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メジロドーベル(ウマ娘)

うまむすめのめじろどーべる

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘の一人。モチーフは1990年代中頃から後半にかけて活躍し、若手時代の吉田豊騎手とのコンビで秋華賞設立後初の牝馬クラシック二冠達成・GI5勝を記録し、4年連続で最優秀牝馬に選ばれたことから「五つ星の女王」の異名を誇った名牝として知られる競走馬『メジロドーベル』号。
目次 [非表示]

「別に気にかけてくれなくていい……。そういうの……慣れてないから」

プロフィール

キャッチコピー変わりたい!過去の傷を抱えて走るお嬢様
誕生日5月6日
身長157cm
体重増減なし
スリーサイズB83・W57・H81
靴のサイズ左右ともに22.0cm
学年高等部
所属寮美浦寮
得意なこと紅茶の銘柄に詳しい
苦手なこと男性、雷
耳のこと男性の声を聞くと固まってしまう
尻尾のことブランド物より毛質に合うアイテムを愛用中
家族のこと『ベルちゃん』呼び禁止令に、父は凹みがち
ヒミツ① 自作の少女漫画ノートが引き出しの奥深くに眠っている / ② ピアノとおゆうぎの腕前は幼稚園の先生並み
自己紹介どうも…えっと、メジロドーベルです。アタシもメジロ家のウマ娘だし、それに恥じない走り…をするつもり、です
CV久保田ひかり

卑屈なクールビューティー。人目が苦手で、とくに男性の前では極度に緊張してしまう。メジロ家という社交必須の環境に生まれながら、ずっと奥まったところで暮らしてきた、孤立の令嬢である。打ち解けた相手に対しては、そこまでドライではないという噂もあるが……。

公式ポータルサイトより)


(リニューアル前)

クールでドライな近寄りがたいウマ娘。

自身の名前にコンプレックスがあり、「自分はかわいくない」「女っぽくない」と思い込んでいる。

極度の恥ずかしがり屋で上がり症。特に男性を苦手としている。



ソロ曲

ちょっとずつ ちょっとずつ 前に進まなくちゃ

『 Just a little bit 』

作詞:松井洋平 作曲:由良崇将 編曲:EFFY(FirstCall)


概要

メジロ家の一員である、クールなウマ娘。

自分に関するあらゆることに自信が持てず、実力も容姿も性格も卑下しがち。同じメジロ家の期待を背負い堂々と走るメジロマックイーンメジロライアンにコンプレックスを抱いている。もっとも多くの人物からは一目置かれる存在ではあるのだが…


幼少期の出来事がトラウマで人前に出ることが極端に苦手になってしまったことで、学園入学までは屋敷の敷地内から殆ど出ることは無かった。特に男性との関わりが薄かったことから見知らぬ男性との接触は不得手なようで、ゲーム版においては、同じメジロ家で同期のメジロブライトと行動を共にしている。

ドーベル本人もこのままではいけないという危機感は漠然と抱いており、周囲の力を借りて少しずつ前に進もうともがいているのが現状。


そんな性格もあってか、絶対的な「女帝」たる者として堂々と振る舞い、自身にも人付き合いなどの面で気を遣ってくれるエアグルーヴには尊敬の念を抱いており、ゲーム版ではトレーニングを共にする場面も多く見られる。それを通してエアグルーヴの心優しさや寛大さについては十分理解しており、ストーリー『1st Anniversary』においてスズカフクキタルがエアグルーヴからの叱責を恐がる素振りを見せた際には、「先輩のこと悪く言いすぎ。そもそも、怒らせるようなことをしなければいいんだからね!」と二人を咎めている。

逆に、ダイワスカーレットからは「クールなところが素敵」と憧れを持たれている。


自信のない自分を落ち着かせるためにアロマを使っていたためか非常にアロマについての造詣が深く、様々なウマ娘たちの相談にも乗っている。紅茶にも人一倍詳しい。

ライアン同様少女漫画が趣味だが、自分には不釣り合いな可愛さと考えてか、周囲には(マックイーンにすら)それを隠している。イラストが得意なことから、自らこっそり少女漫画を描くなど創作活動にも励んでいるようだ。


彼女の父親やチーフトレーナーはドーベルのことを「ベルちゃん」と呼ぶことがあるようだが、父親に呼ばれた際は恥ずかしがり「やめて」と言っている(チーフトレーナーだけはそう呼ばれても平気らしい)。なお、ウマ娘のメジロライアンには「ドーベル」と呼ばれている。


同室はタイキシャトル。活発な彼女に振り回されつつもその明るい性格には救われている節もある様子。


容姿・デザイン

牝馬モチーフであるため、左耳に耳飾りをつけている。全体的な色合いは他のメジロ家同様緑と白を基調としており、その中でも白の割合が多い。


多伯no title

(左:原案 右:ゲーム版)

実装に際し原案から勝負服のスカートの形状が変更され、左太ももにベルトが追加された。このベルトは史実における父ライアンの勝負服のものと似た形状をしており、同じくライアン産駒であるブライトも勝負服で似た形状のベルトを右太ももに付けている。

その他にも細部にフリルが追加されているなど、細かい変更点が見られる。


  • 私服

私服メジロドーベル

白を基調としているのだが、まず目を引くのが肩にでかでかと空いた穴。肩出しという点だけに限って書くなら一応テイオーなどもいるのだが、ことドーベルは元々の服に自分で穴でも作ったのかと言わんばかりにスリットが大きいのと良くも悪くも人目が気になるという本人の性格とやたら悪目立ちしそうなファッションセンスのギャップが話題になった。

名家の家系ということで露出の少ない私服を着ている者も多いメジロの面々でも若干別方向に攻めたデザインになっている。


アニメ版

Season1

第10話で初登場。メジロマックイーンメジロライアンと食事のシーン。


第6話の宝塚記念には緑と白の勝負服の別のウマ娘が出走していた(史実では1998年のレースで6番人気5着)。


サイドストーリー第6R『これからも』では、「今のままではおばあさまのようになれない」と思い悩むマックイーンの前に現れ、「子供だね」と切り捨てた。

その後、有馬記念の雪辱に向けてトレーニングに行くと言い残してその場を去った。


この時点ではまだ設定が固まりきっていなかった為か冷めた性格のように描かれており、マックイーンからは「先にデビューしたからって偉そうに…」と言われていたが、現在は史実に準拠してマックイーンの方が先輩になっている。


Season2

天皇賞・春に出走したマックイーンを応援していた。


Season3

第10話のトレセン学園地域合同イベントにて、チームスピカの開催する執事喫茶にライアンやメジロ家のじいや、主治医と共に来店した。


Season1・2・3共に作中では親戚関係にあるメジロ家のウマ娘とのシーンのみのためか、男性への反応や、恥ずかしがったりするような反応は見られない。


ゲーム版

私が見つめる先へ行く

「自分が誇れる自分になって、堂々とレースを走りたい」

ゲーム本編では初期のSRサポートカード枠として登場し、その後ストーリーイベント『花咲く乙女のJunePride』においてSSRカードが実装。

2021年11月19日に育成ウマ娘として実装。育成及びウマ娘ストーリーにおいて、ブライトが初めて登場し、メジロラモーヌの存在も示唆された。


同じメジロ家のウマ娘たちには少し引け目を感じている所があり、ライアン以上に自分に自信を持てていない様子が描かれている。一方で、本人もこのコンプレックスを克服したいと常々思っているようで、『花咲く乙女のJunePride』でビューティードリームカップに参加した切っ掛けも、「自信を少しでもつける」ためであった。


メインストーリー第1章では、チーム<シリウス>の新エースとして奮闘するマックイーンを、ライアンと共に激励している。

第1部最終章前編でも再登場。ティアラ路線で輝かしい功績を残したことが語られるとともに、天皇賞春連覇に挑むブライトを応援する。


トレーナー

ウマ娘ストーリーではドーベルを「ベルちゃん」と呼ぶベテランの女性チーフトレーナーに師事していた新人トレーナー。しかしチーフトレーナーが老齢で現役続行が不可能になったために引退。サブトレーナーを務めていたプレイヤーが彼女の担当トレーナーになることとなった。


イベントやホーム画面では男性が苦手という設定を反映し、トレーナーの性別設定に応じて態度が大きく変化する会話もある。例えば

  • …アンタ、弟妹いる? 子どもの相手とかしたことは… べ、別に、ただ聞いただけ。(対男性トレーナー
  • ね、ねぇ、歳の離れた弟妹とかいる? その…なにしてあげたら喜ぶか、教えてほしいの。(対女性トレーナー

という会話のように、男性側だけだと真意が読めない発言も少なくない。この仕様はドーベル本人のストーリーやホーム会話だけでなくゲーム内全てに反映されており、製作側と担当声優の力の入れようが凄まじい。(後に実装されたメジロブライトのストーリーでも登場しており男女で反応が変わる。)

ただしドーベルは「人前に出るのが苦手、特に男性」と言うだけで男性のことが嫌いなわけではなく、育成ストーリー終盤、自信をつけてからは問題なく会話ができるようになった。(男トレーナーに対しては只のツンデレになっている)

興味がある男性トレーナー諸君は女性設定も一度試してみてほしい。


育成ウマ娘

2021年11月に実装された☆3育成ウマ娘。

詳細は該当項目にて。


固有スキル

  • 彼方、その先へ…

落ち着いたまま、中盤の仕掛けどころのまたは終盤の勝負どころのコーナーを中団で進むと奮い立ち加速力が上がる


  • 「落ち着いたまま」というのは所謂掛かりなしなので、賢さを上げて対策が必要。「中団」とは順位率50~70%であり、9人立てなら5~6位にあたる。発動位置条件は「中盤の最終コーナーor終盤の最終コーナーでないコーナー」でありレース条件によって有効に発動するかは異なるが、後者の条件に適合するほとんどの中距離コース(東京2000m除く)では終盤最速で発動できる。逆にマイルでは中盤で暴発して有効発動しない場合が多い。
  • モンクエル以来の純粋な加速スキル。条件としてはメジロライアンの固有とよく似ているが、有効発動するコースが少ない分順位条件の幅が比較的緩いため、それらのコースではこちらの方が強い。
  • スキル発動時のムービーの最後では光を背にドヤ顔で堂々と歩き出すという普段の性格とのギャップが話題となり、「フラダリ」「仮面ライダーBLACKのED」などと形容された。

マイル中距離の差しウマ娘。上記の通り強力な加速スキルを固有スキルとしていることから、主に対人戦で活躍している。継承スキルとしての需要も高い。

覚醒スキルは、Lv3でスタミナデバフ「八方にらみ」を覚える。実装直後の対人戦では同じく八方にらみを覚えるナイスネイチャと組み合わせたデバフ2人編成が流行し、十六方コンビなどと呼ばれた。Lv5で覚える新スキル「淀の申し子」は京都レース場◎の上位。京都のGIを3勝していることを意識か。


目標レースは基本的に王道のティアラ路線街道まっしぐらなのだが、クラシック級の年末に「有馬記念に出走」の目標が含まれている(史実では2回出走し、それぞれ8着・9着)。長距離適性Fなので意識して育成しないと勝利は難しいが、決して不可能ではない。

さらに、史実ではブライトが勝利した天皇賞(春)に殴り込むことで、特別な隠しイベントを見ることができる。長距離適性だけでなく潤沢なスタミナも求められるので、挑戦する場合は万全の準備をして臨もう。


それとは別に、ドーベルのシナリオでは「最優秀ティアラウマ娘」を授与される隠しイベントが各年の年明けに用意されている。ジュニア級は阪神JF勝利、クラシック級はトリプルティアラ達成、シニア級は目標の大阪杯宝塚記念エリザベス女王杯を含むGI計5勝でそれぞれ達成できる。全て適性内のレースで完結できるので貰えるステータスはあまり多くないが、余裕があればチャレンジしてみよう。


ストーリーイベント「シーク・ソルヴ・サマーウォーク!」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。

詳しくは該当記事を参照。


固有二つ名

クールビューティー

作戦「差し」かつ1番人気で阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞を勝利、エリザベス女王杯を二連覇し、ファン数が240,000人以上になる

  • ティアラ路線の総なめが条件で、固有二つ名の中では簡単な部類。クラシック級のエリ女のみ目標外なので注意だ。差し指定なので、ブロック事故が起こらないようお祈りしよう。
  • それにしても、史実で2着の桜花賞以外は全て勝ち鞍なのだからとんでもない名馬である。

サポートカード

  • SR[目線は気にせず]メジロドーベル

リリース初期からサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプは賢さ。

得意率が無いため賢さを伸ばすのには不向きだが、SRとしては破格のトレーニング効果15%を誇るため、ステータスの底上げに期待できる。他にも中距離差し向けのヒント性能が高かったり、連続イベントで体力を回復してくれるのも嬉しいポイント。


  • SSR[おもい、ねがう]メジロドーベル

優勝

ストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」にて報酬での配布として登場したSSRサポート。タイプは賢さ。

SR版と比較して得意率が追加された代わりにヒント関係は無くなっており、運も絡むがSPを最大110pt貰えるイベントも発生するので、取得ポイントが少ないレアスキル「大局観」や賢さ強化、SPを目当てに編成するといった使い分けをしたい。このことから、SRの上位互換というよりは相互互換の位置づけにある。

どちらかと言えばスキル数が重要なチーム競技場向けで、実際に賢さカードが重要だったアオハル杯環境下での競技場採用率はかなりの割合を誇っていた。


競走馬『メジロドーベル

いつまでも熱く


ほんの一瞬だけ

煌々と輝いたり

のびのび悠揚と

波間を漂ったり。


それぞれがそれぞれの

生き方を目指すなかで

わたしも志す。


熾(おこ)し火のように

いつまでも熱く

燃え続けることを。


≪「名馬の肖像」2018年阪神ジュベナイルフィリーズより≫


  • 現役時

1994年、北海道のオーナーブリーダー(馬主兼生産者)・メジロ牧場に生まれた鹿毛牝馬97世代)。

メジロライアン、母メジロビューティー。この年のメジロ牧場の馬名は戌年にちなんで犬シリーズで、彼女の名前もドーベルマンから取られたものである。

同期にはメジロ牧場にとって最後の天皇賞(春)勝利をもたらしたメジロブライトがいる。

デビューから引退まで一貫して、当時3年目だった吉田豊騎手が騎乗。後にパンサラッサで世界にその名を轟かせる事になる彼の代表的騎乗馬となる。


1996年に阪神3歳牝馬ステークスを優勝し、JRA賞最優秀3歳牝馬を受賞。

1997年、優駿牝馬秋華賞を制し、父メジロライアンが叶わなかったクラシックのタイトルを手中に収めた。なお桜花賞はキョウエイマーチの2着に敗れたため、メジロラモーヌ以来の牝馬三冠達成はならなかった。JRA賞最優秀4歳牝馬、最優秀父内国産馬受賞。


1998・99年とエリザベス女王杯を連覇、JRA賞最優秀5歳以上牝馬連続受賞。


  • 厩務員とのエピソード

メジロドーベル号の担当厩務員は当初、ドーベルを「ベルちゃん」と呼ぶ堀口良吉氏だったが、阪神3歳牝馬ステークス勝利後の翌年2月に病に倒れ急死。担当は安瀬良一氏に引き継がれたが、気性の荒いドーベルにかなり手こずっていた。そこで安瀬氏は夜な夜なドーベルとのスキンシップを図るように。そうしてようやく心を開いてくれたという。

ウマ娘ストーリーにおける「トレーナー交代」はこのエピソードが元ネタになっていると思われる。


  • 戦績

本項目ではウマ娘として登場済の競走馬を太字で表す。


JRAGⅠ5勝は当時史上3頭目であると同時に、牝馬の日本最多記録(従来記録はメジロラモーヌニシノフラワーの3勝)であった。2023年9月現在の芝平地のJRAGⅠ(国際GⅠ認定を受けていないGⅠ・JpnⅠおよびグレード制導入前の八大競走・宝塚記念含む)・海外GⅠでは

に次ぎ、ナリタブライアンタイキシャトルらと並ぶ。


以下、4勝にミスターシービー(※4)・オグリキャップメジロマックイーントウカイテイオー顕彰馬の名が並ぶ(マヤノトップガンスペシャルウィークらを含め、近年はGⅠ4勝では殿堂入りは難しいと思われる)。


しかし、メジロドーベルのGⅠ5勝は全て牝馬限定戦で、同時期のエアグルーヴ(GI2勝)が並み居る牡馬を蹴散らして天皇賞(秋)を制していることもあってか、顕彰馬の投票では若干の投票にとどまり、選定されずに候補から除外された。


  • ※1:海外GⅠ(ドバイターフ)1勝含む。
  • ※2:グレード制導入前の八大競走のうち、牡馬が出走可能な6つ(桜花賞・オークスを除外)のうち5つ(当時の天皇賞は1回勝利すると再度出走できない(=春秋制覇が不可能)ため、完全制覇となる)と宝塚記念(八大競走には含まれない)を制している。
  • ※3:三冠を達成した1983年はグレード制が導入されていない。

なおダートではコパノリッキーがGⅠ・JpnⅠを11勝、スマートファルコンが6勝、芝ダート混合ではアグネスデジタルが6勝(芝4勝・ダート2勝)しているが、いずれも地方競馬のGⅠ・JpnⅠを含んでいる。またオジュウチョウサンがJ・GⅠ(障害競走)を9勝している。


  • 繁殖入りしてから

2000年から2016年まで繁殖牝馬として繋養。本項でもウマ娘として登場済の競走馬を太字で表す。

生年月日名前性別毛色
2001年2月25日メジロヒラリー鹿毛エルコンドルパサー
2002年3月11日メジロルルド栃栗毛サンデーサイレンス
2003年3月22日メジロアレグレット鹿毛アグネスタキオン
2006年1月11日メジロシャレード鹿毛マンハッタンカフェ
2007年4月14日メジロオードリー鹿毛スペシャルウィーク
2008年4月14日メジロダイボサツ鹿毛ディープインパクト
2012年3月25日レーヌドブリエ栗毛ゼンノロブロイ
2013年ダイワメジャー
2014年1月31日ホウオウドリーム鹿毛ルーラーシップ
2015年2月18日鹿毛キングカメハメハ
2016年2月29日ピンシェル鹿毛ルーラーシップ

種付けしてるのはサンデーサイレンスとその直仔が多い。

ダイワメジャーはダイワスカーレットの半兄にあたる(2012年に種付けはしたが出産には至らず)。

ルーラーシップは父:キングカメハメハ、母:エアグルーヴ


最後の産駒であるピンシェルも2018年にデビューするが、苦戦している(4戦目からの主戦騎手は母と同じく吉田豊)。


  • 繁殖引退後

2023年9月現在も存命で、北海道洞爺湖町のかつてのメジロ牧場の位置にあるレイクヴィラファームにてリードホースとして余生を過ごしている。


リードホースとは離乳後の仔馬たちの面倒を見る、人間で言うならば保育士の役回りをする馬のこと。繁殖成績は優れなかったドーベルだったが、ここから巣立つ未来の優駿、新たな時代のメジロの子供たちをリードホースとして今日も優しく見守っている。

ただ最近は高齢ということもあり、冬期はリードホースとしての役割を若い馬に引き継いでいる。2021年からは、産駒の一頭で騙馬となったホウオウドリームがその役割を受け持つことになった。

ちなみにすっかり老成したドーベルのことを、レイクヴィラファームのスタッフや彼女のファンは「姐さん」と呼んで敬っている。


2018年7月23日には函館競馬場にて記念撮影会が開催され、2017年12月の落馬事故で休養中(2019年3月2日に復帰)だった吉田豊騎手も参加している。

同じ牧場にはメジロオードリー産駒のホウオウイクセル(父ルーラーシップ)がいる。


近年はイクノディクタスヒシアマゾンニシノフラワーといった長寿牝馬が続けて大往生したこともあり、2023年9月現在、ウマ娘のモデルになった牝馬の中では存命最高齢の馬となった他、27日に牡馬かつ全モデル馬中最高齢であったシンコウウインディ96世代)が亡くなったことで牝牡問わずウマ娘の全モデル馬の中で最高齢となった。(ちなみにウマ娘化されている牡馬の最高齢はグラスワンダー、牝馬最高齢の次点は2歳歳下のハルウララ)。


ウマ娘のモデルとなった同い年の競走馬


サイレンススズカは現役時代の故障で若くしてこの世を去り、シーキングザパールとメジロブライトは繁殖入り後のアクシデントで早逝。マチカネフクキタルとタイキシャトルは種牡馬引退後に功労馬として天寿を全うした。よって、メジロドーベルはこの世代でウマ娘化した競走馬で2023年9月現在唯一存命である。彼らの分まで、どうか長生きしてもらいたいところだ。


余談

男性苦手の元ネタ

“男性が苦手”という性格は、牝馬限定のGⅠレースで軒並み勝ち鞍を上げ、エアグルーヴも下すほどの走りを見せたメジロドーベル号が、牡馬の混じったレースではガタガタになってしまい、GⅠでも全く勝てなかった事に由来している。

 


数少ない二冠牝馬モデル

リリース当初、牡馬三冠を成し遂げた優駿をモデルに持つキャラクターは3名いる(シンボリルドルフミスターシービーナリタブライアン)一方で、牝馬三冠を成し遂げた優駿をモデルにしたキャラクターは1人もいない状態であった。

そんな中、牝馬二冠であれば達成している優駿をモデルとしている娘であれば、ドーベル含めて3人おり(メジロドーベル、カワカミプリンセスダイワスカーレット)、尚且つドーベルのみが「残り一冠は出走したものの惜しくも敗れてしまった」状態であった(あとの2人もとい2頭は残り一冠は未出走であった)。


なお、後に史上初の三冠牝馬・メジロラモーヌを皮切りに、史上初の無敗三冠牝馬・デアリングタクトスティルインラブジェンティルドンナの順に三冠牝馬が登場している。


関連イラスト

メジロドーベルはちみーをくれるドーベルメジロドーベルメジロドーベル

笑顔が一番似合うメジロドーベルメジロドーベルメジロドーベルメジロドーベル

メジロドーベル素直になれないメジロドーベル原案も大好きメジロドーベル

ドーベルさん描いた渡せない憂鬱お、お邪魔します……no title


関連動画

CM「Queens」 メジロドーベル 前篇


CM「Queens」 メジロドーベル 後篇


関連項目

(※)のついているエリザベス女王杯は1995年以前の牝馬三冠の最終戦。

エアグルーヴ(ウマ娘):史実で対決(1歳上)。戦績面でも共にオークスを制覇している。

ファインモーション(ウマ娘):史実において共に秋華賞・エリザベス女王杯を制覇している。

カワカミプリンセス(ウマ娘):史実において共にオークスと秋華賞の二冠を達成。

デアリングタクト(ウマ娘)スティルインラブ(ウマ娘)ジェンティルドンナ(ウマ娘):史実において牝馬三冠を達成。ドーベルとはオークス・秋華賞制覇繋がり。


メジロ家

メジロブライト(ウマ娘):史実で同い年かつ父が同じ。

メジロライアン(ウマ娘):史実で父。ウマ娘世界では年齢の近い親戚。

メジロマックイーン(ウマ娘)

メジロパーマー(ウマ娘)

メジロアルダン(ウマ娘)

メジロラモーヌ(ウマ娘):ビジュアル発表前にストーリーで名前のみ登場。史実において牝馬三冠を達成。オークス・エリザベス女王杯(※)制覇繋がり。


その他血統繋がり

※上記のライアン、ブライトを除く。

シリウスシンボリ(ウマ娘):ドーベルと同じくパーソロンを母父に持つ。


史実で同い年

タイキシャトル(ウマ娘):同室。

サイレンススズカ(ウマ娘)

シーキングザパール(ウマ娘)

マチカネフクキタル(ウマ娘)


史実の勝ち鞍繋がり

※既述のウマ娘を除く。

  • GI繋がり

スイープトウショウ(ウマ娘)ダイワスカーレット(ウマ娘):秋華賞・エリザベス女王杯両方制覇(オークス未勝利)

ヒシアマゾン(ウマ娘):阪神3歳牝馬ステークス・エリザベス女王杯(※)・オールカマー(当時の規定により桜花賞・オークスには未出走)

ゴールドシチー(ウマ娘)ニシノフラワー(ウマ娘)ウオッカ(ウマ娘):阪神3歳(牝馬)ステークス→阪神ジュベナイルフィリーズ

ヴィブロス(ウマ娘)エアメサイア(ウマ娘):秋華賞

シーザリオ(ウマ娘):オークス


  • その他制覇した重賞レース繋がり

<オールカマー>

オグリキャップ(ウマ娘)イクノディクタス(ウマ娘)ツインターボ(ウマ娘)サクラローレル(ウマ娘)ビワハヤヒデ(ウマ娘)


<府中牝馬ステークス>

ノースフライト(ウマ娘)

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