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イセリア英雄戦記

いせりあえいゆうせんき

イセリア英雄戦記とは、成人向け雑誌「二次元ドリームマガジン」で連載されている、読者参加型の小説である
目次 [非表示]

概要

キルタイムコミュニケーションから発売されている成人向け雑誌「二次元ドリームマガジン」にて、2009年6月号~2015年12月号まで6年間にわたり連載された、ファンタジー陵辱小説


本作品の特徴として、小説末に分岐項目があり、巻末で選択式のアンケート投票が設けられ、読者がどの分岐を選ぶか投票することで、次回の内容が変わっていくことがあげられる。

大体は2択の中から一つを選ぶ形が多いが、ときたま3択になることがある(連載されるのは読者のアンケート集計の結果、一番投票数の多かったもののみ)。

選ばれなかったものは後に公式サイトにて再びアンケートがとられ、そこで集計数が一番多かったものが文庫として発売された際におまけとして加筆される。


また、各連載ごとに、執筆する作者が変わるのも特徴(単行本化される際には、著者名が『二次元ドリームマガジン編集部』となる)。

そのため、同じ作品であるのにもかかわらず、表現が多彩に変わっていく。


雑誌内では「選択次第ではキャラが死亡してしまったり離脱してしまったりする」と書かれているが、元となっている二次元ドリームマガジン自体が、強い女性が陵辱されるという雑誌のため、選ばれる分岐はまず欲望に忠実であると言っていい(陵辱されたキャラクターがしばらく登場せず、話をまたいで妊婦になって再登場した場合、妊娠であるため、死亡以外の理由によって離脱することとなる)。


挿絵は一貫して牡丹氏が担当。

メイン画像はpixivにて氏が投稿されたもの。


ストーリー

(以下公式サイトより)

イセリア歴412年―――。

かつて世界を救った英雄公国は、北の国バーンドベルグ帝国による侵攻を受けていた。

北西のオラリオ連盟、北東のグラマトン聖教会と同盟を結んだ帝国の脅威にさらされ、日に日に国力が弱っていくイセリア英雄公国。

そんな状況を打破するため、イセリアの騎士団団長・セリーヌ=アヴァリアレスと皇女・フィオナ=ブリティッシュが立ち上がる!

しかし、彼女たちの行く手には、恐ろしい陵辱が待ち受けているのだった―――。

(ここまで)


キャラクター

イセリア英雄公国

イセリア英雄公国現騎士団第一遊撃部隊団長(初期には団長ではなく隊長と表記されていた)。女騎士

ローヤルブルーの髪に碧眼の瞳が特徴で、漆黒の剣クラウソラスを操る。

イセリア三大美女の一人(他はフィオナとエルス)と言われている。

性格は真面目で固い。フィオナとは幼馴染であり、公私共に仲が良い。

お菓子作りが趣味。

彼女の放つ「インペリアルダイブ」は国内は勿論、諸外国でも屈指の威力を誇り、大地にクレーターを作るほどである。


イセリア英雄公国の皇女。

茶目っ気があり、幼い印象を受けるが、心優しく、芯は強い。

セリーヌとは公私共に仲が良く、彼女の作るお菓子を楽しみにしている。

魔法の心得があり、彼女が詠唱する「サンク・ブリーズ」は、単体ではあるものの、魔物に対して絶大な威力を誇る。


ミドルネームはマイハ、と読む。女騎士

イセリア騎士団第三部隊団長。

先祖がかつて魔王と闘った英雄の仲間であり、先祖代々王家を王家を守護してきた。

身体の反応速度を極限にまで高めるマイハ反応の使い手であり、この力を欲するがせんとする諸国は多い。

巨乳の持ち主であり、フィオナに羨ましがられるほど。

お嬢様口調である。


イセリア諜報部隊「クロウ」に属している暗殺者。ロリ女スパイ

ピンク色の髪を持ち、幼い外見とは裏腹に、数々の暗殺術を仕込まれているため、一対一であるならばセリーヌでも敵うかわからない少女。

しかし、挙動や言動は見た目そのものである。


イセリア騎士団第三部隊副団長。ツンデレ女剣士

エルスのことを慕っており、お姉さまと呼んでいる。

二刀流の使い手で、体を回転させながら相手を切りつける「ブラッディ=カーニバル」は彼女の必殺技。

フィオナ達一行がクアール湖へ向かう際に同行する。


東洋出身の団員。自身のことを騎士ではなく侍と称する。女侍

衣服もイセリア公国では珍しい和装。

刀使いであり、その剣技は騎士団長に舌を巻かせるほどである。


現イセリア騎士団大騎士長。ロリネコミミ

全ての騎士団をまとめる地位にあり、実力もかなりのもの。

身長が低く、語尾に「~にゃ」をつける猫耳少女。

巨人族がこしらえた身の丈を越える出刃包丁を武器としている。

大柄な武器にもかかわらず、動きは俊敏であり、敵国の将軍を前にして、傷一つつかずに相手を倒すことが出来る。


先代イセリア騎士団大騎士長。お姉さん

現在はイセリア公国の厨房を任されており、戦場からは離れていたが、ある時に現在のセリーヌの姿を見て、再び剣を握る。

実力は今だ衰えておらず、セリーヌを前にしておたま一つで圧倒するほど。

「アフロディーテ」と呼ばれる聖剣を所有している。


イセリア英雄公国現女王。未亡人母親

フィオナの母親。

聡明であり、今だ衰えを知らない美貌を持つが、魔物を排出する地下迷宮「フェイズ」の発する瘴気により体を弱めている。

アリオナの扱う魔法は国内でも最高の力と称される。


バーンドベルグ帝国

通称ギュスターヴ。

現バーンドベルグ帝国の皇帝。

でっぷりとした腹に、醜悪な顔が特徴で、その軍事力を武器に近隣諸国を蹂躙してはその国の女を我が物としている。


バーンドベルグ帝国の将軍。

オーギュスタン家の嫡子であるが、父親とは違い、戦いにおいては正々堂々と闘うことを好む。

意思を持つ魔剣「アロンダイト」を持ち、しばしばウォルガードの代わりに計略を張り巡らすこともある。


バーンドベルグ帝国第二王子。

父親以上に醜い見た目であり、女口調。

しかし、自らのことを美しいと思っており、手に入れられるものは全て手に入れたいという欲望を持つ。

兄であるウォルガートに対抗意識を持っている節がある。


オーギュスタン家の末姫。ツンデレ貧乳

「服従魔眼(イビル・アイ)」と呼ばれる目を持ち、見たものの意識はそのままに、肉体を操るという術を持つ。

母親が低級な魔法使いであり、オーギュスタン家の正式な妻ではなかったため、家族における地位は低く、そのために不自由なく生活をしてきたフィオナを妬んでいる。


バーンドベルグ帝国の女将軍。

オーギュスタン家の長女であり、他人を苛めることに快感を覚えるサディスト。

男を苛めるよりも女を苛める方が好きであり、妹であるメイベルローゼさえも手に入れたいと考えている。

薬に関する知識が豊富で、魔王の力を封じてしまえるほどの薬物を作ることも出来る。

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