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概要

ビアン・ゾルダーク博士によって設立された、北米コロラドにあるオーバーテクノロジーの総合研究機関。通称は「テスラ研」。初出は「旧シリーズ」の『第4次スーパーロボット大戦』。「αシリーズ」や「OGシリーズ」でも新西暦171年に設立されたという設定。


ロボット工学の権威であるジョナサン・カザハラエリック・ワンなど、数々の天才を輩出した。グルンガストシリーズ、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン、鋼機人(ヒューマシン)などの特機テスラ・ドライブの開発実績を持ち、フェアリオンなど一部のリオンシリーズも開発している。


第4次スーパーロボット大戦』では主人公の父親が所長を務める研究所として設定されていた。どの主人公の場合でも「父が親馬鹿」という共通設定があり、主人公へのバースデープレゼントの為に研究成果を惜しげもなく注ぎ込んでヒュッケバイン、またはグルンガストを作り上げることになる。主人公機完成後は、その最強武器の開発に専念し、完成後はロンド・ベルに送ってくれる。ちなみにスーパー系の場合、「暗剣殺」という名称に主人公が呆れる(グレース・ウリジン曰く「九星に凝っている」らしい)。尚、この父親に顔グラフィックはない。


スーパーロボット大戦F(F完結編)』では事もあろうに、破嵐財閥から提供を受けた研究資金の大半をバースデープレゼント機に注ぎ込んでしまったようであり、破嵐万丈は苦笑いであった。その後、αシリーズに旧シリーズの主人公からイルムガルト・カザハラが参戦したことに伴い、この親馬鹿な父親の設定はOGで初登場した彼の父・ジョナサンに受け継がれたようである。この他、この父親は10代の主人公に「結婚しないのか」と言って呆れられている。


シャドウミラーがいた並行世界でも存在しているが、研究内容や開発している機体が、本世界のOG世界とは一部異なっている。シャドウミラーの世界ではギリアム・イェーガーによって持ち込まれた「システムXN」を基に、次元転移装置の「アギュイエウス」と「リュケイオス」が開発されていた。また、シャドウミラー所属の人造人間(Wシリーズ)であるラミア・ラヴレスが故障や不調を起こした際に、唯一修理できる所でもあったがアクセル・アルマーが転移を行う際に「リュケイオス」の自爆も行ったため研究所自体も巻き込まれて崩壊した。ただ、今のところは人造人間(バイオテクノロジー)の研究・開発をしていないと思われたため、人造人間の修理技術関係などはどうしているのかは不明。ラミアが教えている可能性もある。


優秀な研究者・兵器を多数保有し、開発施設も充実していることから、インスペクターなどの敵対勢力に狙われることも多い。OGシリーズでは、並行世界側のテスラ研の機体の幾つかをシャドウミラーが強奪し、リュケイオスによる転移でこちら側の世界に持ち込んできている。

主な開発機体

グルンガストシリーズ


グルンガスト零式

グルンガストのプロトタイプ。


グルンガスト

テスラ・ライヒ研究所の代表作品ともいえるスーパーロボット。


グルンガスト2号機

グルンガスト弐式

量産型グルンガスト弐式


グルンガスト参式

OGシリーズでは、両方の世界で開発されたことが確認されている。並行世界側の機体はシャドウミラーに強奪され、後にスレードゲルミルの素体となった。


ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(DGG)

ダイゼンガー

アウセンザイター

雷鳳/大雷鳳

製作はテスラ研で行った。レベルAクラスの整備はテスラ研でしか行えない(艦内などではレベルCクラス)。


鋼機人

龍人機

轟龍改

雷虎改


プロジェクトTD

アステリオン

アステリオンAX

フェアリオン

アルテリオン

ベガリオン

ハイペリオン


エクサランスシリーズ

エクサランス・ライトニング

エクサランス・エターナル

OGシリーズでは両機体ともここで開発されている。


ゲシュペンストシリーズ・ヒュッケバインシリーズ

ゲシュペンスト

『第4次』、『スパロボF』のみ。


ゲシュペンストMk-II

『スパロボF』のみ(『第4次』も可能性は高い)。


ゲシュペンスト・ハーケン

OGシリーズのみ。


ヒュッケバイン

『第4次』、『スパロボF完結編』のみ。


並行世界

ソウルゲイン

シャドウミラーによって強奪され、以後アクセル・アルマーの乗機となった。また予備機をベースに、シャドウミラーの手でツヴァイザーゲインが開発されている。


システムXN

次元転移可能なシステム。2基存在するが、シャドウミラーに利用される。

関連人物

ビアン・ゾルダーク

テスラ研設立者にして初代所長。後にEOTI機関(後のディバイン・クルセイダーズ)に移り、その際には多くの研究員が彼に同行したという。


ジョナサン・カザハラ

テスラ研の現所長。


ロバート・H・オオミヤ

研究者の1人。SRX計画にも参加しており、日本と北米と行ったり来たりと忙しい。


イルムガルト・カザハラ

グルンガストのパイロットにして、ジョナサンの息子。


リシュウ・トウゴウ

剣撃の技術顧問。


エリック・ワン

グランゾンの開発者の一人。


セルシア・ファーム

「バルトール事件」の当事者の1人だったが、所長らテスラ研の人々の好意により在籍。


キサブロー・アズマ

かつてはこの研究所の所属。「コンパチブルカイザー」の開発者。


ギリアム・イェーガー

かつて、『ヘリオス・オリンパス』の名で、シャドウミラーの世界にシステムXNを持ち込み、元の世界に戻るために次元転移装置の開発に携わっていた。スーパーロボット大戦OG外伝における「オペレーション・オーバーゲート」では、テスラ研で作戦を練っている。


マオ・インダストリー

カーク・ハミル

マオ・インダストリー社の開発部長。


マリオン・ラドム

かつては北米のラングレー基地所属だが、所属基地がインスペクター事件で破壊されたため、現在はテスラ研に。


超機人関連

安西エリ

ソフィア・ネート

クスハ・ミズハ

ブルックリン・ラックフィールド


プロジェクトTD

フィリオ・プレスティ

アイビス・ダグラス

ツグミ・タカクラ

スレイ・プレスティ


ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(DGG)

ミナキ・トオミネ


L&Eコーポレーション

ラウル・グレーデン

フィオナ・グレーデン

ラージ・モントーヤ

ミズホ・サイキ

版権作品の関連人物

スミス博士

スーパーロボット大戦α(DC版)』では名前のみの登場だがテスラ研に在籍しており、訪米した弓教授とジェットスクランダーの最終作業を行なっていた。


早乙女博士

交流が深く、ゲッターロボGの修復作業をテスラ研に依頼していた。


ジャック・キング

αシリーズでは、父親のキング博士がここに所属している。


北小介

『第4次スーパーロボット大戦』では、エンディングでここに就職している。

余談

研究所名は発明家ニコラ・テスラと精神学者ウィルヘルム・ライヒの名前からと思われる。両名とも存命中に評価されたとは言い難い異端の科学者であり、彼等の独自の道を貫く精神を尊重して、命名に用いられたと思われる。

余談ながら、ウィルヘルムが生前研究していた生体エネルギーがオルゴンであり、『スーパーロボット大戦J』の設定に登場するオルゴン・クラウドの元ネタでもある(と思われる)。

この研究内容からも分かるように、ライヒは一般的にはトンデモ科学者的な評価をされる人物であるが、テスラは十分な業績を残した科学者である。最も有名なところでは交流電流の発見とその実用化などがあり、物理学の分野でも磁束密度の単位にその名を残している(磁束密度T[テスラ](=Wb/㎡))。


数々の機動兵器を作り出したテスラ研だが、中には本当にロクでもないトンデモ発明品もあった。その発明品の内、「ブースター付き三輪車」「三段変形自転車」で幼い頃のイルムが死にかけたことがある。ちなみに漫画「Record of ATX」では「ジェットエンジン付き三輪車」とのこと。


かつてバンプレストが、現在はナムコの子会社として運営されている遊園地「浅草花やしき」には同名の施設が存在している。そこではOGシリーズの立体物の造形などを制作している。


スーパーロボット大戦V』では上記の研究所名の元となった二人の名前の使われていない方を組み合わせたと思しき「ニコラ・ヴィルヘルム研究所」が登場し、グルンガスト並びにヒュッケバインが開発されている。

関連タグ

スーパーロボット大戦

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