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SSP(ウルトラマンオーブ)

さむしんぐさーちぴーぷる

SSPとは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンオーブ』に登場する私設の怪奇現象調査チームで、本作における特捜チームである。
目次 [非表示]

概要

本作のメインヒロインである夢野ナオミを中心に設立された怪奇現象追跡サイト(私設の調査チーム)。名称のSSPとはSomething Search Peopleの略である。

世界ミステリーや怪奇現象を解明する事」をモットーに情報発信を行っている。


ただしその経営状態は甚だ芳しくなく、オフィスの家賃をはじめとする各種支払いすらも滞納している状態である。そのため、発起人であるナオミが様々なアルバイトを掛け持ちすることで何とか維持できている(8月時点でのバイト収入は11480円。おまけに宇宙堂書店の後払い請求まで来ている始末)。

記事や動画を投稿する度にサイトが炎上してしまったり、スクープを大手ニュースサイトに無断転載されたり、子供達からも「ほとんどガセばっかり」と小馬鹿にされるなど、世間一般からの評価も高いとは言えなかった。しかし、中盤以降はオーブが自分たちを怪獣の攻撃から庇った様子を撮影した動画により、オーブを敵視していた世論やビートル隊の方針を撤回させたり、『日本太平風土記』の原本を所有していた岸根教授夫妻のように彼らの行動を高く評価し、信頼の念を置いていた人物もいたことが明らかとなるなど、徐々にではあるが世間からの評価も変わりつつあるような描写もあった。そして、最終話では『太平風土記』に記された記録からマガタノオロチ攻略のヒントを見つけ出してこれを自身のサイトに掲載、最終的に世界中から2億4000万を超えるアクセスを叩き出すまでに至った。


オフィスは北川町近辺にあり、サイト運営用の機材のほか非常食が備蓄された地下室などを備えている。移動手段としてSSP-7という名の専用車を所有しているが、特殊な機能などは特には搭載していない一般の自動車と思われる(ただし横転しても故障しないなど異常に頑丈ではある)。

近所には鶴の湯というSSPやガイの行きつけの銭湯がある。


なお、放送終了後に番組製作スタッフにより実際に公式HPが開設されておりYouTubeの円谷プロ公式チャンネルでも「SSPが撮影した動画」という名目で、各話の戦闘シーンの一部が公開されるという連動した形での発信が行われている。


メンバー

夢野ナオミ

Jump!

演 - 松浦雅

本作のメインヒロインで、チームのキャップ。

詳細はリンク先を参照。


早見ジェッタ

演 - 高橋直人

ナオミの大学時代の友人で、共にSSPを立ち上げた設立者の1人。

ジェッタというのは渾名で、本名は善太(ぜんた)

情報通の冒険青年』を自称している面白いことが大好きなお調子者で、チーム内のムードメーカー的存在。そのためUFOやUMAに対しても造詣が深い。

妹がいるらしく、その妹が大事にしている人形を直すため裁縫を習っている。

グループ内では、WEBサイトの更新とカメラによる撮影を担当している。第2話ではマガグランドキングの戦闘の際にその様子を映しながら自ら実況するという試みを行ったが、続く第3話で閲覧者から「実況がウザい」と散々な書かれ様(余談だが、youtubeに投稿された第2話の動画のコメント枠や感想掲示板などでは、実際にジェッタの実況に対し酷評する声が多数上がっており、上記の演出はそれを見込んでいたものと思われる)であり、すっかりへこんでしまっていた。

夢は「世界が驚嘆するスクープを撮り、リッチな有名人になること」。しかし、同時に自分たちで情報を発信することで怪獣による被害を少しでも減らしたいという熱い思いも秘めている。

幼いころからヒーローに憧れており、オーブの正体を突き止めようとしたものの渋川やババリュー等疑った対象全てを外してしまっている。第15話でサンダーブレスターの凶行でナオミが重傷を負った際はオーブに失望感を抱いたが、17話で「正義にも光と闇がある」事に気が付き、サンダーブレスターが自分たちを庇った様子を中継した事からオーブの信頼回復に成功した。

最終章ではオーブや魔王獣の事が書かれている「太平風土記」の原本を岸根秋恵夫人に託され、マガタノオロチ撃破のヒントを掴もうとしたがシンと共に瓦礫の下敷きになってしまう。

自分の死を覚悟してカメラで未来への記録を残そうとしたが、その行いが太平風土記が預言書であるという秘密を解き明かし、マガタノオロチ打倒のヒントとなった。


松戸シン

演 - ねりお弘晃

SSPで調査分析を担当しているチームの頭脳的な存在で、漢字表記は『松戸森』。

大学を飛び級で卒業し、23歳で博士号を取得した天才。最先端の物理学から古代文明伝説まで豊富な知識を持つが、一般常識には疎い面もある。車の運転も苦手(本人曰く「車の運転をするには進化しすぎた人間だから」とのこと)。

手先も器用で、いつも様々な発明や研究を行っているが、あまりに独創的過ぎることや、研究開発に際してお世辞にも余裕があるとは言えない台所事情の中でかなりの電気代を食ってしまうことなどから、ナオミからの評価はイマイチ。

ビートル隊のことは「機密機密で隠し事ばかり」と述べるなどやや不信感を抱いている様子だが、3話ではマガジャッパの攻撃に巻き込まれた一徹の身を案じる描写もあり、第7話以降は完全に打ち解けた雰囲気になっている。

将来は巨大ロボットを作ることが夢であり、小学生の頃からロボットコンテストに参加している。

現在でもデスクにロボットの玩具を置いたり、ロボット作りの師匠の小舟惣一の工場を手伝ったりするなど、夢を忘れられない模様。毎週月曜日には出勤という設定がある為、恐らくはコフネ製作所の社員ではないかと思われる。また、東多摩大学では光エネルギーと色の研究をはじめとする研究を行っているあたり、実は多忙な身である事が窺える。

夢の第2位はタイムマシン開発、3位は獣医であり、そのためか医療の心得もある。

また、過去にホーキング教授にファンレターを送り、返信をもらったことがあったらしい。


クレナイ・ガイ

光と書いて、ガイと読む。

演 - 石黒英雄

SSPの新メンバーとなった風来坊

詳細はリンク先を参照。


保有戦力

  • SSP-7

SSP-7発進!

SSPの専用車。メインカラーは黄色。ベース車はトヨタbBオープンデッキ。

ごく普通の自動車だが、横転して叩きつけられても傷一つ付かないなどかなり頑丈。

第14話でナオミごとギャラクトロンに取り込まれてしまい、続く第15話でギャラクトロンとまとめて攻撃され大破してしまった…のだが、その後、第21話で何事もなかったかのように復活している。しかし、第24話でマガタノオロチの攻撃に巻き込まれて瓦礫に埋もれてしまい、(直接的な描写はないが)再度大破してしまうものの、劇場版でやはり復活している。

(ちなみに中野氏のツイートによると、対獣保険(怪獣災害保険)に入っているので、すぐに直るということ)


  • ストームチェイサー

第1話にて登場した、竜巻を追跡するためにシンが開発した小型気象観測装置。


  • ダウンジングラジオ

第2話に登場。地底の振動調査の為、ジェッタが借りて来た父のラジオを勝手に改造して制作した。


  • SAP(スーパーアブソーベントポリマー)ガン

第3話に登場した、吸水性ポリマーを発射し水を固める銃。

劇場版ではより改良を加えられて登場した。


  • 防水スーツ

第4話に登場。マガパンドンの高熱に対抗するために製作した。


  • 未来予測システム

第5話から制作している謎の装置。


  • UMA探知機

第8話に登場。シンの小学生の夏休みの自由研究として制作したもので、ラゴンを発見した。


  • ナオミAI

第9話にて登場した、ナオミをベースにした人工知能。

業務効率アップを目指して開発されたが、実際はナオミを茶化すことが目的な模様。

喋れる言葉は「赤字よ!」「何これ!」「どういうこと!」「※顔でも洗って反省しなさい!」くらいで、開発者のシン曰く「造るのが楽」とのこと。

※…ナオミ役の松浦がオーブ出演前にミュージカル版セーラームーンマーキュリー演じていた事に因む


  • 生体反応分析器

第12話に登場。生物脳波やバイタルを計測できる。


  • スペクトルバイザー

第22話にて登場したヘッドギア。

人間の目に見えない光を感知できるもので、「カフェ★ブラックスター」の発見に成功した。


余談

ウルトラマンニュージェネレーションスターズでは、ガイが自分のルーツを振り返る際にSSPの面々と会ったマガバッサーとの戦いを振り返っており今も尚ふらりと旅を続けてるガイにとって心の拠り所であることが明らかになっている。

関連イラスト

センシティブな作品オーブとなんか

SSP出動!オーブ


関連タグ

円谷プロダクション ウルトラマンオーブ

特捜チーム 防衛チーム


  • KCB…SSP同様にウルトラマンや怪獣を追跡取材するウルトラシリーズにおける代表的な報道機関。特に『ガイア』に登場した田端班の面々(リポーター:吉井玲子、ディレクター:田端健二、カメラマン:井上倫文)らはその報道理念や目的に関してSSPに共通した心情(真実を正しく報道する事、自分達の報道で人々の助けになりたい、等)を抱いているマスコミの鑑の様な存在である。

  • 蛭川光彦…ナオミ達のようにウルトラマンを取材対象として追い回すマスコミ業界の人間。だが彼の報道は、真実を報道することではなくウルトラマン防衛チームに対するネガティブキャンペーンが目的である上、そのためならば捏造偏向報道すらも厭わず、物語の最終盤には自ら扱うコンテンツを武器にしてウルトラマン、防衛チームを窮地に追いやる等、全てにおいてSSPや前述の田端班とは正反対な人物である。


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