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「どいつもこいつも、ぶっ壊れちまえ!!!」


「俺が・・・俺が王だ!!!」

「オメェなんかに・・・敗ける訳が無えんだ!!!」


巻頭ポエム

どいつもこいつも、

ぶっ壊れちまえ(24巻)


王は駆ける

影を振り切り

鎧を鳴らし

骨を蹴散らし

血肉を啜り

軋みを上げる

心を潰し

独り踏み入る

遙か彼方へ(32巻)


プロフィール

破面No.6(アランカル・セスタ)/第6十刃(セスタ・エスパーダ)
身長186cm
体重80kg
誕生日7月31日
司る死の形「破壊」
孔の位置腹部
帰刃名豹王(パンテラ)
CV諏訪部順一

概要

右顎を象った仮面を着けた、端正な顔立ちに水浅葱色の髪の男。階級を示す数字は右腰にある。


性格は至って好戦的で言動も凶暴そのもの。強い相手との戦いを何より望んでおり、黒崎一護と初めて対戦して以来、格好の獲物(好敵手)として認識し、自分の手で倒す事に執着している。その為に、最初の戦いで一護の月牙天衝を受けて負った傷も、あえてそのまま残している。

その一方で、井上織姫に傷を治してもらった借りを返す為に、彼女を暴行していたロリメノリに対して残虐なリンチを加えて織姫を助けるなど、義理堅い一面もある。ただし、借りさえ返してしまえばそれまでとして、再び彼女を脅迫して利用する、拒否されると胸ぐらを掴みキレる(一護が制止してなければどうなっていたか分からない雰囲気)など、あくまで自身の目的が最優先である。ただし、小説「Can't Fear Your Own World」によれば、彼は穏健派であるとのこと。(穏健派って、何だっけ…?)


このように、あくまでも「強さ」と「戦い」を常に最優先する為に、藍染惣右介の命令にも従わずに独断専行する事が多い。藍染に対してはあくまで彼の強さに屈服している事と、破面の力を手に入れる為に従っているだけであり、藍染の前では一応最低限の敬語は使うものの不遜な態度を崩そうともせず、彼のいない場所では普通に「藍染」と呼び捨てで呼んでいるなど、藍染に対する忠誠心も皆無である。その為に、それぞれの思惑はあれど藍染への忠誠心も持つ大半の十刃のメンバー(特にウルキオラとは険悪な模様)や、組織の和や秩序を重んじる東仙要からは疎まれており、東仙やウルキオラとは実際に作中で衝突している他、東仙は彼の処刑を藍染に進言していた程である。

一度は独断専行の咎で十刃の座を降ろされたのだが、それでも全く懲りてはおらず、虚圏にやってきた一護をさっそく勝手に迎え撃とうとして、藍染に牽制される一幕もあった。


時代は中級大虚(アジューカス)で、白い甲殻に覆われたの姿をしていた。従属官シャウロンイールフォルトらとはその頃からの仲間。


現在のグリムジョーが最上級大虚(ヴァストローデ)かは不明だが、人間とほぼ同じ姿をしている事、卍解虚化した一護レベルである事から間違いなく隊長格以上の実力を持っている事、帰刃してもなお二足歩行で殆ど人間と変わらない容姿である事、最下級大虚(ギリアン)であるナキームや中級大虚であるシャウロン達が揃って限定解除した隊長格に普通に倒されている中で、虚化した一護と実力が拮抗している事を考えると、グリムジョーは最上級大虚の可能性がかなり高い(公式から最上級大虚であると明言された)。


ちなみに敵キャラクターの中では非常に読者からの人気は高く、第4回人気投票では初出ながら4位を獲得した。


能力

詳細はリンク先を参照。


  • 王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)

無題

大虚の技である『虚閃(セロ)』に自らの血を混ぜたもの。余波で空間が歪む程の威力を誇る。


本編の動向

破面篇

藍染の命令を無視して従属官と現世を襲撃。ディ・ロイ・リンカーがルキアに倒された後、ルキアや一護と対面。ルキアを瞬殺し、一護と交戦した。一護との戦闘では互角に渡り合うが、鋼皮で一護の攻撃を全て防御し無傷で勝利。最後のいたちっ屁の黒い月牙天衝を喰らい負傷したことで初めて斬魄刀を抜いた。しかし途中で介入してきた東仙の命令で撤退。藍染の命令を無視して勝手に独断専行した挙句、複数の従属官を失った責任を追及され、その罰として東仙に左腕を切り落とされた事で、十刃の地位を剥奪される。


十刃落ちとなった後はヤミー、後任であるルピに従う形で再び現世に出現。性懲りもなく独断専行して再び一護に挑むが、今度は虚の力をある程度使いこなせるようになった(虚化を会得し、11秒間だけ虚化を使えるようになった)一護に黒い月牙で逆に圧倒される。

時間切れとなり虚化が強制解除された一護の腕を斬魄刀で地面に突き刺し至近距離から虚閃で止めをさそうとするが、駆け付けた朽木ルキアに氷漬けにされてしまう。しかし、次の瞬間には氷を砕き、ルキアの頭を掴んで虚閃で殺そうとするも、割って入った平子真子に邪魔され戦闘になる。

初めは平子は逃げグリムジョーは平子を追い掛けるという鬼ごっこになっていたが、平子が虚化してからは圧されてしまい、平子の虚閃を食らって重傷を負う(この時、グリムジョーも自身の虚閃を放ってダメージを軽減してはいた)。その直後、初めて帰刃しようとするが、藍染に派遣されたウルキオラによって制止され、再び戦闘を切り上げて虚圏に帰還した。


その後、藍染の指示により消失した腕を修復されると、自らの体の潰された6の数字も織姫に修復させ、ルピを殺害して第6十刃に返り咲いた事を藍染の前で高らかに宣言する。


虚圏に侵入した一護と決着を付ける為に、またもや命令を無視して独断専行を開始し、ウルキオラの管轄下に置かれていた織姫を無断で連れ出し、ウルキオラに重傷を負わされた一護を治療させる。治療中にウルキオラが襲撃してきた事で、治療の邪魔をさせない為に彼と交戦。ウルキオラには当然勝てるわけはなく一貫して劣勢であったが、反膜の匪で一時的に彼を封印することに成功。引き続き一護を回復させつつ、自身の負傷も織姫に回復させ、対等の条件で最後の戦いを挑む。


初戦時と同様に戦闘は優勢であったが、それで勝っても満足出来ず、一護に虚化を使わせる為に織姫に向けて敢えて王虚の閃光を放ち、彼がそれを庇わざるを得ない状況にすることで、虚化させる事に成功。自身も帰刃し、虚化した一護と激闘を行う。最初は互角に渡り合ったが、豹鉤で一護を負傷させたことで一護の戦闘力が徐々に低下。追い詰めていくが、最終的には織姫の声援で覚醒し、黒い月牙なしでグリムジョーを普通に斬れるようになった一護の前に完敗する。

グリムジョー・ジャガージャック

帰刃が強制解除されても尚、立ち向かおうとするが、手柄の横取りを目論んで観察していた第5十刃のノイトラに邪魔者として横から攻撃され、今度こそ再起不能となる。

そのままノイトラにトドメを刺されそうになるが、皮肉にも敵である一護に庇われた事で命拾いをする事となってしまい、最後は自分を庇ってくれた一護と自分にトドメをさそうとしたノイトラを悔しそうな顔で見ていた。

その場面を最後に、しばらく生死不明かつ消息不明となる。


小説『Can't_Fear_Your_Own_World』の第十六章によると、やはり死にかけていた模様。その後もノイトラ戦を見ており、ノイトラが何者かに圧倒的な霊圧で叩き斬られ死亡したことも知っていた(霊圧は覚えていたものの、誰が倒したのかまでは知らない模様)。


千年血戦篇

虚圏にて、何者かがキルゲを背後から両断し、そのまま浦原喜助に刃を向けた。この人物は

  • 瀕死状態とは言え星十字騎士団の幹部を一撃で倒せる力の持ち主。
  • 浦原に刃先を向けているため敵であることは間違いない。
  • 一護と浦原以外の死神は虚圏に来ていないため死神である可能性は殆どなく、十刃以上の力をもった破面である可能性が極めて高い。
  • 破面は大半が死亡している上、十刃以上の力をもった個体に限っても、生き残りのハリベルは囚われ、ネルも自由に元の姿へ戻れない状態であるなど、戦闘可能な破面の数は限られている。
  • 刀身の形がグリムジョーの斬魄刀によく似ている。
  • 単純にグリムジョーに再登場してほしい。

などの理由から、読者に「グリムジョーなのではないか?」と予想されていた(明確な死亡描写がなかったため、生存していても不思議ではないというのもグリムジョー説を根強くした)。

そして更に、浦原との通信に割って入った際に一護を「黒崎」と呼ぶ上、口調の特徴や、一護に会いたがる様子などでグリムジョーである可能性が更に上がった。


千年血戦篇のアニメ版では第8話に通信の場面で登場。原作では腕部しか見えていなかった(カラー漫画版では台詞の色が水色)が、アニメでは腹部も見えている他、字幕やエンディングにハッキリとグリムジョーとクレジットされており、より明確になった。

1分前後の出番しかなかったものの、アニメ基準で5000日以上ぶりの声付きの登場となり、Twitterのトレンド上位に食い込んだ。


ちなみに作者曰く、織姫とチャドが彼をテントの外に追い出す際に使っていたものは、彼が嫌がる音を出す装置とのこと。猫かな?


その後真世界城における最終決戦において、ついに本格的に再登場を果たす。

ハリベルと並び、数少ない十刃の生き残りである事が確定した。濃い色のインナーとズボン、上着を羽織っており、首元にはノイトラに斬られた時の傷跡が残っている。


Jaguar


一護を檻に閉じ込め、浦原一行や破面を追い詰めたキルゲを不意打ちで倒したのはやはり彼であった。

この時、一護に「何年ぶりだ?俺と戦った傷は癒えたみてえだなァ」と話し掛けているが、直後のノイトラ戦で癒えてたなどとは言ってはいけない。

そして一護と戦おうとするが、ネリエル、毒ヶ峰リルカなど他のメンバーから阻止され、その場はひとまず何とかなった。


味方サイドについた理由については、ユーハバッハを野放しにすれば虚圏がなくなり、虚圏がなくなれば一護を殺す場所がなくなるからだと述べている。

小説も含めて一貫して一護のことを敵と呼んでいるため、あくまで味方サイドについただけであり、一護の味方になったわけではないのは本当らしい。

浦原とある「契約」を結んだことで、以降は浦原の指示通りに行動する。


ちなみに浦原の間で交わされた契約内容は不明であるが、チャドや織姫の修行を手伝い、味方サイドにつくことを容認するほどにはグリムジョー側に利益のある内容だったようである。(浦原は「今の彼による自分達への実害はゼロ」とまで言い切っている)


最終決戦において、いざ真世界城に着くと、相も変わらず単独行動を始めてしまう。その中で、ナックルヴァールと遭遇し追跡するが、彼の放った毒入りボール(ギフト・バル)を油断してまともに食らってしまい、行動不能になる。


その後ナックルヴァールと浦原による戦闘が行われ、浦原の卍解によってナックルヴァールの猛毒領域を突破する通路が作られると、豹王の姿でその通路を通りナックルヴァールの不意を突き、心臓を握りつぶす。

この時、浦原の敵を倒すまでが浦原との契約だと発言しているが、どのような契約内容だったのか、彼の側にどのような利益のある内容の契約だったのかは作中では不明のままである(小説『Can't Fear Your Own World』では、それに一つだけ言葉をつけ加えて、「俺が黒崎と殺り合う時、死神どもに邪魔させんな。纏めて潰してやってもいいんだが手間かけたくねえからな」という契約を京楽春水と結んだ。このことから、グリムジョー側の利益はシンプルに「黒崎と殺り合える」だった可能性が高いと思われる)。

その後、ナックルヴァールの死によってリミッターの外れた猛毒領域に囚われ、浦原、四楓院夜一四楓院夕四郎と共に危機に陥る。浦原の指示を受けたネリエルは、グリムジョーらを救出するために猛毒領域に飛び込む。


小説版

この後最終回まで登場せず、浦原らと共に安否が不明のままであったが、最終決戦後を描いた小説『Can't Fear Your Own World』で再登場し、生存が確認された。


序章壱において、グリムジョー、ネリエル、ハリベルが登場。ハリベルはネリエルの肩を借りて移動。グリムジョーが和尚と京楽総隊長に喧嘩を売るがネリエルに虚弾で牽制される。回想でハリベルはネリエルに救出されたことが判明。

三人とも新霊を見ており、特にハリベルはドン引きした。三人が見逃された理由は、浄化するにせよ始末するにせよ、世界のバランスが不安定な現状、迂闊に倒すと三界のバランスが崩れる危険性があるからとのことであり、虚圏で大人しくするということを条件に見逃してもらい、三人仲良く虚圏に帰還。


第三章において、リルトット一行が虚圏でルドボーンと対決をしており、形勢が不利となっていたルドボーン、ロリ、メノリをハリベルが救出。その時にネリエルとグリムジョーも同行していたのだが、そこに産絹彦禰が出てきた為、彼と帰刃形態で戦闘することになった。

そこから戦闘描写は殆どなかったのだが、第五章ではこの戦闘が原因で左腕に深手を負っていた。産絹の斬魄刀が黒腔を開いてる様子を疑問に思いつつ、彼が一護と同じ急成長するタイプだと見抜く。


第七章で産絹を追跡するため再び尸魂界に向かう。(第八章でハリベルが語るには、『余程の理由』がない限りグリムジョーが虚圏以外の場所にいくことはないとのこと。つまりグリムジョーにとって産絹は『余程の理由』だったらしい)第九章でこの場にいた月島秀九郎銀城空吾と交戦。月島に栞を挟まれるが殆ど効かず、グリムジョーが再び優勢になったところで、ルピと因縁の再会を果たす。


ルピの虚弾レベルのスピードになった大量の虚閃を受け再び帰刃。第十一章で遂にルピを倒すが、ルピはグリムジョーに大量の返り血を浴びせており(ルピの体はマユリによって改造され、血液には毒が仕込まれている)それにより形勢が不利になる…と思いきや、ナックルヴァール戦で毒に対する耐性がついていたことで体調不良レベルで済み、戦闘を続行。戦闘中に産絹が再び出てきたことでルピとの戦闘をやめ、産絹を倒すためにルピと共闘することに。虚圏から駆けつけてきたネリエル達とも合流する。


その後は第十五章で京楽が志波空鶴の屋敷で話をするということで、第十六章で他の破面たちや滅却師たちと共に空鶴の屋敷に集まる。

当初、ノイトラを倒したのが誰なのか知らなかったが、ここで更木剣八と対面し、霊圧からノイトラを倒した人物と同一人物であることを察し、剣八に確認したことでノイトラを倒した人物が剣八であることを特定した。一方の剣八もノイトラより強いのか確認するなど一触即発になるが、京楽が仕切ったことによりその場は何とかなった。


第十七章で綱彌代時灘空座町の上空と何かを入れ替える転界結柱を作ったこと、更に調べたところ、時灘が叫谷に逃げたことが判明し、叫谷まで繋げる道をマユリ様が作成。第十八章で叶谷にある時灘のアジトである宮殿に到着し、第二十章で死神や滅却師と共に産絹と戦闘をした。


時灘たちとの戦いが終わった後、これだけの騒動の中でも姿を現さなかった一護について、よほど再戦したかったのか「黒崎の野郎、まさか平和ボケでもしてんじゃねえだろうな」と愚痴った。(因みに一護はその時旅行先でトラブルに巻き込まれた妹たちを助けに行っていたためこの騒動に駆け付けられなかった、浦原曰くタイミングが良すぎるため時灘に何か仕込まれて可能性があるとの事)。


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