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やしきたかじん

やしきたかじん

関西を中心として活動したローカルタレント、歌手。
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やしきたかじんとは、放送を中心に活躍した関西の芸能人である。

概要

大阪府大阪市西成区出身のローカルタレント

本業は歌手であるが、30代前後からその話術に焦点が当てられてラジオ番組のパーソナリティや情報バラエティ番組のMCに抜擢される。以降、歌手と司会業の二足の草鞋を履き、やがて芸能界でも一目置かれる重鎮となっていった。

情報バラエティ番組の司会を長年務めてきたことから、各界の著名人や知識人とも顔は広く、人脈の広さでは日本芸能界有数といっても過言ではない。無論、歌手としても多くの後輩アーティスト達からも尊敬されている。反面、その性格や所業のせいで敵も多く(後述)、現在の日本にも悪影響を残している(後述)。

人物

表向きの性格は毒舌で派手好き、遊び好きで知られたが、実際には小心で寂しがり屋。

伝説化しているネオン街での豪胆な振舞いは気の弱さの裏返しであったと思われ、コンサートが近付いてくると極度にナーバスになり、些細なことで凄んだり暴力を振るうこともたびたびあった。お世辞にも素行がいい人物であったとは言えないが、女性には細やかな心遣いを見せる一面もあり、大変にモテたという。

典型的な「イッチョカミ」気質(大阪弁で何にでも口をはさむ人、首を突っ込みたがる人をこう言う)であり、本人曰く「見たかってん」。自宅に10台以上のHDDレコーダーに撮った録画したテレビ番組を鑑賞し、気づいたことをネタ帳に記してトークに生かしていた。芸能界の構図から政治経済論、果てはキャバクラなどの風俗の裏事情やハワイ観光のノウハウに至るまでジャンルを問わず、辛辣な毒舌でトークのネタにしていた。本人は自身を「国際ジャーナリスト」であると称しており、ソ連が崩壊した時モスクワに立っていたり、湾岸戦争の後イスラエルに行ったり、9.11テロの1ヶ月後ニューヨークに行ったりしていた。

その一方で、彼の暴走気味の行いから引き起こされた騒動は数知れない。仕事中に気に食うないことがあると突然帰ることがあるので、スタッフはいつも戦々恐々としていた。共演者やディレクターを罵倒したりセットを破壊することもたびたびあり、その所業の報いからかつて共演した間柄の芸能人と敵対関係に陥っていたりすることも珍しくなかった(トミーズ雅大竹まことなど)。また、自身のファンや高く評価してくれていた芸能人などをそうとは知らずに誹謗中傷した為に共演を拒否されたことも多く、後悔したことも多いという。

桃山学院高校卒業(同級生に堀内孝雄がいる)、桃山学院大学中退。高校時代は新聞部に所属し、部長を務めコンクール受賞を果たしてもいたが自身の暴走によって廃部に追い込み、それ以降桃山学院高校にとってたかじんの存在はタブー扱いされており、在校生が文化祭にゲストに呼びたいと提案されても頓挫していた。たかじんの死後、遺産の一部の一億円が母校に寄付されている。

大のハワイ好きで、一年の1/4から1/3をハワイで過ごすほどの筋金入り。また大の競馬好きでもあり、生前10頭の馬主を経験していた。しかし以下4頭の個性的ないわゆるバカ馬に当ってしまったという。
 1頭目:閉所恐怖症でゲートにすら入れない
 2頭目:負けん気が強すぎて後方から追い込んできた別の馬に噛み付く
 3頭目:虚弱体質
 4頭目:わざわざ自分の目で見て買い付けたが、中央のレースで勝てず「地方へ転籍させる か?」といった意見を無視して別の馬主へ売却したら、売却先で好成績をあげる

たかじんが関西ローカルタレントだった理由

それ以前にも関西を中心に他の地方の番組に出演した経験もあったたかじんであるが、一時期本格的な東京進出を果たした経験はある。しかしその時のあまりの不自由な番組の作り方からあまりいい思い出を持っておらす、東京では仕事をしない方針を固めている。彼が委員長という設定でMCを務める「たかじんのそこまで言って委員会」は、北海道・東北の一部と甲信越地方以西の地域ではほぼ全域で放送されているが、番組の持つ強い関西色を保つために関東では放送されていない。また、自身が制作出演をした番組を東京で放送させないようにもしていた(ただ、関東ローカルのUHF局などで放送されていたこともある)。

関西では番組の大まかな流れ以外の台本が存在せず、残りはキャストの努力で賄われるため、番組の空気自体は非常にフリーダムな部分が大きい。

一方、関東圏を中心とした主要放送局では、出演者のキャラ付けからリアクションに至るまで束縛された番組もあり(昨今になって減少傾向にはある)、その辺りで挫折する関西ローカル出身者も多い。

ただ、関西出身者でも関東のやり方に順応しながら自身の持ち味を出して成功している人も多いので、東京の番組に対応できなかったたかじん本人にも問題はあり、本質的にはたかじん自身のコンプレックスみたいなものが原因であろう。

また、NHKを非常に忌み嫌い、同局の番組には一切の出演を拒否していた。在阪局でも朝日放送の番組もかつては出演していたが、上層部との揉め事を起こして以降は一切出演していない(ただし当時の会長と個人的には親しく、朝日放送の局アナだった宮根誠司のフリー転向を勧めていた)。

政治思想


たかじんの基本的な政治的思想はタカ派・急進右派であり、若者や女性、弱者には手厳しかった。『たかじんのそこまで言って委員会』には、彼のこういった政治的傾向が明確に出ており、そこが人気とともに嫌われる原因ともなっていた。

また、彼の応援していた人物は無責任に放言を繰り返す右翼的人士が多く、日本の「衆愚政治化」「右傾化」を引き起こした元凶(の一人)とも目されている。タレント弁護士時代から橋下徹の相談相手であり、彼の政界進出を後押しし、「維新旋風」による大阪の混乱を生み出す原因となった。さらに安倍晋三とも親しく、彼を結果的に首相に復帰させてしまい、その強権的な政権運営を後押ししていまっており、現在の日本でも多くの悪影響を残している。


逝去

2012年に食道がんが発見されて休養、復活を目指しており2013年3月にはTV出演もしたものの2013年5月頃から症状が悪化して再度休養していた。2014年1月3日に死去、同年7日に死去が公表された。享年64。

死去の報を発表したのが1月7日になったのは生前「めでたい気持ちで迎えている正月に、自分の訃報で多くの人に悲しい思いをさせたくない」という、たかじんなりの優しい心遣いであるという。

関西地区のローカルニュースではこの訃報を大きく扱い、読売テレビす・またん!では生前番組で深く関わりのあった辛坊治郎がこのニュースを読みながら号泣する映像が生放送で流れた。

彼の死後も、彼の名を冠した番組はタイトルはそのまま続いていた。ただ、彼が出演した時代と比較してクオリティダウンが著しく、さらにはテレビ大阪の『たかじんNOマネー』以外の冠番組からはタイトル変更と共にたかじんの名前は消滅している。

エピソード

  • 冠番組の一つであるたかじんのそこまで言って委員会熊本県で視聴率20%を超えたことを記念して熊本県民テレビの情報番組「テレビタミン」に副委員長の辛坊治郎と共に出演した際、視聴者が電話参加するプレゼントクイズで賞品を逃した参加者に「1万円札にサインして送る」と宣言し、司会者や参加者の「本当にいいんですか?」という疑問に「ええの、ええのよ!」と即答した。
  • プリンスホテルでのディナーショーの形式について不満があり、キャンセルしたがホテル側から違約金600万円を請求された。これに対してたかじんは「上等やないか」とホテルに乗り込み「600万でええんやな。ディナーショーやめさせてもらうわ」と札束を投げ出し帰った。これにはホテル側も大慌て。対応策を出してなんとかディナーショー開催にこぎつけた。
  • 大相撲大阪場所の期間中多くの幕内力士と飲みに出たが、たかじんと飲みに行った力士全員が一人の例外もなく全員怪我で休場に追い込まれるという事態になり、このことを後年自分の番組でネタにし「俺が何悪いことしたんじゃ」とぼやいていた。


死後の騒動

百田尚樹によって執筆された、たかじんと最後の夫人によるノンフィクション小説『殉愛』が、最後の夫人の一方的な言い分を元にしたものだったため、たかじんの周辺の人々からは「デタラメばかり」と激怒を買い、たかじんと最初の夫人の間に生まれた長女から訴えられる事態になっている。最後の夫人による、たかじんのメモの捏造、遺産総取りなどさまざまな疑惑も明らかにされ、芸能界と出版界を巻き込む大騒動となった。しかしテレビのワイドショーなどでは百田尚樹が政界から出版社まで多くの庇護者を得ているためか不自然なまでに報道されていない。

たかじんは生前、韓国を敵視する発言をたびたび行っていたが、死後たかじんの父親が韓国人であったこと(しかし、たかじんの父もまた右翼、それも韓国民族主義者ではなく天皇崇拝の日本国粋主義者だった)が暴露された。たかじんの嫌韓的言動は出自のコンプレックスの裏返しであったのではないか、とも憶測されている。

このような形で、死後もスキャンダルを提供する、まさに人間性のたまものと言える。

歌手としての主な代表曲

  • 東京
  • やっぱ好きやねん
  • ゆめいらんかね
  • 砂の十字架


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