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「その短絡的な思考には……同意しかねるな」


演:橋本じゅん


概要

仮面ライダーリバイス』の登場人物。政府直属特務機関フェニックスの長官であり、フェニックス・スカイベースの指揮を執る。

政府直属特務機関フェニックス 赤石英雄 長官

常に白いスーツを着用し、手には黒い手袋を身につけている。

「人間万事塞翁が馬」や「一路順風」等、何かと故事成語や四字熟語等の「格言」を交えて喋る。


「人間から悪魔を除去し、人類を正しい進化へと導く」という極端な目的を語る一方で、悪魔崇拝組織デッドマンズから奪取した危険極まりないギフを封じた棺を、破棄もせずに大事にする等の不可解な動きもしている。

実際、裏ではデッドマンズと繋がっており、オルテカの脱走を手助けしている。

誕生日は1964年8月26日(※第30話より。ただし後述の経歴から詐称である)。


正体及び本当の目的


〜第30話以降のネタバレ注意〜


物語開始以前には科学研究組織ノアの管理部門担当で、狩崎真澄の元上司であり、さらにはその時代から変わらない姿のままであり、普通の人間でない可能性が浮上する(狩崎真澄曰くギフの末裔かもしれないとのこと)。


その予測通り、彼はやはり普通の人間ではなかった。

その正体は数千年前の太古の時代から生きている人間であり、その頃にギフと契約を結んでその力の一端を手に入れ、代償として不老不死の存在となることで人類の進化を監視していた(後に、彼と同じような存在がいることも明らかとなった)。元はとある文明の王(夏映画の描写から推測するとおそらくこれらの文明の王かと思われる。)であったがその頃にギフと接触。その力に絶望するも同時に強大な力に心酔し、『人類はギフに隷属すべき』という一方的な人類存続計画を推し進めていく。

その一方で、敵対者である五十嵐三兄妹は同じくギフの遺伝子を継いだ者同士なのか、彼らに対して家族意識を抱いており、あえて命を奪えるチャンスを捨てるような素振りも見せている。それゆえか、彼とは逆に五十嵐家の面々を抹殺を企むベイルとは意見の対立も頻繁に起こっているものの、赤石のサポート無しでは活動に制限があるため渋々ベイルが折れている。


この一方的な感情の裏には、かつてギフに対し悪魔の烙印を押し付け科学を進歩させた人類そのものを疎ましく思っている彼の心情から来ている。それゆえに心折れてギフに従うのが人類の為だと考えるようになり兄妹と対立した大二の理解者となり、五十嵐三兄弟の和解が遠のいてしまう。


さらに言えば、フェニックスそのものも彼が目的を果たすために立ち上げた組織であり、第29話 ではデモンズドライバーのような危険極まりない装備が配備されたのも彼の差し金、第35話ではギフに襲撃されたように装いながらフェニックス・スカイベースを墜落に追い込んでいる。

また、オルテカに協力していたが、それはデッドマンズ自体も彼が創設した組織だったからだった。


能力も人間とは比較にならない超常の力を有し、掌にはギフの棺のような不気味な目玉が埋め込まれている。これを使いギフの潜む異空間へ続く空間の穴を作り出すのみならず、(変身していなかったとはいえ)武器を有する大二を手玉に取るほどの戦闘能力をも持ち合わせている。

また、大衆の動かし方や世論の流れというのも熟知しており、マッチポンプを利用した不安や恐怖の感情を煽ることで野望成就の足掛かりにしたり、五十嵐家の長男と次男の絆を崩壊させるなど一筋縄では行かない強かさも併せ持っている。


この余裕はギフの遺伝子を受け入れたことで得た不老不死にも似た再生能力と、彼のメッセンジャーであるというアドバンテージによるもの。

しかし、リバイスが手に入れた新たな力を目の当たりにしたことで、その余裕に揺らぎが生じてしまう。


怪人態(ギフデモス形態)

赤石悪魔フォーム

ギフの力を授かり変身した怪人態

分類上は朱美と同じくギフデモスだが、あちらと違い完全に自身の自我で行動している。

その戦闘能力は凄まじく、

  • 「疾きこと風の如く」で凄まじい高速戦闘
  • 「侵略すること火の如く」で高熱の発火能力
  • 「知り難きこと陰の如く」で幻影のような捉え難い瞬間移動
  • 「動くこと雷霆の如く」で雷撃と共に現れた自身の分身で相手を蹂躙

と、風林火陰山雷のコンビネーションでウィークエンドの仮面ライダー3人(ジャンヌアギレラオーバーデモンズ)を圧倒するほど。


詳しくはこちらの記事を参照。


劇中の主な動向

第17話

初登場の第17話では、上記のセリフを用いて新司令官のヒロミジョージに牽制し、「政府はデッドマンズの一刻も早い殲滅を望んでいる」と指示を出していた。


第18話

終盤にて登場、ウルフ・デッドマン/フリオが倒された際に放出された、ギフテクスのエネルギー(?)がギフに吸収される様子を見て、

「人間万事塞翁が馬……」と漏らしつつ、不敵に笑っていたが……。


第19話

ジョージにデモンズドライバーの調子はどうだ?」と聞いていた様子から、まるでその危険性や秘密について知っているかのような描写がなされているが……。


第21話

なんとオルテカとの共謀が発覚。(アギレラがオルテカから奪った偽物ではなく本物の)ギフスタンプを受け取り、デモンズドライバー奪取の手助けを行った。

その際、フェニックスが行っている悪魔の研究に関しては「人間から悪魔を除去し、人類を正しい進化へと導く」のが目的であると、およそ正気の沙汰と思えない理念を口にしている。

更にはギフの覚醒が促されている事態に「一路順風とはこの通り……!」と狂気混じりの笑みさえ浮かべていた。


第29話

ギフと何かしらの手段で交信しているらしく、目論見通りギフテリアン(TRUE)の顕現に成功を確認した後、人類を新たな段階へと進化……否、退化させる為に本格的に動き出そうとしていた。

また同話にて、ジョージに命を食らう悪魔封じられたベルトの使用者を、ヒロミに認定したのも彼だと判明した


第30話

ウィークエンドに加入したさくら狩崎真澄は語る。

赤石が科学研究組織ノアの管理部門担当で、狩崎真澄のかつての上司だった過去が判明。また、その頃から歳を取っていない事実も判明しており、真澄は「彼もまた五十嵐三兄妹のようにギフの末裔なのかも知れない」と推測しており、それを示すかのように英雄の周りに赤い粒子が舞い、白波純平の両親を殺した赤い悪魔やバイスによく似たシルエットの悪魔が出現していた…。


第31話

続く第31話にて、前話で登場した悪魔がベイルであると判明。「なぜ回りくどいことをする?」と疑問に思うベイルに対して、赤石は「人間には物事の順序というものがある。」と教えていた。だが、その場面を御子柴朱美に見られてしまっており……。


第32話

実は右手掌にギフの棺に酷似した物が存在する事が判明し、その力でギフが居座っている異空間への道を開く姿が目撃される。回収したバイスタンプを廃棄せず自室に隠す等、次第に赤石の不穏な行動が明らかになり、秘密を知った御子柴朱美にギフテリアンをけしかけ……。


第33話

行方不明となった朱美を探して長官の部屋に乗り込んだ大二に対して、もうギフとの繋がりを隠す気など無いと言わんばかりに自身の正体を語る。


実は、太古の時代から生きている人間であり、その頃にギフと契約を結んでその力の一端を手にしていたが、その代償として不老不死の存在となり、人類の進化を監視していた。その為、弾丸の無効化や瞬間移動も可能であり、朱美が発砲した銃の弾丸を手で受け止めて無効化し、朱美の監禁に怒る大二に対しては風林火山の一説を交えながら瞬間移動や衝撃波等の人智を超えたギフの力の一端を発揮大二を軽くあしらった。


第34話

同話のOPの登場シーンにて、ギフの力を暗示させる怪しげなエフェクトが加わる


緊急放送にて赤石は「私はあなた方に苦渋の決断を迫らなくてはなりません」と国民に警告、翌日の正午に発表する旨を宣言した。その後、大二達の突入作戦を察知して事前に罠を張り、彼等にギフの姿を見せた。その際に赤石は


「私は数千年前に生まれたとある文明の王だった」

「その頃にギフ様と契約を結び、ギフ様に従うかギフ様に抗うかという人類の未来の選択を託された」


とする自身の過去を明かしつつ、


「人類はどう足掻いてもギフ様に勝てない、だから私は戦略的退化を選択した」

「人類が種として生き残るにはギフ様の下僕になるしか方法がない」


等とあまりにも自己中心的な断言に終始

一輝から「お前に選ぶ資格はない!」と指摘されるが、「逆だ。私にしかその資格はない!」と反論、ギフの力で五十嵐兄弟を吹っ飛ばした。

特に至近距離で受けた狩崎は左腕を骨折し失神、大二に至ってはこの一撃のみでホーリーライブの変身が解除されただけでなく、首筋に(ニチアサとは思えない出血量の)傷を負わせた。

それでもなお一輝とさくらは変身し立ち向かうが、リバイスジャンヌに大量のギフテリアン(TRUE)を差し向けた。その後、もがき苦しむ大二を嘲笑しつつ「君は絶望の意味を知る必要がある」と言い放った赤石は、御子柴朱美の選択とギフデモスへの変貌を目撃させ、大二を絶望の淵へ突き落とそうとする。


第35話

前話から続いた戦いだったが、ベイルがエネルギー切れに陥り、さらに五十嵐兄妹は殺してはならないという取り決めにより撤退したことで自身もその場を退却。


翌日、フェニックス長官として全国の市民へ演説を行い、「人類はギフという地球外生命体により絶滅の危機に瀕しており、服従し進化を止めるしか生きる道はない」と宣言。

その最中、大二が演説を止めるために乱入、彼の危険性を世間に明るみにさせようとする。しかし赤石もその行動を予測しており、タイミングを見計らってギフデモスを使って襲撃された風を装い、やむなく応戦するホーリーライブが苦戦する様子を利用してギフの強大さをアピールしつつ、演壇に隠れてギフの空間を開き、「仮面ライダーであっても対抗はできない」と叫ぶなど、わざとらしいほどの自作自演でプロパガンダを行った


バカげた強さを持つベイルとギフデモスにリバイスとホーリーライブ、ジャンヌが苦戦する中、ギフデモスの攻撃を受けて殺された(?)ように見せかけ、人々にギフへの恐怖を植え付けようとした。

リバイスが攻撃に出るも、これに反応したギフは三人の変身を一撃で解除、さらにスカイベースを念動力攻撃で爆破、海上へと墜落させ、赤石はその様子を映して「人類には最早服従しか道がない」と宣言し、完全に思惑通りに事を運んで見せた。


だが、そこに仮面ライダーオーバーデモンズに変身したが現れ、五十嵐三兄妹とバイスを連れて撤退。彼らを取り逃してしまう。

しかし、「追わなくていい。これで目的は達成された」と余裕のある様子で呟き、目を紫色に発光させた。

さらに、フェニックスを失い失意に沈む大二の元に現れ、『一将功成りて万骨枯る』の言葉と共に「私は人類を導く功績を独り占めするつもりはない」と自分の行動には功名心がない事を表明。その結果、フェニックスに世間の注目が集まる日にフェニックスが壊滅状態となり、絶望的な状況となる…。


第36話

前話と比べて出番は少ないものの、一般市民に押印したバイスタンプからギフジュニアを大量に召喚し暗躍。

更に、大二/ホーリーライブがヘルギフテリアンになす術もなく敗北する様子を眺めて「これで国民の危機感が煽られる…大二くん、ご苦労様。」とほくそ笑んでいた。


第37話

第35話で死亡したかの様に装っていたが、「ギフの力で蘇生させられた」という体で再び会見を行う。改めてギフへの服従を呼びかけると同時に、市民への警告としてギフジュニアを街に放っていた。

その後、現れた一輝とさくらに対してギフデモスとヘルギフテリアンを差し向け2人を圧倒。さらにリバイスがギフデモスから目を離したのを見計らってギフの力で彼女を消去してしまった。

事情を知らない大二は一輝たちが朱美を手に掛けたと誤解し、兄妹の溝が深まっていく…。


第38話

地上基地の長官室にて、ヘルギフテリアンに向かってかつてのギフとの邂逅や自身の持論・目的を話していた。その中で、「人間は進化しすぎて、もはや宇宙の害悪と化した」「人間こそ悪魔だ」と発言した。そして、ウィークエンド陣営に向けて無数のギフテリアン(TURE)とギフジュニアを送りつけ、市街地で暴れさせた。

その後、悪魔軍団とヘルギフテリアンがアルティメットリバイアルティメットバイスに撃破される様子をドローンカメラを通して大二とともに目撃。ギフに対抗し得る力を目の当たりにした赤石は、それまでの余裕に満ちた態度から一転してそんなに絶滅したいのか…人類は!と憤慨していた。


第40話

第39話で兄弟間のすれ違いが決定打となり、完全に孤立した大二に過去の自分を重ね始める。

かつては人間らしさがあり、悠久の時を生き続け、誰からも理解されなくなった孤独で擦り切れていた事を窺わせる発言を大二にしている(概要にもある通り、彼なりに人類の事を考えてギフへの隷属を推し進めており、牛島太助との掛け合いから他者へ共感しようとするだけの情はあるようである)。


その後、大量のギフジュニアやギフテリアンから街を守るウィークエンドの面々の元に直接現れ、ギフデモスへと変貌して彼らを一蹴する

そして光を庇った牛島太助を手にかけた際、彼がデッドマンズによって家族を失っている事、そして偽装家族でしかなかった息子への愛情が本物であった事を知り、それが最終的に大二を『私の家族』(※)と呼ぶ程心境に変化が現れる。ウィークエンドを叩く絶好の機会であったにもかかわらず、太助と語らって何かを感じたのかその場にしばらく座り込んだ。


そして大二の元に駆けつけ、大二を連れ戻そうとした一輝に対して「触るな!私の大事な家族に、手を出すな…!」と一喝し、彼は大二を連れ去ってしまう……。


(※)いわゆる疑似家族という事になるのだが、ギフの遺伝子を持っているので、ギフの系譜という観点から言えば、親戚関係が成立する事になる。


第41話

未だに続く争いに辟易したギフの怒りを目の当たりにしたことで、ベイルと共に再び前線へ。

アルティメットリバイ&アルティメットバイスと激突し、ギフが抱いた人類への怒りと失望を代弁しながら追い詰めるも、覚悟を決めた二人の心を揺るがすには至らず、必殺技を叩き込まれて敗北。ギフデモスへの変身は解除されなかったが、不老不死に近い再生能力をもものともせずに追い詰めてくる存在……即ち自分にとっての天敵であることを本能的に理解してしまった彼は戦意を喪失。戦闘を続けるベイルを無視して自分だけ逃走した。


第42話

長官室にて、「人類の行く末を憂い、救済を願うこの私が、何故死ななくてはいけないっ!」と自身の天敵である一輝・バイスへの苛立ちと恐怖に苦しみながら置物を倒していき、自身の石化した手を見て改めてその「不死であるはずの自分が死ぬ」という恐怖がすぐそこまで迫っていることに「あり得ぬ……あり得ぬ事だ……」と驚愕していた。

その後、孤独な心の穴を埋めようと大二に声をかけ息子のように接しようとしたが拒否され、またしても苛立っていた。その後、ベイルと元太の決着の場で2人を見守っていた一輝たちを襲撃、ギフデモスへと変身してアルティメットリバイスと交戦したが前回同様防戦一方の状態で終始ボコボコにされ、悪あがきとばかりに自身よりも大きい光弾を放ったが、それすらも貫通され「リバイ・バイスギファードフィニッシュ」をモロに喰らい、撃破された上にさらに石化が進む事態となった。


人類の行く末を見定める者、ついに散る

第43話

度重なる失敗により、ついにギフに見限られてしまう。

それでもこれまでの忠誠により石化状態から復活させてもらったが、ギフという最後のよりどころを失うことを恐れた赤石は不老不死を捨ててでもギフに認められることを選択。

曰く「人類への期待をやめた」ギフに応えるため、不老不死の体を捨てる代わりにギフの力を受け取りギガデモスへと変貌、アララトへ現れると「この平穏を自ら破壊することになるとは」「まさに断腸の想い」と呟きながら破壊行動を開始した。

そこに駆け付けた仮面ライダー達と相対し、ジャンヌ、アギレラ、オーバーデモンズとの戦闘になるが、それまでと異なる圧倒的な力で三人を蹴散らし、オーバーデモンズが最大出力のゲノミクスチェンジを発動させるまでの時間稼ぎとして交戦していたジャンヌ、アギレラを圧倒、変身解除まで追い込んだ。

だがトドメを刺そうとしたところにアルティメットリバイが乱入。時間を稼がれている間にオーバーデモンズがフルゲノミクスを発動、その猛攻に一転して圧倒され、最後はバッタゲノムの力によるライダーキックが直撃し吹き飛ばされる。

さらに、覚悟を決めた大二によって「ホーリージャスティスフィニッシュ」を受けたことで変身解除。


大二「あんたじゃ、人類を救えない……」

赤石「そうだ……悪くないぞ、聖なる男よ。また会おう……」


その意味深なやり取りを最後に赤石は消滅したが……。


ついでに公式からもう蘇るなと言われた。


各話の格言一覧


随時追記してください。



(※)第41話でも使用

(※※)第40話ではその原典となった「風林火山陰雷」を引用している。


余談


  • 演者である橋本じゅんは、狩崎役の濱尾ノリタカ同様に根っからの仮面ライダーヲタクであり、撮影時は終始ノリノリだった模様。尚、当初赤石には格言を多用する設定はなかったが、第18話ラスト「人間万事、塞翁が馬」のセリフから、橋本がプロデューサーの望月卓へ要望して設定が決まった。その為、木下半太をはじめとする脚本家陣は「辞書を手放せなくなった」と答えている。
    • 橋本は、2016年公開の映画『シン・ゴジラ』に出演した経験はあるものの、それ以前・以降の特撮作品への出演は本作まで未経験であった為、これが初の特撮テレビドラマ出演となる。


  • 第21話の言動から、第20話にて存在が明らかとなった「『デッドマンズの創始者』が赤石ではないか?」と考察するファンも存在している。なお確証はないが、オルテカをスカウトした人物と手の仕草がそっくりであった事から彼をデッドマンズに引き込んだのも赤石である可能性もある。公式な明言こそ未だにないが、オルテカとの深い繋がりや、上記のギフに対する狂気の孕んだ言動、そして彼の正体からその可能性は充分にあると思われる。

  • 下記の第33話では、一節に乗せてやけにリズムよく大二の猛攻をかわしてカウンターを食らわしながら甲斐国の戦国武将・武田信玄の軍旗「風林火山」で有名な孫子の『軍法』の「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵し掠めること火の如く(劇中ではわかりやすくするためか「侵略すること火の如く」だった)、動かざること山の如し」という一節を発言しながら大二を吹き飛ばしたところがシリアスなはずがじわじわ笑えると笑いを誘い、ネット上では風林火山おじさんなるあだ名を貰う事態となった。
    • さらに第35話では会見の最中、ギフにやられるように見せかけその強大さを見せつけるため自作自演をしかけたことから一部で自作自演おじさんなるあだ名までついた。

  • 第35話の演説では市民が全く映らず街の風景(とウィークエンドの面々)のみが映っているが、これに関しては公式で「視聴者を赤石の演説中継を視聴する一般市民として見立て、主観的に赤石の中継を見てもらうための意図があったと思います。」公式のあとがきで語られている


  • 第40話から他者への「愛」を思い出したことで大二に対して自分の息子のように接し父親になろうと頑張っている姿をファンからはパパ活と呼ばれてしまっている。(言っておくが、この「パパ活」はおそらく「赤石が大二のパパになろうとする活動」という意味であり、これではないと思われる。)そのため、Twitterの検索で赤石と打つと、サジェストに必ずと言っていいほど「パパ活」が出てくるという風評被害を被ることになった。

  • 裏モチーフは、織田信長武田信玄といった「完全無欠」と謳われた戦国武将たちであると推測される。実際、公式サイトには「本能寺の変や信玄の病死などのように『完全無欠』と思われた中であっけなくその野望が頓挫する。それこそがカウンター的に彼らを伝説にしてくれているんでしょうね。」という橋本氏のコメントがあり、制作側もその見解に共感していたという。

関連タグ

仮面ライダーリバイス ノア(仮面ライダーリバイス) 風林火山おじさん 自作自演おじさん

若さや勢いだけではどうにもならないこともあるんだよ:名言ならぬ迷言


???:もう一人のギフの継承者


天王路博史が属する組織のトップ、「全ての元凶」「髪型が似ている」「世界平和ではなく、己の危険で狂った思想・目的の為に組織を立ち上げた」「裏で敵怪人を操っていた」「怪人に関する危険な物を保管していた」「強力な怪人の姿に変貌する」「最終的には主役ライダーの猛攻を受けて弱った所を利用しようとしていた相手にとどめを刺されて死亡する」「ラスボスだと思われていたが、実際は中ボスだった」等の点が共通。


イザク:こちらは2代目だが、前作主人公が属する組織トップ。危険で狂った思想を持つ、敵側と繋がっていた、最終的には主役ライダーの猛攻を受けて弱った所を手を組んでいた存在に止めを刺されて死亡・消滅する、実際は中ボスだった点が類似。これにより、2年連続で令和ライダー味方サイドの組織のトップが、敵側と繋がっていた事になる(端的には、前々作似たようなポジの人物もある意味元凶であり、そこもカウントすると令和ライダーになってから3年連続である)。


外部リンク

赤石英雄 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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