概要
世代 | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 魔人型 |
属性 | データ |
必殺技 | サンダークラウド(通常種)/ボルトブレイク(X抗体版) |
得意技 | マジックゲーム、テラーイリュージョン |
勢力 | ナイトメアソルジャーズ、ネイチャースピリッツ |
初登場 | 『デジモンペンデュラム3』(通常種)/『デジタルモンスターX Ver.3』(X抗体版) |
名前の由来 | 魔法使いを意味する英単語「wizard」 |
異世界「ウィッチェルニー」からやってきた炎と大地の魔法を納めたデジモン(ただし、必殺技は雷系の魔法である)。しかしながら、非常に寂しがり屋な一面を持っていて、相手に素顔を見せる事はない(素顔はぬいぐるみの縫い目のような黒い歯が確認できる)。
必殺技は雷雲を呼び出し、敵に雷を落とす「サンダークラウド」(杖から電撃を放つタイプもある)。杖の形状はどう見てもアレである。
X抗体版は目が赤くなり、眼帯を装着した事でよりダークさが増したデザインに変化している(ウィザーモンの進化前に充てがわれる事の多いインプモンのX抗体版も眼帯を装着している)。
ウィッチェルニーに住むエネルージュ族の影響で魔力量が増強し、量子分解を起こせるほどの電撃『ボルトブレイク』が使えるようになった。
『アドベンチャー』での活躍と演ずる石田彰氏の人気から非常にファンが多く、のちに魔法使い系デジモンが複数体登場している他、テイルモンとの組み合わせを描いたメディアミックスやファンアートも多数散見される。育成ギア『バイタルブレス』対応のdimカード『ダイナスティ オブ ザ エビル』では看板デジモンに採用された。
ちなみに、ウィザーモンの存在は『アドベンチャー』の世界観を広げる上で大きく関わっており、ダゴモンの海が登場するきっかけこそ、ウィザーモンがウィッチェルニーからやって来たという設定である(詳しくは該当項目を見て欲しい)。
その他の得意技
- マジックゲーム
『アドベンチャー』では対象の記憶を消す球を放つ技、『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』ではカードを敵に飛ばす技、『フロンティア』では透明化する技、海外限定のゲーム『Digimon Masters』では分身技として表現されている。
- テラーイリュージョン
『デジモンワールド デジタルカードアリーナ』では相手に幻影を見せる技となっている。
- マジックヒール
PSP版『アドベンチャー』で使用した回復技。
- ブリンク・ブリーズ
漫画版『クロスウォーズ』で使用。
杖から突風を放つ。
作品での活躍
デジモンアドベンチャー
CV:石田彰
ヴァンデモン軍団の一員。かつて孤独に旅を続けて行き倒れていた自分を救ってくれたテイルモンに恩義を感じている。テイルモンと過ごすうちに本当の意思を見失っているのに気づき、その記憶を取り戻せるように動くようになった。一方でヴァンデモンへの忠誠心は薄く、テイルモンのためなら主君を敵に回す事も厭わない。
選ばれし子供たちとも心を通わせるが、ヴァンデモンの攻撃にあい落水。その後丈に救出され、テイルモンの危機を知ってお台場へ向かう。そしてヴァンデモンに処刑されようとしていた八神ヒカリとテイルモンを身を挺して庇い死亡する。
小説版では、ウィッチェルニーらしき世界を追放されてからテイルモンに出会うまでの過程が描かれている。また、元居た世界と現在では姿が異なっていることが判明した。
デジモンアドベンチャー02
上記のウイザーモンの魂が第17話「お台場メモリアル」にて登場。現実世界で倒されたためなのか、デジタルワールドに魂が帰れず、転生できずにいたようである。よって自身の命日に至るまでお台場のスタジオで影だけが写り込んだり、妙な声が聞こえるなどの怪事件を引き起こした。
テイルモンにデジタルワールドに迫る闇や本当の危機について知らせ、打開するための断片的なヒントを託す(「優しさが黄金の輝きを放つ」というもの)。役目を終えると再び現実世界を彷徨うかのように、テイルモン達の前から去っていった。
このエピソードはマグナモン登場の伏線回であるのだが、ウィザーモンの魂が現実世界に残存していたように宿敵の魂もまた、生きていた事を示唆する回とも解釈できる。
デジモンアドベンチャーVテイマー01
ヴァンデモンに操られたデジモンの中にいた。
デジモンフロンティア
CV:宇垣秀成
キャンドモンが進化した。
魔法でアグニモンたちを攻撃したが、新たに目覚めたチャックモンの機転によって倒される。
第17話で別個体が登場している。
DIGITAL_MONSTER_X-evolution
CV:石田彰
レジスタンス組織の一人。データを抜き取られ廃棄場に捨てられていたドルガモンを助け看病する。また他のデジモンと共にデクスドルグレモンの大群と戦う。完全体の群れを相手に互角以上に戦えているあたり、なかなかの手練れのようだ。
デジモンネクスト
NEOとの最終決戦でツルギ達の応援に無数のデジモン達と共に集結した。
彼の掌にはテイルモンが乗っており、アドベンチャーでの設定を意識したのだと思われる。
デジモンストーリー超クロスウォーズ
ミノタルモン配下のROGの構成員。
エルエストウゾーンに来たクロスハートと初めて交戦した敵である。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
テイルモンと共に世界中を旅する学者。
デジタルワールドの成り立ちについて研究しており人間界やクロスローダーを調べるため、クロスハートに加入する。
最終戦争でズィードミレニアモンの攻撃から仲間たちを身を挺して守り異次元に飛ばされてしまった。
web漫画ではその後の彼の行動が描かれており、実はタイキたちをデジタルワールドに送った張本人であることが明かされた。
上記のアドベンチャーの個体を思わせる設定が多い。
デジモンクロニクルX
暗黒系デジモンが避難民を襲撃し、ヴァンデモンXの攻撃に怯えるテイルモンXを助けるべく、ウィッチェルニーからX抗体版が参上。
奮起してエンジェウーモンXに進化したテイルモンXと共にヴァンデモンXと戦った。
進化ルートの一例
その他の進化元
- バクモン/ピコデビモン(デジモンペンデュラム3)
- アグモン/ベアモン(バトルスピリッツ)
- アグモン博士(デジモンツイン)
- アルラウモン(デジモンチャンピオンシップ)
- ガブモン/ボコモン(St-876)
- ケラモン(Bo-616)
- ゴツモン/コテモン(Bo-1185)
- ゴブリモン/シャコモン/トイアグモン(デジモンアドベンチャー02タッグテイマーズ)
- テリアモン/テントモン/ルーチェモン(デジモンワールド-next0rder-)
- パタモン(デジモンワールド2)
- パルモン(St-70)
- ファスコモン/レオルモン(Bo-1156)
- ポーンチェスモン(黒)(Dα-297)
- レナモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- ロップモン(デジモンストーリー)
進化
- デスメラモン(デジモンペンデュラム3)
- アシュラモン/ギロモン/ビッグマメモン/ピッコロモン(デジモンアドベンチャー02タッグテイマーズ)
- アンティラモン(デジモンストーリー)
- エンシェントイリスモン/エンシェントスフィンクモン(デジモンカードゲーム)※BT7-110を使用
- ヴァンデモン/ワイズモン(デジモンストーリーサイバースルゥース)
- サイバードラモン(クロスウォーズ)/ジョーカーモン/パンプモン(バイタルブレス)
- デジタマモン(デジモンワールド2)
- ファントモン/ベーダモン/レディーデビモン(デジモンチャンピオンシップ)
- ホーリーエンジェモン/ルーチェモンFM(デジモンワールド-next0rder-)
- マミーモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)
- 紫属性/黄属性の完全体デジモン(バトルスピリッツ)
ジョグレス進化
- アンティラモン(デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト)※ソーサリモンとジョグレス
- アンドロモン(Bo-1152)※シールズドラモンとジョグレス
- シルフィーモン(Bo-1155/Bo-282)※前者はブイモンと、後者はネフェルティモンとジョグレス
- ドルグレモン(Bx-156)※ドルガモンとジョグレス
- ファントモン(Bo-39)※バケモンとジョグレス
- マミーモン(Bo-1157)※ブレイドクワガーモンとジョグレス
- ワーガルルモン(St-47)※ガルルモンとジョグレス
アーマー進化
デジフュージョン(デジモンストーリー超クロスウォーズ)
- アルゴモン※ウェンディモン+パルモンとの組み合わせ
- エンジェウーモン※テイルモン+スターモンとの組み合わせ
- ベルゼブモン(クロスウォーズ)※ベルゼブモン+ワイズモンとの組み合わせ
- ワイズモン※クロックモンとの組み合わせ
関連イラスト
関連タグ
デジモンアドベンチャー デジモンフロンティア DIGITAL_MONSTER_X-evolution