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西鉄バス

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西日本鉄道及び同社の子会社が運行する乗合バス。
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西日本鉄道及び同社の子会社が運行する乗合バス事業の総称。
車両保有台数は本社、グループ会社(社名に「西鉄」が含まれない日田バス亀の井バスも含めて)2,836台に昇る。かつては全路線が西鉄の直営だったが、経営健全化のために他の鉄道・バス兼業各社に倣って分社化を進めた一方、福岡都市圏の路線は西鉄本体の直営で残っている。これは大手私鉄の中で唯一の例である。(鉄道会社直営のバスで中小私鉄まで範囲を広げれば関東鉄道遠州鉄道北陸鉄道などがある)

主な路線

都市高速バス

福岡地区、北九州地区には都市高速である福岡高速道路、北九州高速道路を経由する一般路線が運行されている。車両はETCを搭載していること以外通常の路線車と変わりがなく、シートベルトは無いし立ち席での乗車も出来る。最高速度は例え法定最高速度が80km/hの区間でも60km/hに制限される。
なお2012年以降はABS未搭載車が都市高速を経由する路線へ入らなくなった。
ちなみに片江自動車営業所は福岡地区の営業所では唯一都市高速経由の定期路線が無いため、都市高速対応車両の配置両数が少ない。

この都市高速を経由するバスには「都市高」という種別が割り当てられ、行先番号の上・横に表示される。また、行先番号も無番や一般道経由とは異なる番台を使用している。

車両

西鉄傘下にコーチビルダーの西日本車体工業を保有していたことから、ほぼすべての車体が同社で製造されていた。但し西工が製造できない車体の場合は、西工以外の車体の車両も導入されることがあったが、その数はごく少数である。

シャーシはふそう、日野、いすゞ、日デの4社が万遍なく導入されていたが、2003年4月に日デが指定車体メーカーを西工に統一した後は日デの比率が高まった。その結果、現在では分離子会社を含む保有車両のおよそ半数以上が日デ車となる。

日デがバス製造事業から撤退した後はふそう、日野、いすゞの3メーカー純正車体で導入されている。

海外車はヒュンダイユニバースが2011年に高速路線車として導入されたが、1983年にはバンホール・アストロメガ、ネオプラン・スカイライナーを1台ずつ、、1991年と1993年にメルセデス・ベンツO303(スーパーハイデッカー車)を導入しているが、いずれも老朽化などにより現存しない。

2000年に起きたネオむぎ茶事件とも呼ばれる西鉄バスジャック事件の一件から、車両屋根上に車両番号がペイントされている。

仕様

大型車

福岡・北九州エリアでは最も一般的な車両。久留米エリアでは中距離都市間路線に使われることが多い。
ホイールベース5.2m前後のいわゆる「中間尺」の車両が選択されている。

2000年まではリーフサスの2ステ車が導入されていたが、2001年からはエアサスの車椅子用スロープ付きワンステップバスが導入されている。ノンステップバスは1998年より行政からの補助がある場合のみに導入がされていたが、2013年から福岡市がノンステップバス導入の補助制度を拡大したため、北九州地区も含め一般路線車の新車はすべてノンステップバスとなっている。

福岡都心部循環BRT計画に伴い、2016年から連節バスを愛宕浜自動車営業所に2台導入した。この車両はシャーシはスカニア社(スウェーデン)、車体はボルグレン社(オーストラリア)製である。

中型車・中型ロング車

比較的乗客数の少ない路線や狭隘路線、総運行距離の短い路線などで使用される。特に、筑豊・大牟田エリアや、久留米エリアの市街地路線で多く見られる型。
1989年に日産ディーゼル・スペースランナーを導入して以来、大型車よりも早期にワンステップ化が進行。また大型同様、2013年半ば以降はノンステップバスのみ導入している。

中型ロング車は路面電車である北九州線廃止時にメーカーと共同でJM210GTN改を開発して大量導入。以後2008年まで断続的に導入されていたが、現在は導入していない。

小型車・マイクロバス

西鉄グループが地方自治体などから委託されて運行するコミュニティバスや、住宅地や山間部の狭隘路線などで使用される。
日産ディーゼルRN系や純正車体の三菱ふそうローザ日野リエッセポンチョ、トヨタハイエースなどが導入されている。

車両番号

各車両には陸運局登録番号に加えて西鉄独自の番号が振られている。これは西鉄の営業区域が複数の運輸支局管轄区域に跨っており、ナンバープレートで管理した場合転属時の車両管理に不都合をきたすためである。
番号は1000・2000番代がいすゞ製、3000・4000番代が三菱ふそう製、5000・6000・9000番代が日産ディーゼル・UDトラックス製、7000・8000番代は日野自動車製に割り当てられている。
ナンバープレート同様、末尾42と49は「死に」・「轢く(もしくは『死苦』)」に通じ、縁起が悪いという理由で省略されている。


営業所・車庫一覧

西日本鉄道自動車事業本部直営

※【】内は所属営業所(分離子会社は本社支社)略号。実際は〇の中に記入される。
東営業課(博多自動車営業所内に所在)
・博多自動車営業所【博】
・吉塚自動車営業所【吉塚】
・土井自動車営業所【土】
・新宮自動車営業所【新】
・香椎浜自動車営業所【香】
・宇美自動車営業所【宇】
・宇美自動車営業所桜ヶ丘車庫【宇】

西営業課(壱岐自動車営業所内に所在)
・壱岐自動車営業所【壱】
・早良自動車営業所【早】
・金武自動車営業所【武】
・愛宕浜自動車営業所【愛】(九州で唯一営業用の連節バスを配備
・百道浜自動車営業所【も】

南営業課(桧原自動車営業所内に所在)
・桧原自動車営業所【桧】
・柏原自動車営業所【柏】
・片江自動車営業所【片】
・那珂川自動車営業所【那】(西鉄バス最大級の営業所
・雑餉隈自動車営業所【雑】
・福岡空港営業所【空】(福岡空港内ランプバス担当。所属車両は白ナンバーである

子会社

※西鉄本体から管理委託されている路線と車両を有している車庫には()で西鉄本体での営業所名を併記。
西鉄高速バス
・本社、福岡支社(福岡高速営業所)【高】
・北九州支社(北九州高速営業所)【北高】

西鉄観光バス
・福岡支社
・北九州支社

西鉄バス北九州
・小倉自動車営業所【小】
・弥生が丘自動車営業所【弥】
・弥生が丘自動車営業所行橋車庫【行】
・戸畑自動車営業所【戸】
・八幡自動車営業所【幡】
・門司自動車営業所【門】
・恒見自動車営業所【恒】
・青葉自動車営業所【青】
・中谷自動車営業所【谷】
・香月自動車営業所【香月】
※西鉄バス北九州の各車庫は西鉄本体同様「自動車営業所」を名乗る。これは西鉄バス北九州が西鉄本体の北九州営業局(西鉄の発祥路線である北九州線と北九州地区の路線バスを管轄)が母体だからである。また、車体に表示されるロゴも分離子会社各社が「Nishitetsu Group」表示に対し西鉄バス北九州の車両は本体同様「Nishitetsu」表示である。この辺の違いが西鉄バス北九州とほかの分離子会社各社との格の違いが伺える。

西鉄バス宗像
・本社(赤間自動車営業所)【宗または赤】
・新宮支社【宗】(西鉄新宮自動車営業所内に所在)

西鉄バス筑豊
・本社(飯塚自動車営業所)【飯】
・直方支社(直方自動車営業所)【直】
・田川支社(後藤寺自動車営業所)【田】
・大隈車庫【隈】
・篠栗車庫(篠栗自動車営業所)【篠】(西鉄バス筑豊の車庫で唯一筑豊地方以外に所在。よって所属車両は福岡ナンバーである)

西鉄バス久留米
・本社(久留米自動車営業所)【久】
・京町支社【京】(担当路線は一路線【福岡空港~久留米線】だけである)
・吉井支社(吉井自動車営業所)【吉】
・大川支社(大川自動車営業所)【川】
・八女車庫(八女自動車営業所)【八】
・筑後車庫(筑後第二自動車営業所)【筑後または筑】

西鉄バス二日市
・本社(月の浦自動車営業所)【月】
・原(はる)支社(原自動車営業所)【原または二】
・宇美支社(早見自動車営業所)【宇※青文字で表記】(西鉄本体の宇美自動車営業所とは別の存在である)
・甘木支社(甘木自動車営業所)【甘】(西鉄バス二日市では唯一久留米ナンバーの車両を有する)

西鉄バス佐賀
・本社(佐賀自動車営業所)【佐】
・鳥栖支社(鳥栖自動車営業所)【鳥】

西鉄バス大牟田
・本社【牟】

西鉄本体から分社化された会社以外で、西鉄本体から管理委託されている西鉄系バス会社

・日田バス(日田第二自動車営業所)【日】(高速バスひた号担当車両のみ)
・亀の井バス(別府第二自動車営業所)【亀】(高速バスとよのくに号担当車両のみ)

余談

現在の西鉄バスは福岡地区各ナンバー(福岡・北九州・筑豊・久留米)と佐賀ナンバー(西鉄バス佐賀所属車両と本体所属車両で西鉄バス佐賀に管理委託されている車両)だが、かつては熊本ナンバーや大分ナンバーの西鉄バスが存在していた
(熊本ナンバー:荒尾自動車営業所【→西鉄バス大牟田荒尾支社。のちに廃止】、八女自動車営業所山鹿車庫所属。大分ナンバー:中津自動車営業所、日田自動車営業所所属)
なお、大分ナンバーについては管理委託車両(日田バスと亀の井バスに管理委託)として復活している。

佐賀県内の西鉄バス路線・区間に限り佐賀市営バス、祐徳バス、昭和バス、JR九州バスの紙式回数券での乗車が可能である(高速バスを除く)

福岡市内および久留米市内では中心部(福岡市内の場合は天神周辺または博多駅周辺、久留米市内の場合は西鉄久留米駅が境界になる)に入ると行先番号(系統番号)が変更してしまうという初見殺しな事態が発生するので注意。なお、行先番号が変わるのは中心部に向かう場合だけで、中心部から各方面に向かう場合は元からの行先番号で運行する。
(例・福岡市内の行先番号61番那珂川営業所始発九大前行きの場合、天神バスセンター前バス停から行先番号1番に変更するが、九大前始発那珂川営業所行きの場合は61番で運行。久留米市内の行先番号40番佐賀合同第二庁舎始発信愛女学院行きの場合、西鉄久留米駅バス停から行先番号1番に変更するが、信愛女学院始発佐賀合同第二庁舎行きの場合は40番で運行。)

関連タグ

西鉄 西工西日本車体工業nimoca

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