • 主変圧機:容量3600kVA強制風冷式。
  • 主変換機:2レベルVVVF強制風冷沸騰冷式(コンバータ回路は3レベル)
  • モーター:定格出力355kWの三相同期モーター8基

6、7号車

  • 主変圧機:容量3600kVA走行風冷+強制風冷式。
  • 主変換機:2レベルVVVF強制風冷水冷式(コンバータ回路は3レベル)
  • モーター:定格出力350kWの三相誘導モーター8基

全車両車体傾斜装置搭載(空気ばね式)ボルスタレス台車であるが、軸箱支持方式は1・2・5~8号車は軸ばり方式、3・4号車は支持板方式と異なったものを採用している。

落成時はE2系1000番台と同形式のものが2号車と7号車に取り付けられていたが、後にそれぞれ形状の異なるものに付け替えられ試験された。

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